爺つぁま日記

北緯40度北東北の美しい自然と爺つぁまが行く四季の釣り

23-12-31 大晦日

2023年12月31日 | 季節の移ろい

高齢者と呼ばれるようになってからの時の流れは素晴らしく速い。
あれよあれよと言う間にもう70代最後の年越しになった。
今年の北国の冬は、まさしく温暖化の影響を真正面から受けて穏やか過ぎる気候である。
気象庁発表の日本列島の冬の傾向は正解だったようだ。
偏西風の蛇行、北極振動、海水温の上昇、エルニーニョ現象などからしても、爺様が期待した厳寒はやって来そうにない。
大陸方面では極寒に見舞われており、地球規模からなる気温の平均化はされつつある。
しかし残念ながら日本列島上における気温の平均化は期待できないのである。

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23-12-30 温かい年の瀬

2023年12月30日 | ウダウダ日記

雲の多い一日ながら、雲間から時折明るい陽の光。
年の瀬も押し詰まって、表の道を行き交う車両はほぼ途絶えた。
この地域に年に二度やってくる静寂の時である。
爺様は神棚を掃除し供物を備えた。
明日はお年玉目当てに孫たちがやって来る。
孫たち一家が嵐のように去った後は、今年も爺婆だけで迎える年越しである。
暫しつまらないTV番組に付き合いつつ迎える新年なのである。

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23-12-29 小掃除

2023年12月29日 | ウダウダ日記

日中の気温は7℃を超えた。
温かさに誘われるように汚れ放題だったガラス戸を外から拭いた。
年に一度の大掃除ならぬ小掃除である。
仰ぎ見る岩手山山頂付近は吹雪模様、しかし里は風がなく気持ちのいい一日であった。
ついでにソリに道具一式を積み込みクルマをワカサギ仕様にした。
岩洞湖は8割方に薄氷が張った言う、充分な厚みになるのはまだまだ先のことなのだが・・・。

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23-12-28 正月準備

2023年12月28日 | ウダウダ日記


ほんの少しだけの新雪、風が冷たい。

正月用品を買ってきて、それぞれの場所に飾り付けた。
今日は娘一家の分の餅を搗いて持たせた。
これまで何回かに分けて搗いては兄弟たちに送ったものの切れ端が爺婆家の分だ。
あとは大鍋にたっぷりの煮しめをつくり、それを数日間食つなぐのが我が家の正月の過ごし方である。

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23-12-27 年の瀬

2023年12月27日 | ウダウダ日記

今年も残すところ4日、列島は相変わらず暖冬傾向にある。
薄日射す中、時折強まる北風に乗って小雪の舞う一日である。
食品関連は年の瀬の稼ぎ時のはずだが、気のせいか表の道を走るクルマの量は少ない。

現役を退いて15年の爺様、この時期取り沙汰される倒産話は殆ど耳にしなくなった。
爺様が属した業界には特段いい話題はなかったが、ひと頃のような酷い状態からは脱したのだろう。
さて明日は正月用の食材とお飾りなどの買い出し、なんだか穏やかな正月になりそうで有難い。

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23-12-26 爺様のアユ釣り

2023年12月26日 | アユ釣りを振り返る

<アユ釣りを楽しむ 1>

強靭な体力と卓越した釣技を以て競技を制するのもアユ釣りなら、流れに立つ1本の杭と化して静寂の中で自然と対峙するのもアユ釣りです。
後者の我らはカジカの声や鳥のさえずりを聴き、舞い飛ぶトンボの色が日に日に移り変わって行く中で夏の日のひと時を楽しみます。
アユの友釣り、それは他に類を見ない誠に稀有な釣りです。
爺様の釣りは戦後間もない頃のマブナ・イワナ・ヤマメに始まって、沖釣りや磯釣りなどで種々のサカナを釣って現在に至りますが、アユほど深い釣趣が感じられる魚種はありませんでした。
見よう見まねで始めたアユ釣り歴も54年、近代アユ釣りに触れて本格的な再スタートから35年ですが、齢70を超えた頃から素人なりにも確実に釣技に進歩が感じられ釣果もやっと人並みになり、齢80を目の前にして今が一番充実したアユライフを楽しんでいるような気がしています。
今年の夏、一瞬ながらアユの気持ちに添っているような不思議な感覚になったことがありました。
竿と道糸を通じて16m先を泳ぐオトリと確かに通じ合うことが出来るとするなら、釣りの楽しみは倍増するに違いありません。
来夏の爺様は一段と体力の衰えを感じることになるでしょうが、そんな奇跡的な特技を身に着けた自分を夢見ながら、新たな気持ちで臨みたいと思う次第です。

