爺つぁま日記

北緯40度北東北の美しい自然と爺つぁまが行く四季の釣り

21-05-31 目に青葉・・・

2021年05月31日 | ウダウダ日記


まだ残雪べったりの秋田駒連峰

雨季の中休み、5月最終日の爽やかな風が早苗を揺らしています。
明日になると関東以南河川の殆どが解禁、東北は我慢の日々があと1ヶ月。
この期間、アユ保護のため一部河川で川止めがあり、ヤマメ釣りもできなくなります。
昔ならともかく、未だに解禁前の密漁ってあるんでしょうかねぇ。
川から釣り人の姿がなくなるとカワウの被害は増えるのではないかとオラは思うのですが。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

21-05-30 タニウツギ

2021年05月30日 | 季節の花



雲が多く妖しげな風の吹く不安定な空模様、時折パラつく小雨。
かと思えばスカッと晴れ上がって気持ちのいい初夏の陽射し。
今年初めて聴くカッコウの声。
ここは北上川支流雫石川水系御所湖にそそぐ細流矢櫃川です。
岸辺にタニウツギが咲く清らかな流れ、ここにもヤマメの放流はあるようです。
30分だけ竿を出しましたが、ポイントを間違えてたようで全く釣れる気がしませんでした。
ここまで来たのでアユの姿を見たいと思い立ち、竜川春木場の放流場所を覗いてみました。
まだ若干の高水、アユは散ってはおらず岸寄りの緩流帯に群れ固まっていました。
いつもよりは大きなサイズ、7/5の解禁日には17~18センチにはなるのかもしれません。
あと35日、冷水病が発症しないことを祈るのみ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

21-05-29 ホオノキ

2021年05月29日 | 季節の花

今朝もまた雨の痕跡、里山の頂が雨雲に隠れているのでこの後もまだ降るのでしょう。
秋にデカくて赤い実を着けるモクレン科の高木ホオノキがデカい花を咲かせています。
我が家の敷地内は、かつて移植した草花たちが増殖雑草化して足の踏み場もないほど。
草むしりは嫌いではありませぬが、今日は湿気が多いので蚊に刺されるかも。
あのからりと晴れた夏空が待ち遠しいオラです。
まだ少々高水のままの県内河川、2~3日したら放流アユの姿を見に出かけようと。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

21-05-28 オダマキ

2021年05月28日 | 季節の花

雨のピークは過ぎ陽射しも零れますが雲の多い一日です。
明け方まで雨音が絶えなかったのですが、県内河川は思ったほどの高水にはなっておりません。
放流したばかりのアユは取り敢えず無事であったと思われます。

庭先果樹の4月の霜害は思った以上に酷く、カキの着果枝9割が枯死。
キウイの蕾は膨らんできましたが、受粉樹(雄)には殆ど蕾がなく、どうしたものか思案中。
リンゴは肝心の中心果がダメ、ブドウ、イチジクは着果枝の半分が未だに芽を吹かないまま。
その他、全ての樹種が何らかの被害を受けておりまする。
今年の秋に期待できるものは何もありませぬ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

21-05-27 岩手のアユ河川・12(気仙川)

2021年05月27日 | 川そして・・・


コデマリ、アブラムシ退治の薬剤を散布しましたが雨か・・・

小寒い一日、昼を過ぎる頃から予報に違わず雨になりました。
しかし川の水位を大きく変化させる雨量にはならないと思われます。
稚アユを放流したばかりの県内河川、冷たい雨による高水は勘弁して欲しいところ。

<気仙川・気仙川漁協・天然遡上あり>
流呈45Kmの中規模の2級河川、大場所少なく平瀬の多い釣り人に優しい川である。
稚アユの海中放流や天然遡上が豊富な年には中下流域が大いに賑わう。
食味に拘るアユ師は八日町や大畑地区など上流部を狙いたい。
下流部とは異なって岩盤地形が多く、北上高地五葉山などを源泉とする流れは清い。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

