カメさん日記

趣味のカメさん日記です。レア種で情報が少ない種を中心に書いていきます。

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2018-08-04 22:03:10 | リクガメ

今晩は。

本日、ソリガメが亡くなりました。

7月8日にお迎えし、亡くなったのが8月4日ですので1ヶ月に満たない一緒の時間でした。

朝、水浴びをさせると目を閉じて、前足がすでに動かせない状態で動物病院に急ぎかけこみましたが診察台に乗せた時点で事切れていました…

朝、水浴び後の体重が354g、それから4時間後の病院では250gと本当にあっという間でした。

しかしこれは人間の勝手な後講釈でやはりお迎えしたと同時に死がカウントダウンしていたのだと思います。

それを見抜けなかった自分が本当に情け無いし、カメに申し訳ない気持ちで一杯です。

先生に念のため脈を測って頂き、亡くなったことを確認しました。

亡骸は綺麗な川べりに素手で穴を掘り埋葬しました。

私は12匹のカメを飼育していました。

長いものは15年以上、今回のソリガメは実に短い付き合いでしたが1頭1頭への愛情は全てに同じく平等です。

本当にカメの死は辛く胸の張り裂ける思いです。

残された11匹をまずは全力で飼育することが亡くなったソリガメへの供養と思い、しっかりと前を向いて飼育をして参ります。

安易な飼育を決めた自分を許せない気持ちで一杯ですが、いずれ気持ちを整理していくつもりです。

死因については先生のお話では解剖しないと分からないとのこと、先生、私ともに行き着く心当たりはあったとしか、この場では申し上げられません。

やはりソリガメはEUCBかWCであれば飼い込み個体を購入することが飼育の基本であると感じております。

なんの罪もないカメを地球の反対側から輸入し、大災害の最中、国内を移送させた人間のエゴの犠牲となったソリガメの冥福を祈るとともに自らの行いを深く恥じ入り、更にカメの飼育を上達できるように精進するのが亡くなったカメ達への供養だと思います。

少なくとも1年間は拙ブログをお休みさせて頂きます。

皆様、ありがとうございます。


4 コメント

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Unknown (ひゃっこ)
2018-08-05 06:52:13
あら…
折角、最近たまたま面白そうなブログを見つけて興味深い記事があれば挨拶がてらコメントさせてもらい、爬虫類談義に加えさせて頂こうかなと思っていましたのに…
その矢先にこのブログ期間限定閉鎖の知らせ…

励ましと参考になるかわかりませんが、わたくしもこれまでさんざん爬虫類とこの業界に関わってきて思うことをひとつ。
そもそも人間のエゴと強欲がひしめき合うこの世界に足を突っ込んだ時から現在において、時に自分自身を省みるといったことはあっても、管理人様のように喪に服すといったことはありませんでした。
それは本記事や最近の記事にも多少書かれてますように、飼育法が確立されているまたは日本の気候にあってる種類が確かにあり、中には当初誤った飼育法が存在し、それが実はこんなに違っていて真逆だったとか答えまで到達してやっと理想の飼育法、我が国にとっての飼育法が定まってきたりと、爬虫類はこれまで実験と紆余曲折を繰り返しながら進んでいる最中であり、極端に言えば犬猫を飼うことと分けて考えるべきだということ。
飼い主の責任もモラルも知識や学習も、まだ研究段階で実験的である以上、失敗は常に付き物。
むしろ個人レベルでは大きな失敗をして学んで欲しい段階。沢山の種類や数を経て自分に合ったもの、自分の生活スタイルや性分に合った種類を見つけるまでは後ろを省みらず前進して欲しい。
犬猫と違うのは同じペットだけど、人間との生活に沿いながら生きてきた者たちと爬虫類とは全然違う。人によっては生息域や文化までをも興味を持ち調べあげて飼育に役立てる。そういう教材的趣味的側面もあるのがペット爬虫類だと思うのです。
だけど個人的本音は、例えば…なんかのキッカケで頂いたか道で拾ったか亀を飼うようになった方がおばあちゃんになるまで何十年も世話をして、本当に彼女なりのやり方なんだけど、亀が腹空かしてたら餌をやり、水を汚してたら水を換え…そういった基本的なごく普通の世話で長〜く付き合ってる姿、光景がとても美しい。
余計な知識も入れず、脳内妄想もせず、ただ目の前の亀と対峙して世話をするおばあちゃん。
そんな方が例えば亀がある日死んだからって反省などしますかね?はるばる日本までやってきて大変だったろうに…とか、短い期間だけだったが反省を込めて沈黙します…とか言いますかね?
きっとおばあちゃんなら「あっ、死んじゃった」で終わりだと思う。
人間、欲があるからエゴや自愛心で物事を考えて大袈裟なことをやる。だけど、そういうことではないと思う。
亀と婆さん、どちらが先に死ぬかわからないのに2つの魂は前進するわけです。どちらかの死までは平凡な日々が続くわけです。
そこには亀と人間との飾らない関係がある。
だが、先程も申し上げましたが亀は犬猫とは違う。あらゆる意味で違う。であれば、いちいち立ち止まったりする必要もなし。
最終的に納得いく答えというか、自分に合ったものを見つけるまではやりぬくしかないでしょう…というのが本記事で感じたことでした。
折角最近見つけた面白そうなブログとその管理人様でしたので、差しでがましいかとも思いましたが、あえてコメントさせて頂きました。
長文失礼
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ひゃっこさんへ (カメさん日記)
2018-08-05 13:44:02
初コメントありがとうございます。
また貴重なご意見、重ねてお礼申し上げます。
はっきりとしたお考え、心中複雑な思いです。
自分の中に確かにひゃっこさんと同じ考えが存在します。
しかしながら、やはり私はこの1年間、ゆっくりと自分の「今までの飼育」と「これからの飼育」について考え直してみようと思います。
ブログは下書きの稿は沢山書きためております。
自分の気持ちにけじめがつきましたら順次公開させて頂きます。
最近では拙ブログの読者様が増え、あまり無責任なことは書けませんから、自分なりにリサーチした記事をあげるようにしてきました。
書くこと、これが自分自身の知識の蓄積と飼育技術の向上に役立つと実感しております。
SNSでのカメ飼いさん達とのコミュニケーションも貴重な財産ですので大切にして参ります。
ひゃっこさんのご意見を受け、メラメラとチャレンジ精神が早くも燃えてきました。
今回のソリガメの件、私なりに要因分析はしておりますが公開は控えております。
おそらくひゃっこさんのような飼育歴の長い方であれば何度か経験された類いの原因であろうと思います。
今回は悲しい結果となりましたが実は私は次なるオーダーをショップさんに出しております。
指値ですからいつ入荷するかは全く目処は立ちませんから5年、あるいは10年先かも知れません。
あるいはもう入荷はないかもしれません。
その日に向けてまずは1年間、じっくりとブラジルヘビクビ中心に飼育技術を磨いて参ります。
因みに今オーダー中のカメはコウホソナガクビのWCペアです。
今は新興国のカメバブルで異常な価格ですが5年前位の価格になれば迷わずチャレンジするつもりなのでジッと待っています。
流行りのドイツCBではないところに私の気概を感じて頂ければ本望と存じます。
激励?、本当にありがとうございます!
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Unknown (ポタカ)
2018-08-07 08:08:57
そうでしたか
申し訳ないです、力になれなくて

