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行くぜ東北!三陸地方の旅 part3

2014年09月27日 | 旅行

 今回は宮古~のお話。


 3日目の朝です。この日は三陸鉄道の本社にお邪魔して、サービス部長様と開業から震災~そして現在に至るまでのお話を伺いに。
 本社内では、会議室ではなく働く社員さんのデスクでお話しを…貴重な見聞でございました。
 写真は本社前にあるJR山田線・三陸鉄道開業の記念碑。

 サービス部長さん曰く、開業30周年の三鉄は「30年目のリ・スタート」だそうです。



 そのあとは、三陸復興国立公園「浄土ヶ浜」へ。ここも津波が到達し砂浜や石は流されたそうです。
 しかし、とてもきれいな場所!


 昼食はレストハウスで。特別に「浜ラーメンとミニ海鮮丼」のセットを用意させていただきました。
 海の幸を堪能です・・・

 ちなみに「震災フロントライン研修」は、三鉄のツアーという形で行っており
 今回は三鉄の営業担当の方の天井で行っているため、様々な楽しい研修であります!



 浄土ヶ浜周辺は、マイカーは規制されているためシャトルバスが運行されています。
 そのバスは、電気バス!日野HRを改造したノンステップ電気バスです!


 リア側。
 運行会社は岩手県北バス。


 浄土ヶ浜の後は、「中の浜震災メモリアルパーク」を見学し、巨大田老防潮堤へ。
 写真は、田老第一防潮堤の上から見えた「田老駅に停まる三鉄」です。


 外壁がぶち抜かれ、鉄骨がむき出しとなったものの倒壊を免れた「たろう観光ホテル」。
 ここのホテルの社長さんは当時最上階で津波の様子を撮影されていました。


 田野畑にある、三鉄36形をペイントした水門。


 つづいて、三鉄で一番の被害を受けた「島越駅」周辺。
 全線開通し全く新しい技術が投入された線路形態が目を引きます。駅は久慈駅側に移動し、もし万が一に備えた形になりました。
 三鉄はここ周辺を流される前も、開業当時の最新技術を投入した高架線路を走っており、
 30年の時を経てふたたび現在の最新技術と防災を取入れた高架(盛土)線路となりました。


 最後に訪れたのは、全高15メートルもの高さがある普代水門。施工当時の村長が住民の反対を押し切って作った
 津波対策も取り入れた水門。明治・昭和の三陸地震の犠牲者のことを考えつくられた水門。
 今回の震災では普代村はこの水門を閉め死傷者はいなかったそうです。

 つづく


 



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