21-05-26 岩手のアユ河川・11(盛川)

2021年05月26日 | 川そして・・・


水路脇のアキグミが満開、アユ釣り最終盤の頃真っ赤な実を着ける

全天夏空、望む岩手山は今朝方頂上付近に積雪があった模様。
庭先でタケノコを収穫、結構食える量になります。
アユ仕掛けも前半戦用は作り終えたし、午後は何しようかしら・・・。

<盛川・盛川漁協・天然遡上あり>
アユ釣りエリアとすれば、河口部から始まって上流へせいぜい6Kmの小河川。
源泉は北上高地の雄で300名山の五葉山。
水質は疑うべくもなく三陸道よりカミのアユなら一級品であろう。
移動時に鬱蒼と茂る葦を掻き分けるのは辛いが、美味いアユを得るための労苦である。
尚、若干食味は落ちても数釣りを望むなら、R45シモから河口部の潮汐の影響を受けるポイントまでを狙いたい。
この川でのオトリ販売はない場合が多いので、南隣の気仙川で調達すること。

コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

21-05-25 岩手のアユ河川・10(閉伊川)

2021年05月25日 | 川そして・・・


セイヨウタンポポ


ニホンタンポポ(白花)

陽射しが戻った田圃道にはセイヨウタンポポ花盛り。
自然の中で日本固有のタンポポを見つけるのは今や至難の業です。
上空にはドス黒い雲、隙間からは青空が覗きますが、時折パラパラと雨粒も落ちてきます。
黄砂が来ているのでしょうか、クルマのボディに汚れが浮き上がります。

<閉伊川・閉伊川漁協・下流部天然遡上あり>
ここもまた北上高地の深部から流れ出す川、お薦めは水質抜群支流小国川。
ここは天然遡上の到達はなく放流アユの川で、食味も素晴らしい。
岩盤ポイントが多くアプローチも川通しの移動も難儀することが多い。
盛期にはアブの猛襲をかわしながらの釣りになる。
稚アユ放流量は県内最多、終盤になって下流域で天然魚の大釣りがある年もある。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

21-05-24 岩手のアユ河川・9(馬淵川)

2021年05月24日 | 川そして・・・


アツモリソウ、子供の頃近くの里山には数多く自生していたが、近年は見かけることはない

今朝は間違っていつもより1時間早く起きてしまいました。
一頃に比べますと夜明けが随分早くなりましたね。
今朝もまた雨の形跡がありますが、気温は平年並みにまで持ち直しています。
岩手山麓の自衛隊演習場の砲撃音がズシンと響いてきます。

<馬淵川・南部馬淵川漁協・全放流魚>
馬淵川は北進して青森県側に流れ込む川、管轄は南部馬淵川漁協と上馬淵川漁協に2分される。
以前は家畜のし尿垂れ流しや農業廃材の投げ捨てなど川のイメージが悪る過ぎ、筆者の足も遠のいていた。
今回のお薦めは南部馬淵川管轄の支流安比川である。
八幡平安比岳が源の安比川、アユ釣りのエリアとすれば八幡平市小屋の畑~五日市付近が有力。
特に難儀するようなポイントもなく、8mロッドには丁度いい河川規模。
昨年通りすがりに覗いてみた感じでは興味をそそられる流れであった。
筆者は未だ竿を出したことはないが、その食味の探求も含めて今期を楽しみにしている。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

21-05-23 岩手のアユ河川・8(小本川)

