八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

2023年 絹の道近辺:コケリンドウ(苔竜胆)、ビロードツリアブ(天鵞絨吊虻)等

2023-03-20 16:20:34 | 花と昆虫

絹の道~上柚木地区~中山地区あたりを歩いてきました。

住宅の石垣にツタバウンラン(蔦葉海蘭)が咲いていました。地中海地方原産の帰化植物でオオバコ科ツタバウンラン属のつる性多年草。花期は春から夏にかけて長い間咲いている。白花もあります。

 

ツルウメモドキ(蔓梅擬き:ニシキギ科でつる性の樹木)の果実がまだ残っていました。

果実といえば中山地区でコウヤボウキ(高野箒:キク科の落葉小低木)の果実ももう新葉が出ているというのにまだ残っていました。

道了堂の近くで

セントウソウ(仙洞草)が咲いていました。セリ科の多年草で花期は3~5月。花径の先に複数形花序を出し小さな白い花を付ける。

 

絹の道の鑓水地区で

水田に早くも水が張られていました。作業中の農家の人に聞くと水田作成はつらいので早めに取り掛かっているが、毎年半日ぐらいは早くなっているとのことでした。

芝地にクサボケそしてコケリンドウとヒメスミレが咲いていました。

クサボケ(草木瓜):バラ科の落葉広葉低木。地下茎で横に増える。

コケリンドウ(苔竜胆):リンドウの仲間で最も小さく目立たない。

  

ヒメスミレ(姫菫):これもスミレの仲間では小さいスミレです。

 

ツクシも沢山出ていました。

絹の道や中山地区でビロードツリアブ(天鵞絨吊)を沢山見かけました。ツリアブ科の昆虫です。丸い体にモフモフで可愛いアブです。長い口吻を持ちホバリングしながら花に吸蜜します。枯葉に止まると見つけづらい。

 

街中でアカカタバミが咲き、アリアケスミレを一株見かけました。

アカカタバミ(赤片喰):カタバミ科の多年草で葉の色が赤紫色のものをいう。雑草扱いです。

アリアケスミレ(有明菫):花に紫色の筋が入り、筋の濃淡により紫色から白色のものがある。スミレの仲間は舗装の隙間で増えるド根性スミレが多い。

以上

コメント (1)
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