おきらくごきらく

社会人大学院(早稲田大学大学院商学研究科プロフェショナルコース)へ通う、のんきなサラリーウーマン実録

真っ先に思い出してね

2005年10月28日 | お遊び

通勤途中で、有楽町マリオンを通る私。ある日、マリオンにこんな垂れ幕がどどーんと登場しました。

11月1日までに
あなたの一番
愛している人を
ひとり決めて
おいてください。

11月1日から始まるLOVE定額というサービスの認知を高めるための広告です。

「そんなっ、一人になんて、決めきれないっ」

・・・なんて言ってみたいなぁ~、というボヤキはさておき、念のために説明すると、LOVE定額とは、あらかじめ登録した1人のボーダフォン契約者に月315円で通話もメールもし放題になるというものです。だから、一番連絡をとる人とはLOVE定額を利用したほうがおトクってこと。

この広告では、最も連絡をとる人=あなたの一番愛している人、というのが前提になっています。ボーダフォンは、最近ブランドカラーの「赤」を前面に押し出したメッセージ性の高い広告に変わりましたが、私はとっても良いと思っています。

以前は、山田優やらベッキーやら、学生層に好感度が高い芸能人をやたら使っていましたが、残る印象は「○○がボーダフォンの宣伝に出てた」くらいなもんで、サービスの特徴については何も残らなかったように記憶してます。

今回のシリーズは違う。V6の岡田くんや伊東美咲を使っていますが、ちゃんとサービスの内容に訴求してます。こっちのほうが全然良い。

さらに、ブランドのイメージ・カラーである赤がとても効いています。ある本で読んだところ、あの朱色っぽい赤を提示された際、アメリカ人はコカ・コーラを連想し、イギリス人はボーダフォンを連想するそうです。いかに自分の会社や商品・サービスを顧客の意識の中から思い出してもらうか。世のマーケターが毎日取り組んでいる課題ですが、コーポレートカラーの認知って大切だと思う。

青だったら、ポカリスエット。
黄だったら、リプトン。
緑だったら・・・うぅーん、愛知万博(笑)?

あなたは、何を思い浮かべましたか。

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2 コメント

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初めまして☆ (miracle2005)
2005-10-29 10:10:52
突然のメールで申し訳ありません。今現在、自分はアメリカの大学で勉強しています。メジャー(専攻)はadvertising(広告学)で、そろそろマイナー(副専攻)のクラスを取り始めようと考えています。



現在、自分の中で興味ある教科としてマネージメントとマーケティングの2つがあり、学校のカタログを見ましたが、どちらも魅力的に映ってしまって一つに絞れない状態です。これから学校の先生や友人などから情報を集め、どちらか片方に絞っていこうと考えていますが、インターネットでも情報が集められたらと思い、メールさせていただいた次第です。



おおまかにマーケティングとはどういった教科なのか、それを学ぶことによってどういった部分が伸びるのか、数字や公式を使って勉強するのか、中途半端な気持ちで学ぶと続かない。エッセイ風のペーパーがたくさんでるなど(これらはほんの例ですが・・・)意見・情報等、何でもいいので思いつくことに関して一行でも返信してくだされば幸いです。勉強の方、お忙しいとは存じますが、くれぐれもお体に気をつけてがんばってください☆★







Sincerely,

miracle2005
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Unknown (haru)
2005-10-28 18:04:32
こんにちは。広報を専門にしているharuです。 私もボーダフォンの広告はいいと思っていました。とくに最近のCM。岡田准一と伊東美咲のやつ。(伊東美咲がここまでブレークする前にCM起用していたところもニクイですね)モノクロの画面に赤が目立っていますし。叫ばせる台詞がシンプルで分かりやすい。カラーマーケティング的なことをいうと、赤には情熱的・積極的などのイメージがありますから、見る人の目を引きます。モノクロはのコントラスト効果もドラマティックさを演出しています。



ポカリの青は落ち着いたイメージを演出しますから、”清涼”飲料水にはぴったりのカラーですよ。良く考えたもんです。起業するときや、新規事業を立ち上げる時には、コーポレートカラーや製品ラインのカラーも心理的な戦略を考えて決めるといいですよね。
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