2021年05月23日 | 川そして・・・


アマドコロ、自然薯に似た地下茎をのばしてどんどん繁殖する強い植物

朝から陽射しと雨が交互にやってくる不安定な空模様。
雨雲が切れた隙に散歩に出ましたが、しっかり降られて帰ってきたオラです。

<小本川・若干の天然遡上あり> 
町としては本州一の面積を誇る岩泉、その面積の9割以上を森林が占める訳で水質の良さは疑うべくもない。
筆者にとってここは40数年前にとある熟達者の泳がせ釣りなるものを見る機会に恵まれ、生まれて初めて近代アユ釣りの威力を認識した川だ。
以来最も数多く通った川、当時は自然豊かな環境の中での気持ちのいい釣りだった。
豊富な天然遡上にも恵まれて初心者ながら随分良い思いをしたものだ。
しかし近年、台風災害後の大規模河川工事で自然はことごとく失われ、泥と小砂利の広くて浅い魅力のない全く別ものの川になり果てた。
この川には上流を管轄する小本川漁協と袰野堰堤から下流を管轄する小本河川漁協が存在するが、河川工事は下流部に顕著でアユ釣りポイントはほぼ壊滅状態である。
したがってアユの食味を求めての釣りは上流部小本川漁協管轄エリアを狙うことになる訳で、特に岩泉の町裏からカミが中心。
山岳渓相の支流大川、二升石などのカラ川、本流袰綿地区などであろう。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

21-05-22 岩手のアユ河川・7(久慈川)

2021年05月22日 | 川そして・・・


イカリソウとは言い得て妙、直射日光を避けるように植え込みの陰に群生するメギ科の植物

このところ毎日が雨の痕跡残る朝です。
日中の気温も日替わりで寒暖を繰り返しています。
今年春先の未曽有の温かさはその後の冷え込みで農作物に被害を与えています。
この時期は初夏らしい暖かさが戻ってこない限り、アユ師にとって耳にしたくない「冷〇病」と言う言葉が聞こえるようになってしまいます。
涼しさを通り越したような朝でしたが、昼前には雲が切れて暖かい陽光が感じられます。

<久慈川・久慈川漁協・全放流>
紅葉の名勝久慈川上流部は山岳渓流相、アユ釣り人は一般的に発電所下流から大川目地区に多く見られる。
震災後の河川改修がどのように進んだのか筆者には解らないが、以前は久慈町裏でも釣りになった記憶がある。
水源が北上高地深部平庭高原だけに水質は良く旨いアユだったと記憶している。
河口部で合流する支流長内川、滝ダム上流の山根地区で食味抜群のアユを釣った記憶があるが、現在も放流があるのか否かは判らない。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

21-05-21 岩手のアユ河川・6(鵜住居川)

2021年05月21日 | 川そして・・・


雨季、淡竹から次々に発生するタケノコ、うっかりしてると庭先が竹藪になってしまう

まだ梅雨入りしていない関東以北を含めて日本列島全域が雨模様。
頭上のアケビ蔓から滴り落ちる雨水を窓から眺めつつ小寒さに堪えています。
間もなく当地域も梅雨入りすることでしょうが、雨季明けの真夏の日差しが眩しいある日、流れの中に逞しく育ったアユの姿を想像しながら、オラはコツコツと仕掛けを作り溜めております。

<鵜住居川・鵜住居川漁協・若干天然遡上あり>
北上高地笛吹峠などの原生林を源とする流呈20Kmほどの小河川。
南隣の甲子川と類似して水質は極めて良好、ヤマメ・アユなど渓魚の食味には定評がある。
栗林地区上流の自然豊かな環境と素晴らしく澄んだ流れの中での釣りは何よりも気持ちがいい。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

21-05-20 岩手のアユ河川・5(大槌、小鎚川)

2021年05月20日 | 川そして・・・


マイヅルソウ、今朝方も雨があった

今朝方も少しだけ雨があった模様で、草花から滴が落ちています。
今日の予報は概ね晴天、このあと雨はなさそうです。
気が付けば我が家の庭先も随分緑が濃くなりました。

<大槌川、小鎚川・大槌河川漁協・若干天然遡上あり>
三陸海岸の浜に流れ込む小河川は南北200Kmのに無数に存在する。
ここもまたリアス式海岸に流れ込む小河川でアユ釣りのエリアは河口から10~5Km程度。
両河川共に上流部は集落が殆どない北上高地の原生林だけに水質は抜群。
エリア全域がザラ瀬~チャラ瀬、渇水期の超浅場の泳がせ不得手の方には釣り難いかも知れない。
筆者は食してはいないが、近隣の甲子川と同様に旨いアユを育む川であろう。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

