カメさん日記

趣味のカメさん日記です。レア種で情報が少ない種を中心に書いていきます。

渓流でのエサ生物を知る!

2017-06-10 22:52:50 | 雑記

今晩は。

身体中が痛いのですが、色々な事の記憶が鮮明なうちに書き綴ろうと思います。

 

2,000メートル級まで使用できるトレッキングシューズに履き替えて…

看板には完全装備で登山、とありますがやや軽装ながら家内と二人で登山です。

今回の目的は渓流でのエサ生物の調査です。

いかにも登山者が少ない証左となる草の生い茂る入り口です。

 道なき道とも言える正に冒険チックな山道を登ります…

こんな滝や、

こんな滝を眺めては、登ること1時間… 

 ついに最上部の滝に到着しました!

正直、月曜から金曜まで分単位での仕事に忙殺されている私の体はヘトヘトです…

途中、こんなことも。

アオダイショウを捕まえました!ヘビの捕獲は得意ですが…

 不覚にも噛まれました…

もちろんすぐにリリースしました。

さて、最上部の滝でのエサ生物は…

 大量のカジカガエルのオタマジャクシ。石の下には成体のカジカガエルも見つけました。

近くの石の裏側には、コメツキムシが。

付近の葉にはカゲロウの一種が。

ブラジルヘビクビガメもこういう生物をエサとしているのだと思います。

それにしてもブラジルの限定的な地域とはいえ、こんな山間部の渓流にカメが棲息していること自体が不思議でなりません。野生下でのブラジルヘビクビガメの捕食者はジャガー、ピューマ、猛禽類だそうですが、なぜ、こんなに生物層の薄い渓流に生きることを選んだのかは疑問です。

因みに現地の観察者レポートによれば、

こういう滝の流れのそばにある沈殿した落ち葉の下に潜んでいるそうです。

滝のそばにカメが棲息している景色、日本人には想像出来ない光景ではないでしょうか?