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23-12-25 爺様のアユ釣り

2023年12月25日 | アユ釣りを振り返る


クリスマスイブも雪降りだった。朝までの積雪は15センチ、今朝は少し手応えのある雪搔きだった

<ポイント選び 8>

日常のアユの行動範囲はヤマメ・イワナなど他の川魚とは異なって、水通しの良い場所ばかりではなく、あまり場所を選ばないような気がします。
まともな水質で良質の藻類の発生する場所である限り、止水であっても水深5センチの超チャラ瀬であっても活動しています。
また、かなりの濁水の中でも藻類が残っている限り、摂餌行動はしているような気がします。
特に浅場だけで釣りをする我らにとっては、よほどのことがない限り濁りは気にしません。
また青ノロが発生する時期であっても、軽い仕掛けでハリスを尾鰭位置まで短くして泳がせることで、全く神経質になることはありません。
いいことづくめの爺様の釣り、来夏も新たな楽しみ方を見つけたいものです。

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23-12-24 爺様のアユ釣り

2023年12月24日 | アユ釣りを振り返る


新雪5センチ、この冬初めて除雪車が走った

<ポイント選び 7>

8月、連日カンカン照りで水位は日に日に下がります。
この時期の夕方には決まって雷が鳴り夕立がやってきます。
時には上流部ほど強い雨になって濁りが入ってきます。
翌朝、水位は下がったものの、気になる濁りと川床の泥被りがあります。
濁りのせいもありますが、何処へ消えたか野アユの姿は見えません。
しかし泥を被った底石にくっきりとハミ跡が残っているとしたら、間違いなく釣りになります。
さらには大きな増水の後、全面白ッ川に見える流れであっても、我ら高齢アユ師が狙う浅場が当たり前に掛かることもあります。
野アユのエサになるラン藻は根元になる部分は石に残るらしく、浅場の陽当たりでは何日もしないうちに垢飛びは解消されていると言います。
ヘチは元々垢が残ることも多く、これと合わせて爺様の浅場釣りは状況が最悪に見えていても、釣りになると言ったメリットがあるのです。

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23-12-23 爺様のアユ釣り

2023年12月23日 | アユ釣りを振り返る


夜明け直後は新雪5センチ、昼前には10センチになった

新雪10センチ、この冬初めての雪掻きをした。
軽い乾燥粉雪なので腰痛爺様にとっては丁度いい運動になった。
岩洞湖も小石川から奥地にかけて結氷しと言う。
全面結氷は意外に早いのかも知れない。


<ポイント選び 6>

釣行のその日、何処に入るかを決めるには、先ずは橋上などから縄張り行動や跳ねの有無を観察します。
大まかにはそれに基づいてエリアを決めることになりますが、入川して見渡すとそこには瀬ありチャラありの千変万化の流れが存在します。
最初は目視で野アユが確認できたスポットに竿を出すのが一般的でしょう。
しかし我らは広がる浅場のそのエリア一帯に竿を出しながら、日ごろ鍛えた脚力を以て小移動を繰り返しているうちに、野アユ自身が教えてくれるスポットも見つけることができます。
それは岸辺の葦際や減水時の河原の水溜りとも思えるような浅場の野アユが起こすモジリ。
長い釣り人生の中で培ってきた第六感を以てすれば、我ら高齢者にはそこが完全なる竿抜けになっていることが解ります。
そのスポットは集まっていた野アユの一群が一旦散っても、短時間でしぶとくその場所に戻ってきます。
きっとそこが野アユたちにとって、その時期における生態上どうしても必要な場所なのかも知れません。
日頃、釣果の殆どはそこだけで獲っている爺様は、なお一層丁寧に攻めることにします。
23年8月の秋田県雄物川水系桧木内川角館街裏は全域がチャラ瀬の流れ。
多くの釣り人が魚影が薄くなってしまっているA級ポイントで苦戦している中、爺様は岸辺に向かっての短時間の泳がせ釣りで40尾超の釣果を得たのでした。

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23-12-22 二十四節気冬至

2023年12月22日 | ウダウダ日記

 
日陰は霜柱融けず                      融け残る積雪にはタヌキの足跡

二十四節気冬至、日に日に短くなっていた昼時間がボトムに達したのである。
この先は昼時間が伸び始め、夏の「夏至」の日に向かってサインカーブが昇り勾配を描く。
尤も日の出時刻だけをみるとあと2週間先の「寒の入り」の頃まで伸びていくのだが・・・。
盛岡市の今朝の気温は氷点下6.2℃、我が家周辺は同8℃。
この後の2ヶ月半は、まだまだ寒い日々がやって来るのだろう。
北東北河川河口部に群れるアユ稚魚たちは無事にこの時期を乗り越え欲しい。
北東北アユ解禁まで192日、爺様も無事その日を迎えられるよう体力維持に努めたい。
・・・と、なんとも悩ましい師走の一日なのではある。

