ZZR1400GTR's Tagebuch(日記)

主に独逸・墺太利・瑞西・南チロルの欧州事情を発信。

新旧比較

2009-05-23 03:35:02 | ZZR1400

GW の新旧比較です。勿論、上が新、下が旧世代のものです。2001年から今の新タイプになっています。DNA的には一貫性があるように見えます。下のGL1500は、私が欧州に来た時分から出回り始めた既に6気筒になっていたタイプです。だから、私にとってのGW はやはり、6気筒でなければしっくりきません。

GL1500の動力性能は知りません。乗る機会をずっと逸していたからです。GL1800の動力性能は分かりました。体感的には、「GPZ900Rと同じ位」でしょうか。馬力はどっこい、トルクは倍近くでも重量も倍近く多い、最高速は20キロ違うか違わないか。ただ、水平対向6気筒の方がスムーズに回ります。スムーズ過ぎるのか、トルク感が数値ほど感じられません。これだとアルプス越えなどでは神経質になりそうです。まあ、そもそも、そういう使い方を想定していないのかも知れませんが...

アウトバーンでは、2Lクラスのクルマとはタメを張れますが、少し排気量の大きいクルマ(2.5L以上)とだと、追い越し車線で流れをリードできなくなります。3L以上のクルマは、追い越し車線200オーバーが当る前なので、大型バイクであるにも関わらず、車線を譲る羽目になります。ドイツの高速道路では少し役不足なバイクです。但し、他の欧州各国の高速道路上の制限速度はおしなべて時速130km前後ですので、このままでも通用するレベルでもあります。アメリカなら、この動力性能で楽勝なのでしょう。

GL1500以前のライダーと、GL1800からのライダーに重なる部分が多いのか、少ないのか、興味深いものがあり、これからリサーチしていくつもりです。高速道路のスタンドで知り合った御仁は、GL1500迄が本当のGW だ、のような意見の持ち主だったようです。

 

                                                                      ZZR1400と1400GTRの日記より