昨日の小田原は、すっぽりと雪の中でした。
冬場に断食を行う利点は、断食反応がおきにくいことです。
汗をかきやすい夏場は、体内の水分を失いやすいため、断食反応がおきやすく、また、発汗によるミネラルの消失もその原因の一つだと考えられます。
断食反応は冬より夏場の方が圧倒的に多くなります。
冬の断食で気をつけることは、体温が外気温に左右されやすくなることです。
体温自体は断食中でも下がることはないのですが、外気温が下がると体温も下がる傾向はあります。
断食中はもちろん何も食べないので、食事誘発熱も発生しませんので、体の冷えを感じることも少なくないでしょう。
ただ、断食には体温を調節する機能もあるので、できるだけ暖房などには頼らず、自身の体温や軽い運動(歩く)で体を温めた方がよいです。
外気温につられ、下がった体温をリカバーしようとする体の働きが、体温の調節機能を強化するからです。
私の場合、断食を知る前の体温は35・7℃だったのですが、断食をはじめてから36.8℃~37℃になりました。
断食中に強い冷えを感じる人は、靴下の重ね履きや、お湯を入れるタイプの湯たんぽを利用するのがよいと思います。
昨日の雪で、このような記事を書きましたが、季節はもう春です。
ついでなので、春の断食の注意事項も書いておきましょう。
春の断食で注意することは、花見の宴や出店には近づかないことです。
佐下橋聡 拝