African Beads Art -見上げる空にアフリカの夢-

ZUVALANGAがアフリカで出逢ったビーズワイヤーアート、南部アフリカの人々、自然、動物、文化。

ZUVALANGA 『ビーズ』アイヌモシリから世界へ ウポポイレポート

2021-10-09 22:51:51 | 作品・作品展

国立アイヌ民族博物館にて始まった

『ビーズ』アイヌモシリから世界へ in白老 のレポート。

北海道白老町、ウポポイへ。

 

外観は洗練されたクールな印象です。

展示場入り口からの景色。ウポポイはポロト湖を望む、自然豊かな美しい場所。

特別展『ビーズ』を観覧。

ビーズ展は大阪吹田の国立民族学博物館から始まり、3回目の巡回展を迎えました。

ビーズの歴史や地域文化が、より深く理解出来るような仕組みがどんどん増えていました。

また新しい発見が楽しい^^。

 

そして、今回の展示での重要なキーはアイヌ文化におけるビーズについて。

場所が変わればビーズのデザインや素材、表現や意味も違ってきます。

それでも、遥か昔から人は地球上のあらゆる場所で、

それぞれの文化の中に意味を見いだし、ビーズを紡いだ来た事実。

ビーズ一粒一粒を紡いだ人の思いを想像します。

様々なビーズ文化の展示は世界の繋がりと魅力を感じられます。

 

ZUVALANGAのワイヤー&ビーズアートも現代のビーズ文化の中に^^。

 

実物を観たかった、貝澤徹氏作 ヤオシケプカムイ(蜘蛛)。

美しいアイヌ文様が印象的で力強い存在感。

 

続いて、基本展示室へ。

広く居心地の良い空間に沢山の貴重な展示物が並んでいます。

 

アイヌ文化、歴史、言葉など、分かりやすく丁寧に展示されていました。

色合いや文様もとても美しく、引き込まれました。

世界中の色々な場所で、個性豊かな文化が時代の流れに翻弄され、消えつつあります。

どのようにアイヌ文化を繋げ残していけるのか。失われたものを取り戻すのか。

歴史を学び、答えを模索し続けることが大切なのではないかと思いました。

とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。

少し慌ただしい旅でしたので、夜の雰囲気を味わうことができなかったのが残念。

10月31日までは20:00まで開館していて、夜のライトアップも美しいそうですよ^^

 

↑ トゥレッポんは、トゥレプ(オオウバユリ)のゆり根だと教わりました!右手にはトゥレプの保存食、左手にはトゥレプの茎。

 

アフリカで出会ったビーズアートが繋いでくれた私とアイヌ文化。

この機会に訪れられたこと、とても意味深いものになりました。

北海道へ訪れた際には、是非、足を運んで欲しい場所です。

ウポポイ

国立アイヌ民族博物館

Comment    この記事についてブログを書く
« ZUVALANGA 『ビーズ』アイヌ... | TOP | ZUVALANGA 展覧会【Earth】A... »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | 作品・作品展