暗い空、雨に加えて台風11号の余波なのか風も強い。
今週はずっと雨マーク、週明けには台風本体の影響も出てくるのか。
クルマからアユ道具の全てを降ろし、汚れた車内を掃除した。
しかし降ろしたアユ道具は未練がましく倉庫の奥へ仕舞い込むことはしてはいない。
出来得れば今季の竿納めは釣れなくてもいいから阿仁川にしたいと思う爺様なのだ。
散々な7~8月が終わり明日から9月、一日でいいから平水で晴天の日が欲しい。
現着11:00、結構雨が降っている。
15センチほどの高水、前回好調だった国道橋シモの瀬は爺様には難しい流れになっていた。
深さを増したカミのトロ瀬、右岸ヘチで跳ねが見えた。
我が家で畜養した8日目のオトリ、意外に元気が良く押しが強くなっている流れをカミへと泳ぐ。
激しい降りに湧きたつ水面、妙な感覚ながら瞬殺で絡んだのは腹掛かり17センチ。
しかしこれは全く泳がず再び登場の8日目のオトリ。
それから30分追いは全く感じず、やがて泳力を失ったオトリにシンカーを背負わせる爺様。
雨を避ける意味もあって国道橋梁下に移動。
流れの中にキラリキラリと複数の野アユ、如何にも縄張り行動のようにも見えている。
短い竿を以てしても橋梁に当ててしまう穂先に気を配りながらの2時間半。
群れの中に突っ込んでみても追い掛かりは得られず、交通事故的に3匹掛かっただけ。
昨日比では気温水温共に低下しているようで、この日の野アユの活性はかなり落ちていたようだ。
14:00、まだ降りしきる雨の中、本日の釣果僅かに4尾、その全てを流れに還し竿仕舞いとした。
早朝雲海の彼方(中央)に浮かぶ志和三山、我が家はその向こう側だ。
良く晴れて秋田駒縦走コース北端烏帽子岳(乳頭山)がくっきり見えている。 25Kgの荷を背負い国見温泉から秋田駒経由で縦走路を歩き、滝ノ上温泉に至る急坂をヨレヨレになって降りた昔を思い出す。
網張スキー場、この時期は展望リフトの営業中、これを利用すると西岩手外輪山黒倉山や裏岩手連峰三ツ石山まで手軽に行ける。
日帰り入浴の予定が結局宿泊することになってしまった爺婆である。
網張温泉、何度も温泉に浸かりビュッフェ形式の旨い物を意地汚く腹いっぱい詰め込んだ。
標高800mはかなり涼しく、良く晴れた今朝方は雫石から盛岡市方面にかけて雲海も発生。
そんな景色を見ながらの朝湯も楽しみ、朝食もまた意地汚く食いまくった。
ここは若かりし頃に何度も通っては山歩きやスキーの拠点とした山小屋宿泊施設だったが、近年網張国民休暇村として造り直したホテルだ。
たまにはアユ釣りも庭弄りも忘れて一日中ゴロゴロして湯治気分を味わうのもいいものだ。
冷たい小雨降る中、今朝は集落道端の草刈りであった。
年に数回のために刈り払い機の購入は躊躇されるものの、鎌での作業はやはり大変だ。
この雨、午後には上がると言う。
爺婆はさっさと買い物を済ませて、昼飯を食ったら温泉さいぐだ。
庭先でリンゴ(品種不明)が色付き、その根元にはアユ釣り最終盤を告げるレンゲショウマが咲いている。
次回釣行が今シーズン最後となるのか、とにもかくにも寂しい季節の到来である。
夏の花ノウゼンカズラが咲いている足元で雨に濡れてホウズキが色付いている。
雨雲がとれて陽が射してきてももう真夏日にはならないかもしれない。
北東北のアユ解禁からほぼ2ヶ月が経過、未曽有の天候不良と河川コンディションの悪化で釣り最適日数は極めて少なかった。
国交省「川の防災情報」から転載している秋田・岩手の代表的河川のデータを振り返るとその状況は明確に見えてくる。
(8/27までの58日間で皆が安全に釣りが楽しめたであろう日数)
米代川本流:4日 阿仁川:16日 藤琴川:24日 桧木内川:24日
馬淵川:24日 雫石川:10日 閉伊川:18日 稗貫川:9日
鵜住居川:6日 気仙川:17日
平年の1割とも言われた少ない天然遡上に加えて洪水による魚群の流失、水温低下による魚病の発生、さらにはこの先9月に入っても雨模様が続く予報など、何一つアユ釣り前中盤戦の不調を挽回できる材料はない。
午後になってもキウイの葉を打つ悲しき雨音が聞こえている夏の終わりである。
未明の雨は朝までにはピークを越えた。
今回は主に沿岸南東部河川にかなりの増水を齎しているようだ。
平水が見えてきたばかりの気仙川は、再び酷い赤濁り大増水に転じてしまった。
天候が心配で昨日同地域への出撃を躊躇し日延べしたことは爺様の大失敗であった。
今日現在では爺様が竿を出せそうな川は完全に失われてしまっている。
このあと数日は釣りになりそうにない訳で・・・。
家屋の北側のシロバナシャクナゲが密かに来年のための花芽を膨らませている。
爺様も今年の夏はもう諦めて、氷上釣りのための仕掛けづくりでもしろと言うことか。
予報に反して陽射しの強い眩しい朝だったが、なんとその1時間後には予報通りの雨になった。
もうじき8月が終わるが、何処までも雨に祟られる異常ずくめの夏であった。
