ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

唐突の胃全摘手術

2006-09-24 16:33:17 | Weblog
昨日は友人が二人も来た。昼過ぎから五時頃までいろいろとお喋りした。先に来た本好きの友人と最近読んだ本に付いての話をしたり、書見台を使ってちゃんと机で本を読むと目の疲れや肩のつかえもなくていいなど、と取り留めもない話で盛り上がっていた。そこえ我が家を珈琲茶房と呼んでいるもう一人の友人が一寸ドアの外から覗き込んで、「おやまあ珍しい人がいる」といいながら把手を引いて入ってきた。私は彼から受けたメールの内容がよく分らなかったので、「もう一つの難題とは一体どいったこと」と問いただした。私はてっきり、難航していた仕事上の難題と思っていた。すると彼は唐突に「癌で胃を全摘することになった」というのです。一瞬何をいっているのと彼の真意が理解出来なかった。「一体どうしたと云うの、つい先日前立腺の癌の手術も五年経過して一応安堵したいったばりじゃないか。几帳面に胃などの検査もしていたじゃないか。」すると「そうなんだ。毎年胃カメラの検査もして異常なしと云われてきたのに、今回突然胃に癌が出来ていて、それも全摘手術以外に安心出来る方法はないと云うんだ。そしてベンツカットでいくというんだ。頭へきた。どうも二年ぐらい前から前兆があったらしい。それを見落としていたらしい。病院を糾弾してやらなくては気がすまないので、今抗議文を書いているのだが、熱くなってしまって気分転換にコーヒーをのみに来たよ」と一気に喋った。セカンドオピニオンに癌センターを選んだが結果は同じだった。息子達は「おやじ、全部除けておけば再発はない、そうしろ」というらしい。確かにそれが正解には違いないが、本人すればなかなか耐えられないと思う。「俺は最後まであがく、放っとけ」と言い返したらしいが、それが当事者の本音だろう。

仲良し十人組の二人が胃の全摘、一人は心臓疾患、残りも何処かに悪いところあり。六十五才を過ぎると順番は分らないけれど寝込まずにおりたいものだ。