早いもので今年も4月。
新しい元号も発表され、長い連休も近づいてきました。
春はお出かけの季節。色々な予定を楽しみにしている方々も多いのではないでしょうか。
大阪、岡山と続いてきた『ビーズ』展が
上野国立科学博物館で開催されます。
国立民族学博物館・国立科学博物館 共同企画展
「ビーズ -自然をつなぐ、世界をつなぐ-」
2019年4月9日(火)~6月16日(日)
午前9時~午後5時 (金・土曜日及び4月28日(日)~5月5日(日・祝)は午後8時まで。5月6日(月・休)は午後6時まで)
*入館は各閉館時刻の30分前まで
一般・大学生:620円(団体500円)
高校生以下および65歳以上:無料
今までとは違うアプローチで『ビーズ』というものをとらえ、素材にスポットを当てた展示になりそうです。
ZUVALANGA作品は21世紀のビーズのポジションで展示される予定です。
よく考えると、うちはBeadsだらけです。
作業場はもちろん、キッチンから、玄関に至るまで、ビーズのものが溢れています。
余りにもそれが普通なので気にもしませんでしたが、普通ではないのでしょうか・・・。
でも、どんなものでもビーズになり得るなら、やはりビーズは身近なモノなのかもしれませんね。
今回の『ビーズ』展の副題の一つ’自然をつなぐ’。
鳥の羽、種、金属、石、そしてもちろんガラスなどなど・・・。
人は昔から身近なものを手に取り、アイデアを持って工夫し、ビーズとしてつないで来たんですね。
そして、もう一つの副題’世界をつなぐ’。
世界をぐるっと見渡してみると、
言語や、衣装、食べ物など、場所場所で様々な個性があるけれど、
どの大陸にもビーズというものがあり、遠い昔から人はそれをつなぎ、飾ったり、身に着けたりしてきました。
ますますビーズの魅力について、深く考えさせられています^^。
↑ 自分の作品が載った『ビーズ』展図録を眺め、照れ笑いのTinashe 氏。(南アフリカヨハネスブル)
ZUVALANGAもビーズを通して、色々なつながりを頂いています。
ZUVALANGAを通して、ジンバブウェや、南アフリカを知ってくださった方から、
先月、南東部アフリカを襲ったサイクロン’Idai’の被害について心配のお声をもらいました。
師匠達の生活拠点である南アフリカヨハネスブルグに被害はほとんどありませんでした。
故郷のジンバブエも彼らの家族が住む場所は大丈夫だったそうです。
しかし、首都ハラレから北の村で育ったTinasheさんはこのタイミングで家族に会いに、先週から故郷に帰っています。
ゆっくりと家族との時間を過ごしているとメッセージをもらいました。
まさに、ビーズで世界がつながっていくという事を実感しています。
ご心配くださった皆様、ありがとうございました。
ジンバブウェ東部、モザンビーク、マラウィなどでは被害は大きく、一日も早い復興を願っています。
科博ではただいま大哺乳類展2も開催中です。
国立科学博物館大哺乳類展2
楽しみながら学べる、ビーズと生きもの。
面白い発見がありそうな展示、是非ゴールデンウィークの予定に入れてみてください^^