やや1ヶ月間開店休業状態にあった阿仁川オトリ店には、このところ再開を待ちかねた釣り人が何人か来ていると言う。
昨日は痩せアユながら数匹の釣果もあったらしい。
聞くところによると、野アユの全てが流失した訳ではなくまだ残っているのだと言う。
このまま順調に水位が低下するとすれば、9月初旬には浅い場所から新垢が着き始める。
例え釣れなくても広いチャラ瀬を縦横に歩ける阿仁川で竿納めにしたい爺様なのである。
秋田駒縦走コース北端の烏帽子岳1478m
岩手高原スキー場越しに西岩手カルデラ外輪山西端黒倉山1570m
小高倉山1235m(WC女子滑降コース)を背景に色付き始めたナナカマド
遡上不振に加え異常な大雨が続いていることで北東北この夏のアユ釣りは未曽有の不調。
しからば山歩きを楽しもうにもこの天候不順の中では爺様には厳しすぎる。
トレッキングはやはり天候が安定する秋の盛りまで待とう。
今日はせめて山の雰囲気だけでも味わおうと岩手山麓へのドライブ。
山の彩りは深緑から秋色に変わりつつあり、夏の終わりが如実に感じられる。
網張の硫黄泉にもご無沙汰しているし、週末の予約でもしようかと・・・。
今日は朝から降りだす雨模様の予報だった。
しかし午前中は綺麗に晴れ上がって行く夏を惜しむように暑い陽射しが降り注いだ。
朝飯後にその辺を歩き回って夏の名残を画像に残した。
しかし昼前には雨雲が広がって、予報に違わず時に強い雨となった。
その後も陽射しがでたり雨が襲ってきたり急がしい空模様となった。
これでもかとばかりに雨に祟られる8月である。
08:00、週明け月曜日の釣り人はさすがに疎ら。
週末かなりの釣り人に浚われたはずの狭小河川葦の川である。
果たして爺様に釣れる野アユはまだ残っているのだろうか。
先ずは好調だった前回の場所を覗いてみる。
1週間畜養したオトリ、意外なほど元気でチャラ瀬を泳ぐと瞬く間に野アユが絡んだ。
20センチほどだが尾鰭の付け根に痛々しい病変が出ていた。
前回同様に一流し目でオトリが替わったが次が続かない。
やや1時間、葦の根元やヘチの石組を丹念に探るも何匹かのビリアユがきただけ。
前回あれだけ見えていたヒラ打ちも跳ねも如何に目を凝らしても全く見えてこない。
09:30、爺様は早めの場所移動を決断した。
2022アユ釣行へ
暫くぶりの真夏日、雨の心配など全くない一日である。
コメの銘柄にもよるのだろうが早くも稲穂が首を垂れる季節に入ってきた。
ワクチン副反応の癒えた爺様は、陽光に首筋を炙られながら久しぶりの散歩コースを歩いた。
木陰の涼しい道を歩くも、湧き上がるアブラゼミの声が益々暑さを募らせ汗が噴き出た。
本来ならこんな日は清い流れに立ち込んでアユ釣りを楽しんでるのだが何処も彼処も増水中。
明後日あたりからは再び天候は下り坂。
行くなら明日しかないようだが・・・、1週間前のオトリは奇跡的に元気だが。
午前中は陽射しがあったのに、午後になるとすっぽり雨域に入った模様。
涼しい日だがこうも雨に降られては家の中から一歩も出られない。
素晴らしいプレイで盛り上がる高校野球準決勝を観た。
そのままプロ野球観戦に移行して今日は一日野球漬けの爺様。
全く覇気のないG軍、今日もまた打てない守れない負けゲーム。
このところ負けゲームばかりを見せつけられているジャイアンツ親父の爺様。
昨日のコロナワクチンの副反応は軽くて済んだが、このイライラ病は益々募るばかりだ。
ネット裏で観戦の長嶋終身監督もそこいらの椅子を激しく蹴り倒していたに違いない。
こんな野球では本日大差を以て勝利した仙台育英高校にも勝てないと婆様が言った。
結構多い降雨量だったが朝までには上がった。
山岳の稜線を覆っていた雨雲も大空に吸われるように次第に消えていく。
大気が浄化されて透明度が上がり山々の輪郭がくっきり見えてきた。
水田を渡ってくる北寄りの風が涼しくて気持ちのいい一日である。
そんな清々しい日に爺婆はワクチン4回目、酷い副反応がなければいいが・・・。
一滴の雨も降らない昨日だったが、今日は未明から激しく降り続く。
昼前には雨雲がとれて眩しい陽光が降り注いだ。
蝶が舞いトンボが飛び交いセミの声が次第に賑やかになって行った。
雨雲のとれた上空にはもう秋の雲、しかしその1時間後には再び雨が降り出した。
梅雨明け宣言があってからも雨域からなかなか脱出できない北東北である。
アユ解禁から50日経過、殆どの川は良いコンディションで釣りができたのはほんの数日程度だ。
天然遡上も放流も全く不振の川が多く、踏んだり蹴ったりのまさしく記録的シーズンであった。
透き通った青空ではないが、晴れて山々は頂上まで良く見えていた。
今日一日は久方ぶりに雨の心配はなさそうだ。
ようやく乾いた樹木にアメリカシロヒトリと思しき虫が着き葉を枯らしている。
枯れた葉枝を切り落とし殺虫剤を散布した。
まだまだ動けば汗塗れになる暑さが健在。
しかし盆が過ぎたことで木陰に吹く風に秋を感じてしまう爺様である。
秋の虫の音が耳にこびり付き、日暮れが随分早くなったような・・・。