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社会人大学院(早稲田大学大学院商学研究科プロフェショナルコース)へ通う、のんきなサラリーウーマン実録

森村ブラザース

2007年03月24日 | お遊び

名古屋駅からタクシーですぐの場所にある「ノリタケの森」。
日本を代表する焼き物メーカーであるノリタケが運営している陶磁器に関する施設です。美術館やショップなどが入っています。

日本初のディナーセットや古い画帖(お皿などの柄見本が描かれた帳面)が展示されていて、日本における陶磁器の歴史をたどることができます。また、製作の各工程も実演と共に紹介されていて、なかなか興味深い場所です。

なんでも陶器は、最初に粘土で型を作る時点と比べ、焼いた後は2-3割縮んでしまうとか。

以前、トイレの便器で有名なTOTOで、便器の型を作る職人の技を伝承するのに苦労しているという話を聞きました。焼いた後の縮み具合や湿度などを全て考慮して機械は実現できない技術を持つ熟練の技は、なかなか簡単に得られるものではありません。このような技術の伝承は、TOTOだけでなく多くの日本企業が抱えている問題です。

ノリタケの職人技は、どのようにして若い人達に受け継いでいるのだろう。そんなことがふと気になりました。

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