異常な暑さが続いていたためか、季節の推移も異常に早い。
田園地帯の色付きは1週間以上も早く、もう刈り取りを始める農家も少なくはない。
早めの収穫が始まった果樹農家、畑仕舞いを始めた野菜農家、暑さだけを除けば周辺はもう豊穣の秋である。
秋の始まりを告げるはずのサルスベリの花も早めに盛りを過ぎた。
こんな年は厳しい寒さの冬が待っているはずだ。
夏の暑さとのバランスをとるのは冬の寒さしかないからだ。
それがない限り、地球温暖化はあまりに急速に進んでしまう訳で・・・。
昼間は相変わらず暑くてやりきれないが、朝晩はやっと涼しさを感じるようになった。
もう家の中からはセミの声が全く聞こえて来ない中、ふと気が付けば耳の奥に浸み込む煩いほどの虫の音が聞こえていた。
黄金色の稲穂が首を垂れ、郊外の畑には蕎麦の花が真っ盛り。
昼時間もかなり短くなってきた。
暑さだけを除けば、北国は間違いなく秋への入り口に差し掛かっている。
午後になって生簀を覗いてみると水温が上がってオトリの危機。
急ぎ支度して閉伊川に走る。
14：00川井街裏エリアは解禁日を思わせるような驚くほどのクルマと釣り人の数。
爺様はその隙間に何とか潜り込む。
朝から攻め立てられているエリア、果たして野アユは残っているのか心配しながら釣り支度。
しかし意外にも掛かりは良く、1時間半で密かに目標としていたツ抜けとなった。
カラ川上流部のアユ、解禁から2ヶ月が経過して18～20センチのオトリ頃。
その中から4尾だけ持ち帰り、残りはリリースした。
台風10号は遠く東の洋上に去り、東北地方はまたまた真夏の暑さに。
季節は進み暦はあと3日で9月。
如何に残暑が続いていたとしてもアユ釣りはもうじき終焉を迎える。
気のせいか昨日の雄アユの肌がガサガサしてきてるような・・・。
爺様の釣行もせいぜいあと3回程度か・・・。
これが終わると氷上のワカサギまで4ヶ月のオフに入っていく。
今年も1回は秋の山を楽しみたいところだが・・・。
早起きしてまだ交通量の少ない県境のトンネルを抜けた。
小保内分岐07：00、信号が青だったら真っすぐ角館、直前に赤に変わり右折して阿仁へ。
阿仁合の河川公園08：00、釣り人お一方、暫く眺めていたが釣れそうな雰囲気がない。
特に評判があまり良くない本川上流部湯口内、パチンコ下、吉田、大岱、五味堀をゆっくり眺めて今年も大勢がキャンプする阿仁前田へ09：00。
爺様はオトリと遊漁証を求めながら情報収集。
結局、午前の部は前回と同じ本川中流部桂瀬へ。
8月も残り5日、家の周辺は秋の気配が濃厚になってきた。
近場ではセミの声も殆ど聞こえなくなった。
今日も酷い残暑なのに、僅かながら涼しい風が吹き凌ぎ易い。
生簀のアユを全て潰してしまったので、焦ってオトリ継ぎに出かけなくても良くなった爺様。
しかし野アユ自体ももう最終盤を迎えているだけに、もたもたしていると時機を失してしまう。
明日は太平洋側は台風10号が影響しそうだし・・・、やっぱし米代水系かなぁ。
南昌山山頂部は霧の中、やがてこれが晴れて今日も猛暑になりそうな朝の景色だ。
このところ生簀の水温上昇対策に頭を痛めている爺様。
昨日すっかり水を抜いて水槽やポンプなどの汚れも掃除した。
今朝方、解禁日から繋いできたオトリは全滅。
なんだか余計なことをしてしまったみたいだ。
しかし考えようによっては、毎日のお世話の煩わしさから解放された訳である。
北国のアユ釣りはいよいよ終盤戦を迎える。
次回釣行は週明け、野アユが産卵期に差し掛かるまであと何回出かけられるのだろう。
我が家の家電品は全てが型落ち品である。
春先に型落ちの4Kテレビを購入して以来の量販店を覗いてみた。
今回もまた型落ちの回らない電子レンジと型落ちの炊飯器を買い込んできた。
ついでに店内をひと回り、これは何するものぞ、特にデジタル機器は解らないものばかりだ。
ちなみに爺様はこれでも電気関連の技術者だ。
電気の現場から離れて20年、隔世の感のある近頃の電気店であった。
午前中は大汗を掻きながら畑仕事。