南半球は季節が逆ですし、日本までくる間に相当ストレスがかかっていたのかもしれませんね。

落ち着きましたら日記再開してください。
楽しみにしています。

またどんぶり等でお会いしたら話を聞かせてくださいm(_ _)m
返信する
Unknown (ひゃっこ)
2018-08-07 08:13:40
他の亀ブログへのコメントを含めて、その情熱的で研究熱心な管理人さまのご意向、正しく理解したつもりです。
情熱的で研究熱心な上、チャレンジャーなところもわたくしの心を惹きつけるものです。
今回のことでさぞ肩を落とされたことだろうと思い、だからといって他人がどうしたこうしたと慰めの言葉をかけるのもどうかなと思い、あえてああいうコメントになりましたこと失礼致します。

わたくしはこれまで亀のみならず蛇、トカゲ、両生類、魚類、植物など幅広く、ある意味浅く(?)趣味として世話してきてますが、その経験から出した答えというか、「自分に合った」生物の条件は
1.雑食性であること
2.温帯域出身であること
3.神経質すぎない生物
でした。
1は、トカゲにしろカメにしろ飼い主が食べている食材をシェア出来る喜びはひとしおであり、季節の食材を取り入れたり、また自家製のハンバーグ餌を作ったりと、今も苦もなく世話が出来ていることへの答え。
2は温帯域出身の爬虫類を飼うことで、余計な光熱の消費、強いて言うなら温暖化の原因となる保冷保温など環境問題への考慮を得られること、一年ね約半分の付き合いであとは冬眠させ寿命を長く長い付き合いが出来、年間のメリハリが出来ること。
3は人にしろ動物にしろ、こと「神経質さ」というものは伝染性があり、これまでさまざま神経質な動物や人と付き合ってきて、その時自分自身も余計な神経を使ってきたし、飼育技術のなさが原因で病気や死に至したことも少なからず経験してるからですが…。

過去には野生ではナメクジを専食してる蛇、巻貝を専食してるトカゲ、年中ホットスポット50〜60℃の下で日光浴するトカゲ、植物専食のカメ、深い穴で生活するリクガメ、人為的な新品種産出により極端に弱い生き物、人を見れば敵と思い、恨み根性で噛み付いてくる蛇…
皆、個性的といえば個性的だし、実際にわたくし自身が惚れ込んで飼ったものだけど、こちらの性分や生活まで脅かす生き物をこれから苦労してまで趣味として全うする気がなくなりました。苦笑
上記の理由で導き出した自分なりの結論が3つの条件でした。

コウホソナガクビのWCペア、素敵じゃありませんか!
わたくしも南米、アフリカ、オセアニアなどのヘビクビ、ナガクビ、マゲクビなどいろいろ飼育して参りましたが、コウホソだけはまだ未経験。
ま、他の方々と等しくいろいろ試してジーベンがベストといった意見もありますが、飼育難易度の高さとアノ妖怪みたいなルックスは魅力的です。
十数年前に飼育していたルゴッサの甲羅の形もオブロンガみたいで、おそらく正規のルートではないものでしたが、アノ辺りにはまだまだ不思議なカメが居るものです。
わたしが今飼うならこのオブ似のルゴッサ(甲羅が小さく、極めて強く飼育し易い)をリラックスしながら世話するか、水位100cm以上のでっかい水槽でエキスパンサーと大型魚を優雅に泳がせながら眺める…といったことでしょうか。
後者は地下水を汲み上げて終始水が入り排出されるようなシステムが可能な場合です。
際限なく水を入れ替えて(しかも水道料金を考えずに!)やれれば!笑

コウホソナガクビのWCペア入手されること期待しております。思う存分楽しんで欲しい。
豪州行きましたけど、アノ亀普通にいるんだよなぁ。もっと気楽に買えたらいいですけどね。
頑張ってください。
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