おきらくごきらく

社会人大学院(早稲田大学大学院商学研究科プロフェショナルコース)へ通う、のんきなサラリーウーマン実録

春学期授業評価

2005年08月14日 | お勉強

すっかり忘れていましたが、7月の終わりに早稲田から「2005年度春学期授業評価について」という調査票が届いてました。

締め切りが8月15日必着ということだったので、あわてて記入しました。

マークシートで自分のとった授業について内容が分かりやすかったか、難易度が適切であったか、教員が熱心だったか、など13の設問に5段階評価で答えます。
そしてさらに、その授業の良かった点と悪かった点を記述式で評価します。

一応「この回答が成績などの評価に影響を与えることは一切ありませんので、率直なご意見をお聞かせください」と書いてあるので、本当に率直に述べさせていただきました。中には「授業までに読んでくる資料とまったく同じ内容を、また授業で述べるだけで全く意味が無い」と書かせていただいた授業も。。。

この評価に基づいて、来年、再来年の授業をもっと良いものにしていただけると期待します。そして、このような授業を評価する機会を与えてくれる早稲田大学に感謝。

だって、そうでしょう。生徒は授業料を払ってくれるお客さんなんです。そのお客さんの満足度を測らずに大学経営は今後できないと思います。

以前アメリカの大学では、学期ごとに生徒が先生を評価する、と聞いて驚いたことがあります。その頃、通っていた慶應では、そんな評価システムが存在しなかったからです。

とっていたフランス語のクラスでは、先生の発音があまりにも悪く、ただ教科書を訳して終わる授業内容だったのにイライラしたことを覚えています。
また、同じ単位数なのに、先生によって難易度が大きく違った必須の授業もありました。

でも少子化が進み経営が危ぶまれる今後、いかに生徒をひきつけることができる授業を提供できるかは大学存続のキモになってくるでしょう。ブランド力のない大学は、なおさらです。私は生徒による授業・教員の評価に賛成です。

先生方、おちおちしてられませんぞ。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (通りすがり)
2005-08-17 23:55:20
社会人になってからも勉強されるとは、かなりの向上心をお持ちなのですね。尊敬します。

現在、授業調査システムは多くの大学で行なわれています。慶應湘南藤沢キャンパスでは、オンラインにて授業調査が実施されています。その他の大学でも、開発・運用され始めているそうです。

授業調査・評価システムについては多くのシンポジウムで話題に上りますが、どこも教員からの反発は多いようです。よりよい授業を作るためには、学生が成績等の利害がないところで意見を述べる場が必要です。またその意見を、担当教員だけが見るのではなく、その他教員・学生に公開することにより、授業の改善につながるのではないかと考えています。
返信する