例によって自動車保険の更新時期を迎えまして、代理店から資料が送られてきました。
ここ4年、ほぼ同条件にもかかわらず、連続して保険料が上がってきていましたので、まずは「前年と同条件」で保険料を比べますと、、、
うぎゃぁ
去年の「41,410円」から「44,100円」へと、10%近くも高くなる
車両保険の保険金は180万円⇒145万円と安くなっているのに、なぜ?
ここで過去の保険料の変遷をふり返ってみましょう。
2008年:33,650円⇒2009年:36.310円は「新車割引」の適用が外れたことが主因(記事はこちら)、2009年:36,310円⇒2010年:37,210円は料率改訂=値上げ(記事はこちら)、2010年:37,210円⇒2011年:39,050円は「使用目的」の変更(日常・レジャー使用⇒通勤・通学使用)と団体扱割引率の引き下げ(記事はこちら)、そして2011年:39,050円⇒2012年:41,410円は団体扱割引率の引き下げ(記事はこちら)
という経緯で、途中、使用目的の変更があった程度の違いで、2008年からの5年間で30%以上も保険料が高くなっていますもちろん、自分の保険を使ったことは一度もないのに
無事故割引は、上限(▲63%)に張り付いていますから、保険料が下がる余地はなかなかなさそうですけれど…。
さて、今回の「値上げ」の理由は何でしょうか?
「自動車保険改定のご案内」を見ると、私に関係していそうなのは、「全体的な保険料水準の見直し」くらいのもののようです。
- 自動車保険においては、保険事故の増加や自然災害の影響などにより、お支払いする保険金が多くなっています。昨今の保険金のお支払い状況を踏まえ、全体的な保険料水準の見直しが必要となりました。
- このたびの保険料水準の見直しにより、ご契約条件によっては保険料が上がる可能性がありますので、ご契約いただく際には申込書等に記載されたご契約条件ならびに保険料をご確認いただきますようお願いいたします。
とな。
「ご契約条件によっては保険料が上がる可能性があります」という書き方だと、なんとなく「ほとんどの人は保険料は下がるけれど、たまに上がる人もいる」っぽい…
でも、実際は、保険金額を下げた人や年齢条件を引き上げたりや家族限定にしたりとか条件を厳しめに見直した人を除いて、ほとんどの人の保険料が上がっているんじゃないのかなぁ…
結局、言われるがままに、5年連続で保険料が上がるのは面白くありませんので、車両保険の免責条件を「0」から「5-10万円」(自己負担額が一度目は5万円、二度目以降は10万円)に変えて、保険料を38,970円に抑えることにしました。
もともと車両保険は、自爆や当て逃げは補償外の「車対車+A」というタイプですから、さほど大きな影響はなかろうかと思った次第です。
2010年(▲30%)⇒2011年(▲27.5%)⇒2012年(▲25%)と、2年連続して下がった団体扱割引率、今年は据え置きでした
この割引率は、団体(企業グループなど)の保険金支払い実績などに応じて様々なようで、ちょっとググってみると、
JR東日本:▲35%
ホンダ:▲32.5%
東電, NEXCO, コマツ:▲30%
日本郵政:▲27.5%
日立 , 新日鐵住金, NTT, NEC, 横浜市, 三菱電機, ヤマト:▲25%
三菱商事, 神奈川県, 東京都:▲20%
文科省, 厚労省, 日本赤十字社, 東亜建設工業:▲17.5%
東京メトロ:▲15%
双日:▲13%
王子製紙:▲10%
農水省:▲7.5%
といった具合で、私が属する「団体」はそこそこのレベルといった感じですな。
以前から私が興味津々だったのは、警察の団体扱割引率です。
この際ですので調べると、、、、なかなか見つかりません
ようやく見つかったのは、福岡県警友会(福岡の警察官OB会っぽい)宗像支部の機関誌に載っていたこちら。
この割引率が全国共通なのかどうか判りませんが、▲41.1%とは、さすがは警察ですなぁ。
一方で、こちらのやりとりを拝見すると、
会社(警察)で加入すると、事故の内容がばれると警察官としてやばいから加入しない人もいます。
なんて話があったりして(真偽は不明)、そんなものかなぁ~と思ったりして…
まぁ、これほどの高い割引率は無理としても、私の職場の割引率、元に戻らないものかなぁ…
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます