九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

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ブッシュ支持率最悪 へそ曲がり

2008年05月08日 17時14分07秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 ★ブッシュ支持率最悪★(しんぶん「赤旗」 5月5日付)

 ブッシュ米大統領の不支持率が、過去の歴代の大統領のなかで最高を記録しました。イラク戦争をはじめとする8年にわたる政策が大きく響いています。
 次期大統領を目指す共和党のマケイン候補はブッシュ氏を遠ざける姿勢を強めています。
 米CNNテレビの最新の世論調査(4月28~30日 1,800人が対象)によると、ブッシュ大統領の不支持率は71%を記録。不支持率が70%の大台に乗った大統領は初めてです。1952年にトルーマン大統領が記録した不支持率67%以来の数字です。
 CNNの政治アナリストは、「1974年8月に辞任する直前のニクソン大統領よりもブッシュ大統領は不人気だ」と指摘しました。ニクソン氏の当時の不支持率は66%でした。
 米メディアは、共和党から次期大統領候補として選出されることが確実なマケイン上院議員にとってブッシュ大統領が「重荷」になっていると伝えています。
 NBCテレビとウオール・ストリート・ジャーナル紙の最近の世論調査(4月25~28日)では「マケイン候補がブッシュ政権と密接に連携すること」に「大きな懸念」を表明した有権者は43%に上りました。
 マケイン候補も、徐々に、しかし確実にブッシュ大統領を遠ざける」(ロイター通信)姿勢を強めています。ハリケーン「カトリーナ」で大きな被害を受けたニューオーリンズを訪問(4月24日)した際には、ブッシュ政権の当時の対応のお粗末さを「恥ずべき対応」だと批判。あのような失態は「二度と繰り返されてはならない」と強調してみせました。

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グラ、今期の記録から観る  文科系

2008年05月08日 11時25分05秒 | スポーツ
スポーツを、特にサッカーを丁寧に書くと、アクセス数、閲覧数がかなり上がる。だから僕はスポーツを書き続けてきた。単純に、ほかの人をこの「今」、喜ばせたいからだ。また、僕が興味深かくて、面白かったことを他人にも「そうでしょう?!」と見せたいからでもある。

以下の数字は、主としてJリーグ公式記録からのものである。グランパスの特質が浮かび上がってくる。この特質は、グランパスやサッカー観戦の手引きにもなるはずだ。

現在7勝3敗1分けの2位。得点17点、失点11点は、それぞれ5位と4位であって、順位並に良い数字だとは言えない。ただこの得失点のバランス、得失点差6は浦和(13)、鹿島(9)に次いで3位であって、順位に最も近い。
つまりこのチームは、得失点のバランスが良いのである。この攻防のバランスは、攻防それぞれの分担によって保たれているのではなくって、全員防御、全員攻撃によるものである。これは4月17日の拙稿でも述べたところだ。
飛び抜けてシュートを打つ攻撃専門の選手もいなくて、飛び抜けて守備がよいわけでもない。シュート数は多い順で9位、シュートされた数は少ない順で10位なのである。前者が7本多いだけである。ちなみに、3位の川崎フロンターレなどはこのグランパスと好対照の良いチームであって、シュート数1位、被シュート数の少なさ2位で前者が100本も多い。「攻撃は最大の防御」を地で行くチームであって、これはこれで、観ていて非常に面白いだろう。
2位と3位、2チームのこの攻防数字の対照は、改めて凄いなと思う。

さて、こんな平凡なチームに、2位に相応しい何か飛び抜けた特徴はないのか。
7勝のうち先取点を取って勝ったゲームが6つで、トップである。先取点時の勝率0.857。同じようなことだが、前半リードの場合が4ゲームあって、そのすべてを勝利している。飛び抜けて先行逃げ切りが多いチーム、それに成功するチームなのである。
まず、後半の防御が良く、後半にも結構点を取るチームと言えるのだろう。ちなみに、後半の得点から観れば、首位・浦和はもの凄いチームだ。全21得点のうち18点を後半で取っている。それも後半の各15分刻みで6点づつと均等に。
グランパスの「後半で相手を攪乱し、点を取る」という点で言えば、杉本の存在が大きいだろう。後半半ばに投入されて4点。それも14回しかシュートを打っていないのだ。「シュート数に対して最も入る確率が高いJリーグ選手」なのである。

こうして、「グランパスの観戦ポイント」をまとめると、こんなことだろうか。
①何よりも、全員防御、全員攻撃を観る。攻撃陣の防御、守備陣の攻撃に注意を払う。この攻防のつなぎ役、ボランチの中村と吉村のタックル、奮闘に注目する。
②前半の得点を期待して、それがかなえられれば「勝った!」と思える。ついては、両サイドバック、竹内、阿部の駆け上がり、ヨンセンへのクロスに注目する。
③後半には、杉本の投入に注目する。彼の「相手を攪乱し、点を取る」やり方を楽しむ。さらにまた、後半に「体を張ったタックル」が多ければ、走ってもいるということだし、まず負けない。

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愛国心は怖い?    落石

2008年05月08日 09時03分34秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
失敗の愛国心(理論者 よりみちパン!セ)を読んでみました。

    

「世界にはいろんな国があります。砂漠だけの国もありますし、
一年中、氷に閉ざされた国もあります。しかし、日本は
春夏秋冬があり、山や川など美しい自然があります。
この美しい日本に生まれた喜びを感じ、誇りを持つのが愛国心です。」

新しい教育基本法の愛国心の考えです。

「そうかな?じゃ、砂漠の国や、氷に閉ざされた国の人は
愛国心を持たなくてもいいのか。
もっと悪意に解釈すれば、そんな国は愛国心を持ちようがないだろう。
愛国心を持つ資格があるのは、日本だけだと、言っているようにも聞こえる。
素朴に愛国心の必要性を言っているようで、
他の国の人を傷つけている。見下している。」

さて、この文章を書いたのが、40年、「右翼」をやってきた
著者の鈴木邦男さんのものです。

彼は1943年生れ。
1960年、高校2年生の時に、社会党の浅沼稲次郎暗殺事件が起こる。
その犯人、山口二矢に強く心を惹かれる。
さらに1970年、三島由紀夫の自決事件で、
同士だった森田必勝が自決したことに負い目を感じて、
一水会をつくった新右翼のリーダー。

   

私も同年、安保反対のデモにノンポリで参加、
浅沼暗殺事件は、文字通り目の前が真っ暗になるような
大きなショックでした。
同じ時代を生きた右翼の人に関心を持ったのも、年のせいか?

著者は、大きな疑問を持ってきました。
なぜ、愛国心を持ったが故に、人は凶暴になるのか?
愛国心を持った故に人殺しになるのか?
40年右翼をやってきた彼でも、ちょっとでも批判すると反日と言われる。
考えることをストップさせられる。
そんな愛国心の怖さを指摘する、面白い本でした。

   

著者は、子供たちに愛国心を強制する怖さを指摘したあと、
子供たちに強制される前に、迎え撃つ必殺技を教えています。
さて、どんな技でそうか?

みなさんなら、どんな技を伝授します?


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