「接近する台風に気もそぞろの福岡旅行記(その2)」のつづきです。
「その2」で書いたように、
福岡城の特徴として、47ともいわれる多数の櫓があったことが挙げられますが、現存しているのは本櫓(祈念櫓)のほか、国指定の多聞櫓や解体保存中の潮見櫓など数えるほどとなっています。
というわけで、福岡城趾には、石垣を除けば現存する建物はホントに少ない…
「解体保存中」だという潮見櫓を別にすると、実際に見物できるのは、「祈念櫓」と、
こちらの多聞櫓しかないのですから。
しかもこの多聞櫓、「国指定重要文化財」でありながら、かなり痛んでいる様子でした。
おいおい、ちゃんと管理しているのか ってな感じ
内側から見るとこんな具合ですが、外から見ると結構カッコイイ
電柱が邪魔なので、もう1枚、別アングルから。
やはりお城ってイイですなぁ
ここで福岡城に別れを告げて、地下鉄・大濠公園駅を目指して歩き始めました。
このマンホールの蓋、何の図柄なのでしょうか?
かなりPOPなデザインで、ギターのようなものとか、耳のようなものが見えますが、いったい何なんでしょ
「福岡市」「マンホール」でググると、福岡市のサイトに答がありました。
曰く、
福岡市は、平成2年3月末に下水道普及人口100万人を突破したことを記念して、デザインを公募しました。「下水道施設のイメージアップと市にふさわしい個性的なデザイン」というテーマで、全国から735点の応募があった中から、鳥、ヨット、街並みなどの抽象的なデザインの組み合わせが「人の都・福岡市のアクティブなイメージ」を連想させるという評価を受けた現在のデザインが選ばれ、平成3年4月から新しい蓋への切り替えが始まりました。
だそうで、私が撮った写真は上下逆さま
でした
それはともかく、このマンホールの蓋を観た私が連想したのは、大好きなロイ・リキテンスタインの作品でして、例えばこちらの作品(化学による平和Ⅰ)と雰囲気が似ていませんか?
マンホールの蓋の作者が意図したのかどうかは知るよしもありませんが、リキテンスタインの影響を受けたことは間違いない だろうと思います
例によって遅遅として旅行記がはかどりませんが
、きょうはここまで
つづき:2014/11/23 「接近する台風に気もそぞろの福岡旅行記(その4)」
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