新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

きょうは川越で大きな収穫がありました

2013-04-30 20:23:04 | 美術館・博物館・アート

きょうは久しぶりに川越に行ってきました。一昨日、埼玉県立近代美術館に行ったとき、こちらのフライヤーgetしたもので…。

130430_2_01 「ポップアート 1960'→20007s」展@川越市立美術館です
こりゃ、ポップアート好きの私としては行かずにはいられません

ということで、久しぶりに川越に出かけた次第です。

そして、大好きなリキテンスタインの作品を観ることができただけでなく、ヴィック・ムニーズというアーティストを知ることができたという超特大の収穫がありました

しばらく今日のことを書き続けたい ところですが、明日は朝から関西旅行にでかけるもので、ブログよりも旅行の準備をせねばならないわけで…

いつになるか判りませんが、絶対に「ポップアート 1960'→20007s」展のこと、ヴィック・ムニーズのこと、そして久しぶりの川越のことを書きますから、今晩のところはご容赦を

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かなり見落としがあったようで…

2013-04-30 09:50:26 | 美術館・博物館・アート

きのう、4月2日の記事「おわぁ、Misiaさん?!」で書いた埼玉県立近代美術館(MOMAS)の企画展「たまもの 埼玉県立近代美術館大コレクション展」を観てきました。

130430_1_01 「おわぁ、Misiaさん?!」で、

今年度後半(2013/9/2~2014/3/31)工事休館を前に「総棚ざらえ」といったところでしょうか?

と書きましたが、そんな次元のものではなく、凄まじいボリュームと気合いの入り方でした

出品リストだって、企画展の一部になっている常設展「MOMASコレクション」のものを含めて、A4両面で8枚もあります

130430_1_02 近代・現代、日本・西洋、抽象・具象、絵画・写真(フォトグラムを含む)・彫刻・インスタレーションと多岐にわたるMOMASのコレクションがドサッと展示されるわけですから、音楽に例えれば、下手をすれば、できの悪いベストアルバムコンピレーションアルバム歌番組みたいに統一感のないごった煮になってしまうのですが(自治体運営の美術館の常設展にありがち)、「たまもの 埼玉県立近代美術館大コレクション展」は、テーマごとに様々なジャンルの作品が共存して、ピシリと見事なまとまりを見せていました

きっと、学芸員さんたちが、時間をかけて議論を重ねて、この企画展を作り上げたのだろうなと思います。

   

ここで、いつもならば「お持ち帰りしたい作品」を選び出すところですが、私にとってMOMASは20年近く通い続けている美術館ですから、MOMASのコレクションは既に「私のもの」になっている気分
いまさら「お持ち帰りしたい作品」を選び出すのはヤボってもんです(意味不明…)。

130430_1_03 でも、会場のあちこちに何気なく登場する木村直道大好き)の作品に出会うたびに、萌え上がりまくりでした

例えば右に載せた「ニルヴァーナ(仏像)」なんぞ、もう最高
スコップ、2本のフォーク、そして数本のスプーンが、光背を背にして蓮華座に座り、施無畏・与願印を結ぶ仏様に見えてくるのですから、さすがは木村直道

木村直道の作品は、会場のあちこちに配されていていて、それを探しながら会場を巡るのはこの展覧会の一つの楽しみ方だと思います。

そんな中、「犀」が展示されている場所が秀逸でした。

ヒントはこちら

130430_1_06MOMASに何度か行った人にしかヒントにならないと思いますが…

で、ちょっとショックなことが…。

会場ではワークシートが配布されています。

130430_1_07 「いくつの問題、解けるかな?」と載っている設問の最後は木村直道の「サカリのついた猫」について、「この作品は館内のどこかに隠れています。探しましょう。見つけられるかな?」というものなんですが、「サカリのついた猫」、見かけなかった…

130430_1_08 ワークシート裏面の「答え」を見ると、、、、えぇ~ まさか、あそこあれ(こちらは観た)以外の展示があったなんて

見落としました…

さらに、出品リストを見ると、最後のシートに、

31. ハイド・アンド・シーク(美術館のかくれんぼ)

というのがあって、私は、そこに載せられている作品の半分以上を見逃していました
昨日の私、午後から野暮用があって、あまり時間の余裕がなかったのですが、それにしても見落としが多すぎます
もう1回でも2回でも「たまもの 埼玉県立近代美術館大コレクション展」を観なければ気が済みません

昨日の見聞記はまだまだつづきますが、それはリターン・マッチを済ませてからにしましょう。会期末の5月19日(日)までまだ時間がありますから。

これから「たまもの 埼玉県立近代美術館大コレクション展」を観に行こうと思っている方にアドバイスです。
会場は1階の常設展示室と2階の企画展示室だけではありません地下から3階までくまなく歩き回りましょう。
そして、帰る前に、出品リストを見て、見落としがないかどうか確認されることをお勧めします

取り急ぎ、質、量、コストパフォーマンス(観覧料は一般:800円)の三拍子が揃い、そして遊び心に溢れた良い展覧会ですぞ と結論めいたことを書き置いて、「たまもの 埼玉県立近代美術館大コレクション展」見聞記の初回はここまで

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