African Beads Art -見上げる空にアフリカの夢-

ZUVALANGAがアフリカで出逢ったビーズワイヤーアート、南部アフリカの人々、自然、動物、文化。

ZUVALANGA 師匠:ジョセフ・ケチェ氏 と 民族学博物館 季刊民族学’’特集 ビーズ大陸 アフリカ’’

2023-08-04 22:30:05 | 作品・作品展

この度、

国立民族学博物館から年に4回刊行される「季刊民族学」に

南アフリカで出会ったワイヤーアンドビーズアーティスト達について寄稿しました。

 

夏号の特集は’’ビーズ大陸 アフリカ’’。

アフリカでは遥か昔から存在が確認され、

装飾、儀礼、交易など、人類の文化に寄り添ってきたビーズ。

多くの地域で、人びとの歴史の傍らにあったビーズの不思議を、

様々な角度から考察された興味深い一冊になっています。

その中でもわたしは、

南アフリカに広がるワイヤーアンドビーズアートに携わるジンバブエ人アーティスト達について書かせてもらいました。

ビーズアートに出会い、師匠達に出会い始まったビーズアートを巡る旅。

もちろん未だ旅の途中ですが、

寄稿するにあたり、あらためて記憶を整理し思い返せたこと、とても貴重な時間となりました。

そして、このような形で

遠く離れた南アフリカで活躍するアーティスト達の日々にスポットが当たること、

とても嬉しく思います。

本年3月18日、師匠であるジョセフ・ケチェ氏が亡くなりました。

ZUVALANGAをビーズアートの旅に導いてくれたとても大きな存在でした。

2度の来日。日本での作品展開催。

沢山の方々に大変お世話になりました。皆さま本当にありがとうございました✨

実は、この寄稿のご依頼をいただいたのは、ジョセフ氏の亡くなる2日前。

なんとも不思議なタイミング。

最後の最後に粋な巡り合わせを演出してくれるなぁジョセフさん。。

今頃、季刊誌の無事刊行をどこぞで見届け、いつものドヤ顔をしているのでは、と思います。

これからも彼やその他のアーティスト達が大切にしているモノを大切にし、

繋がりを心に持ちながら、ワイヤーとビーズを紡いでいきたいです。

 

ご興味ある方は是非手に取ってみてください。

国立民族学博物館ミュージアムショップ、

国立民族学博物館友の会のHPからご購入いただけます。

機関誌『季刊民族学』 | 国立民族学博物館 友の会

 

『季刊民族学』185号

特集 ビーズ大陸 アフリカ

 アフリカは、およそ30 万年前にホモ・サピエンスの誕生した地であると同時に12 〜10 万年前に人類最古のビーズが生まれた地域の一つとして知られている。その後、アフリカにはインドやヨーロッパ産のガラスビーズが伝来し、世界のなかでユニーク、かつ多彩なビーズ文化が展開してきた。本特集では、ビーズ素材の多様性の広がり、ガラスビーズの導入過程、現代アフリカにおけるビーズの役割など、ビーズを通してみえてくるアフリカ社会の過去と現在を紹介する。¥2,750

 

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