八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

2021年 トラフシジミ(虎斑小灰蝶)、イヌドクサ(犬木賊)等

2021-06-15 16:10:52 | 花と蝶

片倉城跡公園で池の縁に咲いているリョウブに吸蜜するトラフシジミの夏型を見つけました。トラフシジミは翅の裏面の縞模様から「虎斑」との名前が付いた。年2回発生し、春型は縞模様の色の薄い部分が白く目立つが、夏型はこの写真の通りグレーがかって目立たなくなる。翅表は雄は青紫色で綺麗が雌は黒い。(ご参考に過去に撮影した春型と雄の翅表の写真を掲載しておきます。)

ご参考:春型

ご参考:雄の翅表:なかなか翅を開かないのでうまく撮影できていませんが、後翅の下方が青紫色に光っているのが分かると思います。光線の具合で光る時と光らない時があります。

湯殿川岸で咲いていたイタドリ(虎杖):花は咲き始めですっかり開いていません。

 

同じくアレチハナガサ(荒地花笠)も咲き始めていました。アレチハナガサはクマツヅラ科・属の多年草で南アメリカ原産の帰化植物。荒れ地や河川敷に大きな群落を作っている。花期は夏~秋と長い。当地湯殿川原では冬でも枯れずに残り翌春また花をつけています。種々の蝶を引き付けています。

 

湯殿川岸に沢山生えていました。これはイヌドクサ(犬木賊)だと思います。トクサ科・属のシダ植物。花期は4~7月で茎の株から輪生する枝を出し、茎の先端部に胞子嚢穂を付ける。トクサにしては枝のようなものがあり茎も細い。ミズトクサのように見えますがミズトクサは水中に生え、高さは1mぐらいありヒメトクサではない。違っていればご教示ください。

  

以上

コメント (1)
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