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朝鮮日報VS産経新聞より   らくせき

2017年02月08日 09時57分45秒 | Weblog
日本の戦争犯罪を否定する極右傾向の書籍を客室に置いたアパホテルをめぐり、中国・韓国が反発していることに関連し、在日中国人らが5日、東京・新宿にある同ホテル周辺で抗議デモを行った。デモの計画が日本メディアによって事前に報じられたことから、日本の極右団体も現場に集まり、中国人のデモに対抗するデモを行った。


 中国人のデモ隊は5日午後3時「中日友好」「平和を大切に」などと書かれたプラカードを手に新宿御苑を出発し、アパホテルまでの2.5キロを50分かけて行進。デモ隊は100人程度だったとみられる。「日本は良いが、アパホテルの元谷(アパグループ代表)は嫌いだ」というプラカードを掲げる参加者もいた。日本の全てが嫌いということではなく、アパホテルに抗議しているだけだというメッセージだ。アパホテルの創業者、元谷外志雄代表(73)は裸一貫で会社を立ち上げ、年商900億円の大企業に成長させたが、一方で「韓国・中国が南京大虐殺や慰安婦問題を政治的に利用している」「(自分の信念を伝えるため)安倍晋三首相の長期政権を最大限支援する」など主張する書籍を執筆し、自身の所有するホテル413か所の全ての客室に置いた。


 日本の右翼団体はこの日、拡声器を付けた車数台で現地に集まり、中国人のデモ隊に向かって暴言を吐き続けた。現場には警察150人が出動し、静かにデモを続ける中国人デモ隊と「中国に帰れ」と叫ぶ右翼の間に入り、「人間の壁」を作った。中国人デモ隊に向かって突進しようとする右翼のデモ隊を、警察官たちは体を張って制止した。翌日、日本の主な朝刊は「中国人らがデモを行った」と短く報じただけで、中国人より大人数の右翼が現場に集まり拡声器で応戦したことには一切触れなかった。


産経新聞より  らくせき

日本在住の中国人らが5日、ホテルチェーンのアパホテルが「南京大虐殺」などを否定する書籍を客室に備えていることに抗議したデモで、現場の東京都新宿区のアパホテル付近では、デモ行進した一団を待ち構える「行動する保守運動」を中心とした右派系グループら百数十人が陣取っていた。

 「20万人しかいなかった南京市で30万人の虐殺? ふざけたことを言うな」

 行動する保守運動代表の桜井誠氏(44)が声を張り上げると、「そうだ」「ふざけるな」と声が上がる。桜井氏が「超緊急(告知)」として自身のブログやツイッターで集合を呼びかけたのに呼応して集まった人たちだ。

 「要請文という名の強要書を彼らはアパホテルに出そうとしている。絶対にそんなことさせちゃいけない」

 桜井氏の顔を至近距離から撮影しようとした中国人とみられる2人組と、桜井氏の周りにいた人たちが口論、もみ合いになるトラブルもあり、殺気立った雰囲気に支配されていた。そのとき、桜井氏が1人の外国人男性にマイクを渡した。男性は中国・新疆ウイグル自治区出身で、静かに語り出した。(以下略)


コメント (34)
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随筆紹介  羨望    文科系

2017年02月08日 05時37分32秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
 羨 望  S・Yさんの作品です
                                  
 新しい年が明けた。一月生まれの私は新年と同時にひとつ年をとる。
 そして誕生日のたびに老いを意識するようになってきた。ことに体調不良の昨今は不安材料ばかりが気にかかるが、一方、年々親族が増えるという嬉しいこともある。娘夫婦に子どもが次々と授かり、息子には可愛いお嫁さんが来た。この正月はいままでになく賑やかになった。

 お屠蘇でご機嫌の夫、お年玉を手にしたニコニコ顔の孫たち、正月ならではのカルタやスゴロクに興じてみな笑顔である。食卓にはご馳走もいっぱい、幸せの光景だ。
 せっかくみんな集まったのだから初詣に行こうとなったとき、玄関先で私は驚愕した。決して大げさではなくほんとに驚いたのである。娘と嫁が素足なのだ。足指のソックスのようなものは履いているが、スリットの入ったスカートからは二人とも脚が丸出し。暖かな正月とはいえ真冬である。私は厚手のタイツにパンツ、靴下も重ね履きをしている。むろん服装もそれなりに着込んでいる。いつの間にこんなに寒がりで年寄りくさくなっていたのか。
「そんな薄着でいいの?…」
 老婆心ながらつい嫁に言ってしまった。彼女は妊娠六カ月である。「はあい、大丈夫で―す」明るいトーンの声が返ってきた。
 たぶん大丈夫なんだろう。肌はピチピチさくら色、髪もサラサラ艶々の栗色。しなやかな肢体。何度も彼女たちに見とれてしまう。いいなあ。若いってこういうことなのか。
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