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23-12-21 爺様のアユ釣り

2023年12月21日 | アユ釣りを振り返る


氷点下7.1℃(我が家周辺は同9℃)今季最低気温

<ポイント選び 5>

まるでアユ釣りらしからぬ重箱の隅をほじくるようなポイントばかりを渡り歩く爺様ですが、誰しもが目を着けるA級ポイントもそこが空いている時なら勿論見逃すはずはありません。
野アユの着き場は解禁から終焉に至るまで同じ場所ではなく、その成長と共に微妙に移り変わって行きます。
我らの脳裏には昨年終盤でいい思いをした時のイメージが焼き付いていますから、若アユ相手の解禁日にいきなりその場所を目指して失敗することもあります。
野アユの成長度合い、その日の天候、水量水温の変化、濁りの有無、ラン藻の着き具合、ハミ跡の有無、青ノロや水草の繁茂の状況など総合的に判断しながら入川場所を決め、狙うべきスポットを絞るようにしたいものです。

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23-12-20 爺様のアユ釣り

2023年12月20日 | アユ釣りを振り返る


新雪5センチ、気温は低く外の蛇口が凍結した

<ポイント選び 4>

ここまではヘチ釣りに特化した内容でしたが、見逃してはならないのが我ら高齢アユ師にとって安全安心の中小規模河川における深瀬と深瀬をつなぐ流れがよく走るチャラ瀬です。
ここが砂礫底なら望みは薄いのですが、コブシ大の石が敷き詰められている場所なら格好のポイントになります。
規模の大きい川でも渇水期にはこのようなポイントが数多く出現します。
浅くて広くて比較的早い流れですから、のんびり泳がせには向きません。
ここはオトリを一旦下流に送っての扇引きで対応しますが、ここでも引きすぎは厳禁。
手元で微かにツンツンが感じられるロッドワークで流れの全面を舐めるように引いてみます。
解禁直後の群れアユが多い時期、渇水期に出現する群れアユ、アユ釣り最盛期で大勢の釣り人が漕ぎ回る時期、終焉間近で再び大きな群が形成される時期などに有効とされるポイント選びだと爺様は読んでいますが、時として大釣りになったりします。

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23-12-19 爺様のアユ釣り

2023年12月19日 | アユ釣りを振り返る

 
寒さ厳しく今朝も道は凍り付いたまま

<ポイント選び 3>

岸際のピチャピチャの流れでも思わぬ良型が掛かることが解った我ら高齢アユ師は、さらなる冒険をしてみましょう。
真夏の高水温時の土用隠れと言われる季節は、一日中A級ポイントばかりを攻め続けていても数は出ません。
こんな時期ほど浅場のB、C級ポイントでの上手な泳がせテクニックが効果を発揮します。
チャラ瀬の末端が伏流になる寸前の石組みの間、溜り水が残っているとしか見えない干上がった岸際の石組みの間や伏流水が滲み出してくるような場所をよく観察してみましょう。
底石が露出する減水の川、野アユがびっくりするほどの浅場で背を出して走り回っている場面に遭遇します。
これらを確実にモノにするには、シモからオトリを入れてそこに近づけるか、コントロールよく空中ワープでダイレクトに送り込むしか方法はありません。
なんともマニアックな釣りではありますが、経験豊富な我ら高齢者にうってつけの釣法ではないでしょうか。

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23-12-18 真冬日

2023年12月18日 | ウダウダ日記

 

日中も殆ど気温が上がらず-0.5℃と今季初の真冬日となった。
表の道は今朝の雪が融けずに残り、これもまた今季初の凍結路面になった。
いよいよやってきた北国の厳寒期、水周りのヒーターをONにしなければ・・・。
爺様のアユ釣りを振り返るのは、さすがに今日は思いとどまった訳で・・・。

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23-12-17 爺様のアユ釣り

2023年12月17日 | アユ釣りを振り返る


暴風の一夜が明けて冷たい雨になった

<ポイント選び 2>

さてこの釣りをさりげなく当たり前のようにこなすには、徹底した泳がせテクニックが必要になります。
先ずは7.5~8mぐらいの短竿であれば操作は楽でしょう。
短竿とは言え8mのロッドと8mの仕掛け、即ち釣り人から16m先に居るオトリをコントロールする訳ですから大変です。
使用できる水中イトはナイロン→PE→フロロ→複合の順序でしょうか。
出来る限り軽く仕上げたハナカン移動の基本的仕掛けに細軸の3本イカリ。
目印は視認できる最小の大きさとし、目印の一番下がハナカンから水深の1.5倍程度。
手持ちの中で最も元気なアユをオトリにし、この釣りに慣れるまでは足元からスタートさせます。
ロッドは強く握り込まず両手ともに軽く添えるだけ。
引かず緩めず竿先曲げずで送り出す時の掌感覚はツンツンではなくツ・・ツ・・、16m先のオトリの状態が常にイメージできていることが望ましいのです。
オバセが大きすぎるのは根掛かりの元、引きすぎはオトリの元気度を奪います。
この釣りで最も大切なのは、その近くを水音を立てて漕ぎ回らないことと、オトリが動きを止めないように赤子をあやす気持ちでオトリをコントロールし続けることでしょう。
浅場ですからアタリは明確、時として掛かりアユともども水面に跳ね上がる快感が味わえます。
これは一朝一夕には身に着くものではないと思われますが、老いて尚アユ釣りに浸かりたいとする我ら高齢者にとってはぜひ習得しておきたいテクニックでしょう。

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