21-05-19 岩手のアユ河川・4(安家川、下安家川)

2021年05月19日 | 川そして・・・


今朝方の雨に濡れて咲くチゴユリ

季節は未だ春、陽射しがなければ肌寒い5月であります。
昨日片付けてしまった炬燵を再び引っ張り出したくなるような空模様。
昨日植え付けた野菜苗にとっては良い湿りにはなっております。

<安家川・安家川漁協・ほぼ放流魚・解禁日8/1>
安家川上流部、岩泉町元村地区にも150Kg程度の放流がある。
石灰岩質の深山の原生林が水源、抜群の水質が育むアユで食味も抜群だ。

<下安家川・下安家漁協・若干天然遡上あり・解禁日8/1>
安家川下流部、野田村のエリアだが比較低平坦な釣り場は河口から8Km程度である。
その上流は川通しに移動することが難しい岩盤の山岳渓相に変わる。
以前は天然遡上も多かったが、近年はほぼ放流に頼っている。
上流漁協管轄エリアから約20Km、その途中には集落など殆どないだけに水質は河口まで維持されるので、食味は上流部の個体と変わらない。
解禁日が8/1と遅く、他河川が盛期を迎えている頃なので釣り人は少ない。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

21-05-18 岩手のアユ河川・3(甲子川)

2021年05月18日 | 川そして・・・


野山に自生するニホンスズラン(花茎が葉の外側に伸びる)

今朝方の雨は既に上がって陽射しが零れております。
雨が良く似合うスズラン、庭の半日陰の部分に小さな群落を作っています。
今日は裏の2坪菜園にありきたりの野菜苗を買ってきて植え付けます。
花苗ならともかくオラは反対なのですが、婆様がじょっぱるものですから。

<甲子川・協力金納入先オヤマ釣具店・若干天然遡上あり>
アユ釣り可能の流呈は10Kmもない小河川、漁協はなく遊漁者の協力金を財源とする放流が主体だが、運が良ければ天然遡上に恵まれる年もある。
水質は極めて良好でアユの味は全国トップクラス(2016年岐阜県主催清流めぐり利き鮎会グランプリ)を維持している。
小河川ゆえに大場所はなく全域ほぼ浅い流れ、大石周りのザラ瀬とチャラ瀬狙いの釣りになる。
中流部松倉地区で少年時代の11年間を過ごしたオラ、何処で竿を出しても昔を思い出してしまう
懐かしい川なのだ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

21-05-17 岩手のアユ河川・2(雫石川)

2021年05月17日 | 川そして・・・

昨夜の県内は風雨が強弱を繰り返しながら結構降っていたようです。
昼前には雨雲が遠ざかり天候は回復基調。
ここまでは思ったほどの増水はなかった県内河川であります。
一方大雨警報が出た隣県北部、天然遡上盛んな米代水系は大増水となっております。

<雫石川・雫石川漁協・全放流魚>
北上川水系5大ダムのうちの御所ダム、支流雫石川上流部を管轄する雫石川漁協のエリア。
豊富なブナ原生林を擁する奥羽山系を源とし水質の良さは折り紙付き(支流葛根田川は火山性土質の影響が若干ある)。
釣場は駅裏から上流赤渕付近までの本流竜川10Km程度と支流葛根田川は本流合流点から矢筈橋付近までの7Km程度である。
尚、本流竜川はその年の放流魚によってはさらに上流の道の駅付近まで遡上することがある。
県都盛岡から至近距離にありアクセスが楽で、流れの変化に富む中での釣りを気軽に楽しむ人気の高い川である。
旨いアユはダム上の放流魚とする定説を裏切らない「あねっこアユ」を育む川なのである。
雨天時、上流赤渕に設置されている可動堰の開閉による鉄砲水に注意。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする