断食と炭水化物の深い関係

日々日常に生活させられてしまうと、ついつい基本的なことを忘てしまいます。



炭水化物とて、同じことです。



突然ですが、人間にとって持つとも大切な栄養、それは、炭素と水素の化合物、炭水化物にほかなりません。（笑）





これは大事な話なので、もっとも基本的なお話が大事だと思います。



光合成というのがあります。



小学校や中学校で習ったと記憶するのですが。



植物の葉っぱに太陽の陽があたると、光合成という現象が起きます。



これは、誰でも知っている話ですが、この光合成が人間にとって、生物にとってどれだけの重要性を持っているか、知っている人は少ないのかも知れません。



葉っぱに陽があたると、葉っぱの中の葉緑素では二酸化炭素（炭素）と水（水素）が化学反応をおこし炭水化物が合成され、それは、主に植物の根や種子に保存されます。



炭水化物の原料は、水と二酸化炭素と太陽の陽です、



これは、学校で習ったことです。



それでは、たとえば、ご飯。



ご飯の主原料は炭水化物です。



ご飯（炭水化物）を食べると、人間はそこからエネルギーを取り出します。



そして、何を排泄するかというと、水（おしっこ、汗、息、）と二酸化炭素（呼気）です。



炭水化物の原材料は、太陽と水と二酸化炭素でしたよね？



それが、人間の体に入って排泄されるのが水と二酸化炭素ですから、体の中に残っているのは、そう、太陽の陽です。



つまり、炭水化物というのは、太陽のエネルギーが食べ物に変換されたものなのです、



これが、光合成の、炭水化物の真実です。



人間の体は、光合成をおそらくできませんので、地球に降り注ぐ最大で唯一の自然エネルギー源である太陽光を体内に取り込むには、炭水化物を食べるしか方法がありません。



人間にとって地球上で生きることとは、炭水化物を食べることなのです。





断食後になぜ、お粥やご飯を食べるのか？



それは、全く食べることのない断食の後には、人間にとって最も大切な栄養素である炭水化物を食べなければならないことは、当然過ぎるほど当然なこなのです。





断食では、ついつい食べないことに意識が集中してしまいますが、本当に大切なのは、断食後の補食（回復食）や断食後の食生活、つまりたべることです。



それは、断食の効果を長持ちさせるためにも、日々の健康のためにもとても重要なことだと考えます。





断食があなたの健康のお役に立ちますように



佐下橋聡　拝