新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

瀬戸内&四国縦断ツアー 2日目のハイライト(その1)

2009-05-02 22:15:25 | 旅行記

今、岡山のホテルで和んでいます。
今日は広島から尾道、鞆の浦、福山を経由して岡山にたどり着いたわけですが、そのハイライトといえば、尾道で食べた尾道ラーメンと、4月30日に「ミッシング・リンク」と書いた「新尾道⇒尾道⇒鞆の浦⇒福山」、とりわけ「尾道⇒鞆の浦」でしょう。どちらも、想像を超えていました。

   

まず、、尾道ラーメンから。尾道には、新尾道から路線バスに乗って尾道駅前に到着した10:16から、鞆の浦に向けて出発した15:20までの約5時間滞在して、その間、ロープウェイと路線バスにそれぞれ1回ずつ乗った以外はウロウロと歩き回っておりました。当然、昼食時が含まれるわけですが、今回はまるっきり昼食場所の下調べをしていませんでした。一部のラーメンの有名店には長蛇の列ができていると聞いていまして、そうした有名店に並んでいる時間があったら、その分歩き回っていた方がいい、昼食は行き当たりばったりだ!と考えていたわけです。
ところが、尾道に着いてから、ずっと山側の古寺を歩き回っていたところ、食事を摂れる店がそうそう無いのですよ。それでも、浄土寺を拝観し終わった13時には、さすがに腹が減り、どんなのでもいいから昼食を摂ろうと思いました。と、目にとまったのが「ラーメン」の幟。その幟の方に行ってみると、店があります。でも、なにやら怪しげ。店頭には観光地にありがちの、顔の部分をくりぬいた記念撮影用のボードが置いてあるし、「宇宙一のラーメン」という看板、そして店名は場末の喫茶店のようなフレンド」。でも、「当たり外れも旅の醍醐味だ」と、意を決して店に入ってみると、結構客がいる そして驚いたのは、店内に飾られた有名芸能人や芸能系アナウンサーの色紙と、壁に貼られたメニューです。並ラーメンが400円、チャーシュー麺と大盛りラーメンが550円、そして、小盛が300円とな。こんな値段なら、奮発してチャーシュー麺を注文です、って、どこが奮発
そして、出てきたチャーシュー麺を一口食べて驚きました。なんて美味しい これほどシンプルな味で、美味しくて、そして激安なラーメンはついぞお目にかかったことはありません。いやぁ、良い体験をさせていただきました。
スープを最後まで味わって飲んで、ふと気がつくと、さっきまでいたお客さんが誰もいない…。変だなぁと思いつつ、勘定を済ませて外にでると、ありゃ、店に入るときにあった看板が片付けられて、店なのか家なのか「しもた屋」なのか判らなくなっています。下の写真は、食べ終えて店の外に出て撮ったものです。絶対にラーメン屋(それも現役の)には見えないでしょ?
090502_2_1
でも、掛け値無しに美味しくて、安くって、いつも食べている800円以上するラーメンって何なんだろうかと思いましたよ。
さっき、ネットで調べてみたところ、実はこの「フレンド」って、無名のラーメン屋ではなかったみたいです。
いやぁ、良い体験をさせていただきました。

   

続いて、「尾道⇒鞆の浦」のことを書こうとおもいましたが、眠くなってきてしまいました。今朝、早起きしてしまったし、日中は相当体力を使ってしまいましたし…。
っつうことで、今日はこれでおしまい


つづき:09/05/03 瀬戸内&四国縦断ツアー 2日目のハイライト(その2)

旅行記の詳細版:09/05/06 瀬戸内&四国ツアー旅行記(その3)尾道編<上>

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広島での夕食

2009-05-02 08:16:57 | 旅行記

090502_1_1 今回の旅行で楽しみにしていたことの一つが、広島での夕食です。
これに備えて買ったのが ブレスケアです。
その昔、私が広島に住んでいた頃、職場の同僚と何度も出かけた串焼き屋「(てき)」に超久しぶりに行って、おろしニンニクをたっぷりつけて「タン能」しようという算段です。翌日のことを考えて、はじめのうちはニンニク無しで食べていても、「ちょっとだけ…」とニンニクをつけて食べると、もうこれが止まらないわけで…。どうしてあんなに肉もキャベツもおいしくなるんでしょうねぇ。ニンニク、恐るべしです。
事前にネットで、今も狄が横川で営業中(5月1日は定休日でもない)ことを確認した上で、ブレスケアを準備したってわけですよ。

   

さて、広島駅からJR可部線(山陽線の方が本数は多い)で一駅の横川駅へ。運賃は140円だし、乗車時間もたった4分ですので、広島駅周辺から横川に行くには、JRが便利です。
それはともかく、横川駅に降り立ってみると、、、はてさて、はどこだ?
考えてみれば、横川駅を使うのは今回が初めて 昔はいつもクルマで行っていたんですよ。Webで調べたとき、店の場所も確認しておけばよかった、と思ったものの、「後の祭り」です。
そこで、「横川駅近くのガード下」という記憶をもとに、歩いて探してみることにしました。ですが、「ガード下」といっても、店が線路と平行にあったのか、直交していたのか、記憶が定かでありません。そもそも、横川駅南口周辺は駅ビルになっていて、「ガード下」の風情はまったくありません。
そこで、路面電車の横川駅の手前を左に折れて、いかにも昔ながらの商店街を抜け、交差点で左(北側、三篠方向)を見ると、線路と直交するように「ガード下」にいくつか店がある どきどきしながら、ガード下に行ってみますと、、、ありましたぁ~ 暖簾も下がってます。よっしゃぁ~と店に入りました。

   

カウンターだけの店構えや、店内に掲げられたメニュー、そして皿に山盛りのちぎりキャベツとそれにかけられた特製のタレなんかは変わっていないものの、昔と比べて店の面積が倍になっているし、店員さんも倍(以上?)に増えています。商売繁盛なんですね。よかった、よかった…。
席に着くと、店員さんから「ニンニクを使いますか?」のご質問。返事は、当然ながら、迷うことなく、間髪を入れず「ハイ
それから、白肉、セセリ、ハツなんぞを1本ずつ頼んで、じんわりと味わって、そして店員さんに聞いてみました。メニューに書かれていないアレが今もあるのかを…。「ありますよ」の返事に欣喜雀躍して、「じゃ、ください

そして、出てきましたぁ~、タンテキです

090502_1_2

昔聞いたところによると、牛タンのうち、最上のところを横にスライスしてタンテキにして、残った部分は串タンにしているんだとか。いわば、「牛タンの柾目板」ってところでしょうか。
仙台の牛タンと比べると、食感がかなり違います。仙台の牛タンは柔らかいながらも牛タンらしいゴリゴリした歯ごたえがあるのに対して、狄のタンテキは奇跡的に柔らかいんです。
いやぁ~、うまかったです。はるばる広島まで来た甲斐があったというものです。

   

東京の外苑前に、同じ名前の「狄」という串焼き屋さんがあって、メニューやシステムも同じ。以前、ここに行ったとき、お店の人に「広島にも同じ名前の串焼き屋さんがありますよね。関係あるんですか?」と聞いたところ、ムニャムニャムニャ…。もしかして「勝手にのれん分け」? 間違っていたらすみません。m(_ _)m

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