私のサイクリングコースの川の橋の上で高校生が川面を指差しながら盛り上がっていた。
「何がいるの」と尋ねると、「さわらが泳いでる」と返事があった。
覗き込むと少し離れた所に1メートル程の黒い棒のようなものが見えた。
本当にサワラかな、と疑いながらも少し目を凝らしていると、確かに生きて動いていた。
高校生達は、「おい、降りてつかんでこいよ!」などと互いに言い合いながら、誰も進んで行こうとはしなかった。
みずかさは脛程だから川に入れば簡単に捕まえれると思ったけれど、直ぐ自転車をこぎだしたので後はどうなったか知らない。
河口の吃水域だから大きなボラの群れが沢山いて渦を巻くように泳ぎながら、いつも勢いよく飛び跳ねているけれど、サワラが泳いでいるのを見るのは初めてだった。
「何がいるの」と尋ねると、「さわらが泳いでる」と返事があった。
覗き込むと少し離れた所に1メートル程の黒い棒のようなものが見えた。
本当にサワラかな、と疑いながらも少し目を凝らしていると、確かに生きて動いていた。
高校生達は、「おい、降りてつかんでこいよ!」などと互いに言い合いながら、誰も進んで行こうとはしなかった。
みずかさは脛程だから川に入れば簡単に捕まえれると思ったけれど、直ぐ自転車をこぎだしたので後はどうなったか知らない。
河口の吃水域だから大きなボラの群れが沢山いて渦を巻くように泳ぎながら、いつも勢いよく飛び跳ねているけれど、サワラが泳いでいるのを見るのは初めてだった。