Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

古道・東熊野街道を探して川上村へ

2020-03-21 | 奈良県 川上村
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東熊野街道は、土倉庄三郎翁が計画し明治20年に完成しました。
現在の国道169号線の原型となり、吉野と熊野を結び、様々な歴史を育んできました。 特に川上村伯母谷から柏木は途中で世界遺産大峯山への古道ともつながり、茶屋跡や丁石が点々と続きます。 ・・・・ 毎日新聞旅行の古道山歩きシリーズより借用

( 今月29日に 毎日新聞旅行のツアーがあるらしい )

そのコース = 奈良県吉野郡川上村伯母谷から柏木への古道を歩いてみたいと思って下見&調査に行ってきました。


国道169号線で大淀町 ~ 吉野町 ~ 川上村へ ~ 大滝ダム ~ 大迫ダム を見ながら坂道を上って行く、 大迫ダムの堰堤を左に見て、もう少し走ったら伯母谷トンネル、その手前が伯母谷口バス停、ここから右に入って行く




左が国道の伯母谷トンネル、右の道へ入り急坂を上って行く



急坂の途中で吉野川、大迫ダムの上流が見える


1Km弱だろうか?走ったら行きどまりだ、伯母谷の集落らしい、家は7軒ほどあるが住んでるのは1軒だけのようだ

道は狭く駐車スペースがなかったので少し戻ったら駐車できた

車を停めて歩く、集落に平坦地は無く、山の斜面に無理やり家を建ててる感じ、道は狭く階段ばかりで歩くだけの幅である、道の片方は擁壁で反対側は下の家の屋根である








集落の建物は足元の下に見える、向こうの景色は山また山



杉の植林帯の中に階段があって、これが東熊野街道か? と思って上って行くが・・・





その先には、かなり古そうな墓とまだ新しそうな墓、どちらも掃除されていて新しい緑の木、榊か?も供えられている



墓の傍から下を見れば、大迫ダムが小さく見えている、すぐ足元には住人のいなくなった家



道らしいものは見当たらない、適当に急斜面を登って行ったら、橘将監という武将の墓が現れた

それにしてもすごい山の中にあるもんだ!




没後 561年、礎石・墓石ともに苔生して杉の山中にひっそり眠る






すぐ横には、朽ちてしまった木の上に木が伸びている、付近には大きな苔をつけた倒木も、、、




道なき道らしき所をさらに上って行くとまた墓が現れた、これも新しい榊? が供えられている



道なき道らしき所 =東熊野街道か? さらに上へ行くが、これ以上山奥へ行って帰れなくなったら困るので道らしきのを探して引きかえす



うろうろしてたら苔の石段が見つかったので降りてゆく



石積みの擁壁、東熊野街道か? 単なる墓参りの通路か?



登ってきた集落の奥へ、無事戻れた!



戻って帰ろうとしてる時に地元の人に出会った。

集落の最奥から東熊野街道へ行けるけど、「 たぶん道は解からないだろう 、 もう少し手前の階段を登って 伯母谷分校跡から行けばわかりやすい、1時間程度で柏木まで行けるだろう 」 とのこと。


また、気分が良いときに 古道・東熊野街道 伯母谷~柏木 間を歩いてみよう! と帰路に就く。


約 2時間、吉野川源流・水源地の村、川上村の山ん中、杉、杉、杉の山また山の山の中を徘徊、鹿にも出逢わず、熊にも出逢わず・・・のひと時でした。




コメント
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