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サイケおやじの生活と音楽

地獄はこの世で味わえっ!

2010-11-10 09:10:09 | Weblog

さてさて、10月23日の夜、なんとか帰国したサイケおやじは、久々に自宅でゆっくりと湯に浸かりながら、今回の出張について、あれこれ回想しつつ、結局は日本は天国♪♪~♪

そこに辿りつきました。

しかし、そんな極楽に浸っていた所為でしょうか、湯上がりにノボセたというか、ちょいとフラフラしたあげく、バスロープ姿で座敷に横なるテイタラク……。

なんと、全身が汗びっしょり状態というほどでした。

ただし、ちょっと休んでいたら気力&体力は回復し、大好きな豆腐となめこの味噌汁を堪能し、あぁ、明日の日曜日は休むぞぉぉぉ~♪

と、勢い込んでいたところ、現実的には疲れが、どぉ~っと出て……。

さらに月曜日の朝になると、もう、完全にダウン状態なんですねぇ……。

う~ん、これは、いったい、どういう事だぁ~???

手足は動くし、頭も意識もはっきりしているのに、腰の周囲に力が入らないという、実に不思議な症状で、なんとか自力で歩けて入ったトイレの中では、便座に腰かけても、尻から腿が異常にだるく、まったく踏ん張れないという情けなさ……。

で、最後にはトイレを出たところで動けなくなり、そのまんま布団の上へ運ばれたんですが、当然ながら仕事があるんで、各方面にケイタイで連絡を入れ、その日は病欠でありながら、結局はPCとケイタイを相手に仕事をやらざるをえないサイケおやじでした。

そして午後になると、こんどは腰がだる~くなり、左側を下にして横になったっきり、完全に動けないんですねぇ……。

そこで掛かりつけの医者に往診を頼んだところ、血圧の異常低下ということで、もらった薬で、ぐっすりと眠ったんですが、次に目覚めた午後9時頃には、腰から背中にかけて強烈なだるさがあり、さらに息苦しさも!?!

ぐげげげぇ~~~。

身体は横向きのまんま、完全に動かないし、意識がはっきりしているだけに苦しみも強いんでしょうか……。

ついに救急車で病院へ搬送される事になったんですが、案の定、一番近い病院は受け入れ無理という、所謂たらい回しの状況!!

しかし不幸中の幸いというか、3件目で受け入れてくれた病院が、ちょっと遠かったんですが、新設されたばかりの地域最高救急病院でした。

ちなみに救急車の乗り心地は、バウンドしてばかりの最低レベルですねぇ~。

しかもストレッチャーに横向きで括りつけられているので、ますます腰は痛いし、息苦しさも尋常ではありません。

ですから病院に入ってからも、お決まりの血圧&体温測定、血糖値や手足の麻痺のチェックがあったとしても、その頃には半分意識朦朧状態でした。

おいおい、肝心の医者は何をやっていたかというと、PCのモニターばっかり見て、患者には聴診器も当てないという、これが最新医療なのかっ!?し

なんか自分の身体には点滴が施され、いろんなコードが貼り付けられているような……。

と不安になったところで、腰や背中のだるさ以上の激痛が襲ってきました。

それは看護婦が3人グルになって、サイケおやじを押さえつけ、肛門に激しく指を突っ込んでいるという、正しく地獄の責め苦!!

いてててててぇぇぇぇ~!

情けなくも、何度、悲鳴を上げたことでしょう。

それでも止めない、全く鬼のような看護婦の所業には、今でも思い出すだけで痛みが蘇ってくるほどです。

そして次は、これも定番というCTスキャンなんですが、ここでは少しだけ息を止めなければならないのに、それが全くの苦行で、難儀しましたですよ。本当に、そのまんま、死んだほうがマシとさえ、思えましたですねぇ……。

こうして、いよいよ医者が本格的に治療してくれたのが、なんと導尿!?

つまり強引にカテーテル(管)を入れて、おしっこを出すという、医療プレイでもお馴染みの手段なんですが、驚くなかれ、1700CCも溜まっていたという新記録状態でした。

そういえば朝から一度も出していなかったなぁ……。

というか、腰に力が入らなくなって、必然的におしっこが出ないし、尿意そのものを感じる事が出来なくなっていたようです。

そして、それだけ出しきってしまうと、あ~ら不思議!

医者の指示にしたがって身体を動かすと、寝たきり状態だったサイケおやじは、見事に立ちあがる事が出来たのです。気分も幾分はスッキリ♪♪~♪

しかも入院を覚悟していたのに、帰宅してもOKなんですから、我ながら驚きましたですねぇ。

ちなみに最悪時の状態は血糖値が異常に高く、また逆に血圧が恐ろしく低くなっていたそうですが、その原因は医者にも全くわからないというあたりに怖いものを感じました。

実は夏前の健康診断では、各方面に全く異常が無く、まして糖尿病なんて無縁のはずが、今回の病状では一番に疑われるというのですから、???です。

だってサイケおやじは、珈琲は昔っからオールブラックだし、酒は酔わないから飲まないし、煙草だって止めてから23年経っているほどです。もちろん甘いものは積極的に食べず、何時もの食事にしても和食系で、ギラギラした刺身とか、レアな焼き肉は好みではありませんからねぇ。

また当然ながら、悪いクスリなんてものも、やっていませんよ。

それが……。

医者の見解では、重度の糖尿病になると、自律神経をやられ、排泄困難になるとか!?

ただし、そこまでいくには、激やせ&激しい喉の渇きといった自覚症状があるそうですから、今回のサイケおやじの様な急激な変化は医学の常識外だそうです。

また、もう少し遅れていたら、心臓にも影響が出たとかで、そういえば幽体離脱寸前のような感覚もおぼろげに記憶しています。

う~ん、これは、いったい、どうした事だっ!?!

しかし、実はサイケおやじには、思い当たるフシがあるのです。

それは直前に出張していたU国での事です。

仕事関係先に入り込んでいた、土着宗教の巫女みたいな、なかなかインチキっぽい婆さんが、それこそ「八墓村」に登場する濃茶の尼の名セリフだった、例の「タタリじゃ~」とサイケおやじに言い渡したという、全くのお笑いなんですが……。

このあたりは通訳を介していたので、直截的にはわかりません。

ただ、こっちは仕事に不可解な宗教が絡んでくるのはお断りだし、遠慮してもらう方針を貫いただけの事です。第一、そんな意味不明の古式宗教なんて、現代のビジネスには必要ないでしょう。

それを逆恨みして、「地獄はこの世で味わえっ!」的な事を言われたって、信じられるものではありません。

しかし現実的にサイケおやじが陥った不可解な病気は、もしかしたら、その婆さんの祈祷による呪いだったと解釈しても、あながち間違いでは無いのかもしれません。

いや、そうとしか思えないんですよねぇ……。

ちなみにサイケおやじはUFOを信じても、呪いとかは信じない方でしたが、今回ばかりは、そうも言えません。

そして地獄は続くのでした。

コメント (6)
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