Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

清流・苔生す岩~美杉の山ん中、比河川

2017-07-28 | 三重県
三重県津市美杉町八知の比河川 ( ひこがわ ) の滝や渓流を見てきました

比河川は大洞山や尼ヶ岳あたりを源とし老ケ野川から雲出川となって伊勢湾へ流れてゆく

三重県道15号久居美杉線の大御堂公民館のそばから比河川沿いの林道を山の中へ向かう
山の中の県道からさらに狭い道になる ~狭い道だが路面はまあまあだ、少し走ったら比河川は美しい景色を見せてくれる





こんな流れを見ながらさらに奥へ進む
 比河の集落が現れる ~さらに奥へ進む、比河川は透き通った水と苔生した岩+黒光りする岩岩







両側の岩に押しつぶされそうになって、狭い岩の間を流れ落ちる









↑ の上が ↓ です、一枚の写真に収まりません






黒光りする岩の上を流れる



さらに奥へ進むと大きな石碑が、廣瀬の集落跡のようです



廣瀬の集落
5百年余り続いた平穏な営みの集落地、松井姓四軒、宇田姓四軒、松嶋姓四軒、寺崎姓一軒(松嶋姓分家) 一九五九年伊勢湾台風の被害を蒙り、又時代の流れもあり里に街に生活の場を移す。
 営みの 明かり十三 灯し山

2006年4月24日 建立  ・・・・・と刻まれている


宅地跡だろう、石垣だけが残り杉林になっている、伊勢湾台風から58年


数戸残った建物は山に飲み込まれてゆく


私の大好きな " 苔生した岩とその中を流れる清流 " を見て満足だったが、石碑に刻まれた文字を読んだあとは胸がジーンと熱くなってきました。




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2 コメント

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Unknown (チャタン)
2017-07-29 08:47:51
刻まれた文字の内容に思いを馳せると思わず手を合わせたくなりました。ありがとうございました。
チャタンさん (naka)
2017-07-30 07:08:29
ありがとうございます。

こんな山の中になぜ集落があったのでしょうか? 伊勢の国から大和の国への街道だったのでしょうか? それとも林業のための集落だったのでしょうか?
どちらにしても500年余も続いた集落が無くなるのは哀しいですね。
これを造られたのはこの集落出身の方のようです。

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