「休暇をとって懸案を片付ける(その2)」のつづきです。
私が使っているキャッシュカードには「生体認証機能」がついていて、去年末までは、生体認証機能対応型のATMでお金を下ろす際には、指をセンサーに置いて本人確認した後に暗証番号を入力していました。
ところが、ここしばらく、生体認証を求められた記憶がありません。
取引を指定してカードを差し込むと、暗証番号の入力を求められて、金額の入力を求められて、そして現金を受け取り…。
昨年末に、キャッシュカード兼クレジットカードの有効期限を迎えて、新しいカードになって以降は一度も生体認証機能を使っていません。
ここで補足説明。普通のキャッシュカードには有効期限はありませんが、この兼用カードの場合は、クレジットカードの有効期限を過ぎると、キャッシュカードの機能までストップしてしまうのですよ。
でも、上の説明には、「ICチップに登録した振込情報の新カードへの引き継ぎを希望される場合・・・」と書かれていても、生体認証機能のことは何も書かれていません。
でも、考えてみれば、私の生体情報はカードのICチップに記録されていたはずですから、新しいカードには何も入っていないはずです。
そこで、ATMコーナーにいた「案内係」の方に聞いてみました。
すると、案の上、「窓口で登録していただく必要があります。手続きには登録印と運転免許証(パスポートでも良いらしい)が必要です」だそうな。
う~む、運転免許証はサイフに入れて持ち歩いていますが、登録印なんて、自宅の金庫に入れています
。
でも、この手続きは、平日休みをとったこの日に片付けるしかありません。
そこで、銀行の周辺でちょいと遅い昼食を摂った後、一旦自宅に戻り、銀行
に出直す
ことにしました。
カードに生体情報を書き込む作業は10分もかからずに完了(待ち時間もほとんどナシ
)。
作業完了後、窓口の銀行員さんが、「生体認証を使った場合と、生体認証を使えないATMでお金を下ろす場合とで、別々に払出限度額を設定することができます。生体認証を使わない場合の限度額を0円にすればかなり安心ですが、不便な場合もあります」と説明してくださいました。
はいはい、このことは知っていました。っつうか、身をもって体験しています。
以前、生体認証を使わない場合の限度額を低めに設定していたところ、ルームエアコンを買い替えた際にJ-Debitで支払おうとしたら、店員さんに「使えません」と言われてあせった経験
があるのですよ。
ということは、生体認証を使わない場合の払出限度額を0円に設定している人は、新しいカードが届いたら、窓口で手続きしない限り、お金を下ろせないということですか?
う~む、、、です。安心と利便性とは両立しがたいものですな。