10日振りで片倉城跡公園近辺のお散歩です。
ソメイヨシノは葉桜になっていますが、ある公園のなんという名前か?の桜は満開です。
片倉城跡公園へ行く途中の道端にはブタナ(豚菜)が咲いていました。キク科エゾコウゾリナ属の多年草でヨーロッパ原産の帰化植物。花期は6~9月といわれますがもう咲いています。
農家の庭のビワの木には若い果実が出来ていました。
ブルーベリーの花も咲いたいました。
人家の花壇にヒメフウロが咲いています。フウロソウ科・属の1~越年草で花期は5~8月。
片倉城跡公園では
湿地にシラユキゲシ(白雪芥子)が1輪だけ咲いていました。ケシ科シラユキゲシ属の多年草で中国東南部の高原地帯原産。花期は4~5月。毎年ここで咲きます。
ゼンマイに茶色い胞子葉が出来ていました。
池にスイレンが1輪だけひっそりと咲いていました。これも花期は5月以降なので咲くのが早い。他に蕾はまだみつかりません見つかりません。
林下では
ホウチャクソウとチゴユリが沢山咲いています。
ホウチャクソウ(宝鐸草):イヌサフラン科ホウチャクソウ属の多年草で花期は4~6月。
ヤブデマリ(薮手毬)が咲き始めました。ガマズミ科の落葉低木~小高木で花期は5~6月。果実は秋に赤くなり目立つ。
ナツトウダイ(夏灯台、トウダイグサ科の多年草)は前から咲いていますが花が面白いので挙げておきます。先が尖った三日月形の腺体が4個ありその中心部に雄花が4個あります。雌花は受粉すると外に垂れ下がりますが、丸いものが子房でその先に花柱が付いています。
タカオスミレには閉鎖花からできた若い果実が出来ていました。
ユキザサ(雪笹)が早くも満開です。キジカクシ科マイズルソウ属の多年草で花期は5~7月。果実が出来て熟すのを見たい花です。
住吉神社には何方かが植えたクマガイソウが満開でした。
石橋入緑地ではキンランに蕾が黄色くなっていました。もう少しで咲きそうです。しかし、片倉城跡公園方面の別の所ではキンランが咲き始めていました。今年は咲くのが早い。
なお、ギンランの仲間はご覧の通りササバギンランの茎と葉が出ているだけで花はありませんでした。
ササバギンランとシュロソウ
今日は夏鳥のツツドリのポポッ、ポポッという鳴き声が聞こえました。
夏鳥がやってきているというのに冬鳥のツグミと漂鳥のルリビタキの雄がまだいました。
ツグミ:いつも最後まで残っている冬鳥です。ルリビタキの雄は撮影できず。
以上