1031ビジネス・コンサルティング

経営コンサルタントの目で、日々の出来事から、参考になるキーワードを取り上げて、解説したり、情報発信をします。

全ての部門で危険回避策を

2008-11-01 11:37:35 | Weblog
政府がいろいろな対策を打っているとはいえ、実体経済に即効薬は無いと経営者の多くは感じています。

では今、何をしなければいけないのでしょうか。

手をこまねくわけではなく、既に経験した不況対策をもう一度実行する必要があります。

もう既にかなりのことはやったと感じている企業こそ、全ての部門で見直しを図る必要があります。

今売上高総利益率はいくらでしょうか。

現在、10月の利益は確定していますか。

データがまだ出ていない会社は、要注意。

もうすぐ分かるなどと言っていては、利益管理の出来ていない証拠。

経営上の危険回避策は、先ず経営者の数値管理から行って欲しいもの。

それが出来てこそ、各部門の危険回避策が有効になってくると言うものです。

経理上必要な係数について、全て把握できるシステムになっていますか。

資金繰りは大丈夫でしょうか。

黒字倒産対策も出来ていますか。

損益分岐点を把握できていますか。

営業面での危険回避策も出来ていますか。

取引先との関係は・・・

競争関係は・・・

セールスマンの士気は・・・

販促効果は、広告は打てていますか。

回収は、取引先情報は把握できていますか。

営業日報はあがってきていますか、見ていますか、情報を把握できていますか。

技術やサービスの内容は、ベンチマークできていますか。

こうしたチェックポイントを自ら見直して、早急に対策を打っておいて欲しいもの。

不景気だから不況対策ではなく、その先を見据えた対策であって欲しいものです。

人材確保のチャンスですが、資金が無ければ採用も困難。

内定取り消しの学生を救うためにも、自社の企業力を今からつけておくためにも、企業経営のチェックを・・・

今、すぐ!!
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