今日もまた殺人的猛暑、一日2回水換えをするがオトリは3日でかなり弱る。
オトリ替えのため爺様は和賀川まで走る。
13：30グリーンパーク、先行する釣り人は3名。
お話を伺うと群れは見えるが殆ど釣れてないとのこと。
許される時間は2時間のみ、爺様は急ぎ支度してその上手に入らせて頂く。
水温はかなり高いことに起因しているのか、魚影があっても全く反応してこない状態が続いた。
爺様が持ってる引き出し全開で臨んでも和賀川のアユはあまりに手強く腹立たしい。
しかし右岸ヘチ釣りだけには反応があってやっと5尾を獲って目標到達。
本日の釣果、17～20センチ5尾、 2時間
空高く発達していく積乱雲、今日も不安定な大気状況。
二十四節気処暑だが息苦しいほどの蒸し暑さは未だに続いている。
7月中旬以降続いている連日の暑さは、我が家の3坪菜園にも影響を及ぼした。
トマトは4~5段目が花落ちで実がつかず、スイカも生ったのは一個だけでしかも小さい。
枝豆は成長不良、キュウリは早めに終了、インゲンもナスも形が悪い。
調べてみるとこれらは全てが酷い暑さと乾燥が原因らしい。
暑さに強いはずの爺様も外に出るのはアユ釣りに出かける時だけ。
長期予報によると残暑はあと2ヶ月続くと言うが・・・。
8/19の集中豪雨は秋田の各河川に泥被りの置き土産。
この日の桧木内川も御多聞に漏れず底石は黄色に曇っていた。
野アユの数が目減りしている感じはなかったが、元気度がかなり落ちているように思えた。
加えてこの日の桧木内川は釣り人が多く、これまでのように脚を使っての釣りは困難だった。
あと数日も経てば泥を纏った底石は磨かれて再び調子を取り戻すに違いない。
リンゴの幹に空いたウロからヒマワリが顔を出し花を着けた。
エサを銜えて行った野鳥が隠していたものから発芽したものだろう。
それにしても今日の暑さは殺人的とも言える。
昨日までの蒸し暑さとは異なる脳天を焦がすような乾燥した真夏の暑さである。
水槽の水が温み、オトリが日に日に数を減らしている。
明日の桧木内川は必至であろうが・・・、野アユはまだ残っているか。
本日もまた当県は不安定な大気状態。
当地域にも大雨に関する警報注意報の類が発令されたり解除されたりの繰り返し。
16時現在、南側の空には発達した積乱雲、北側はと見れば山頂付近が雲に巻かれている岩手山が青空を背景にくっきり見えている。
激しく変化する空模様だけに、爺様はゴミが詰まった雨樋を急ぎ掃除した。
が、やはり今回もまた空振りに終わったようだ。
朝から蒸し暑い天気、上空は昨日と同じいつ降ってきてもおかしくない妖しげな雲だ。
それでも雲が薄くなって透けてくると、そのさらに高空には秋の象徴ウロコ雲だ。
どうやらこの後当分は大きな雨はないらしい。
昨夜の雨は渇水傾向の桧木内の流れに、何某かの活力を与えたに違いない。
もう良型アユには雌雄の特徴がしっかり現れている。
もしかして今年の終焉は近いのかもしれない。
桧木内名物の小アユは殆どなく、22～23センチの良型が揃うだけに爺様はこの川に嵌っている。
さて次回釣行は22日か・・・・・・・。
と、近づく雷鳴そして土砂降りに、ライブカメラには濁流が。
天気予報を吟味して出かけた桧木内川3回目。
これまでの秋田遠征はシーズンハイを目指す爺様は全て強風に負けてしまっていた。
魚影が薄く釣れないとされる桧木内川、日に日に少なくなる釣り人に暇そうなオトリ店。
この日の爺様はチャンス到来とばかりに、08：30、誰も居ない流れに立った。
相変わらずの不安定な空模様。
北上高地の最高峰早池峰山が見え隠れする雨雲の動き。
当地域には小規模の雨域が次々に流れ込んでは通り過ぎる。
明るい陽射しに油断していた爺様は突然の雨音に慌てて家や車の窓の開け閉めを繰り返す。
水槽のオトリは元気度が落ちてきて、早々の入れ替えが必要。
天気は安定しないようだが、明日は必ずや何処かの川へ出かけなくてはならない。
少々の雨が降っても風さえなければ爺様の友釣りは成立するから・・・。
