ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

戦争指揮官リンカーンを読む

2007-05-31 21:58:46 | Weblog
本の著者は内田義雄氏でNHKで報道関係のキャリアだった。

”戦争指揮官リンカーン”の題名に引かれて手にとった本だ。

リンカーンといえば奴隷解放をしたアメリカ大統領で、”人民の、人民による、人民のための政治”といった有名なゲティスバーグの演説ぐらいしか知らなかった。
南北戦争時の大統領だったことは分っているが、この戦争を実際に指揮していたとは全く知らなかった。
はじめて電信を使った戦争だったことも知らなかった。
大統領が電信室に入り浸っていて、情報を最初に知り、そく指示を出していたなど読んだことも聞いたこともなかった。
そしてこの内戦の死者が54万人にも及んでいたとは更なる驚きだった。

内戦であれ戦争の決着は相手の息の根を絶たなければ終わらない。

文中に「戦争を終わらせるためには、総指揮をとっているリー将軍の息の根を止めるしかない、というくだりは、百四十年後、ブッシュ大統領が9.11テロの首謀者と断定したオサマ・ビン・ラディンを「捕らえるか、殺せ」と演説した言い回しと大差ない。」とあった。

このほんを読んで政治家リンカーンの本質を見たように思った。




鳥が激突死

2007-05-28 17:56:29 | Weblog
食事をしていると表の方で何かド~ンと音がした。
風もないのに何の音だろう思ったが時折鳥がガラス戸にドスンと音をたてて衝突して、そのまま飛び去ることがあるので、その音だと推測した。
それでも気掛かりなものだから食事をすまして出てみると小さな鳥が仰向けに転がっていた。
きっと脳震盪を起こしているのだろうと家内と話ながら観察を続けたがピクリとも一向に動かない。
目はショックで開いたままで足も広げたままだった。
一時間近くも見守っていたけれどとうとう動かなかった。
衝突のショックで死んでしまったらしい。

それにしても不思議でならない。
何故庭木の間を縫って飛び込んで来たのだろうか。
大きな鳥に追い掛けられて必死で逃げ込んだのだろうか。

生きているものにとっては一寸先は闇なのかも知れない。

談合って一緒に団子を食べるの?

2007-05-26 17:52:25 | Weblog
緑資源機構のような官が主導する談合は一番たちが悪い。
ヤクザ社会の八百長よりも悪いのではないだろうか。
彼等は悪いことをしているのだからばれれば捕まることを知っている。
しかし緑資源機構の人は悪いことをしているという認識すらなかったのではないだろうか。
まだ退職する人の就職先を確保しているのだから、もしかしたら良いことをしていると思っていたのかも知れない。
それにしても自分達に甘い。

天から団子のレシピもお金もそして人もふってきて何時もの手順で丸めて食べる。
お腹一杯になるまで、誰に遠慮もするでなく・・・あああ・・もう・・

腹立たしいことばかりだ。

たまげた!ここは東京?ロンドン?

2007-05-25 22:03:56 | Weblog
週に一度は通る道で信号が赤に変わって停車した。
右手を見て驚いた。
一瞬目を疑った。
一人の女の子が20センチ以上もある高いサンダル履きで黒い靴下とガーターと超ミニスカートで背中丸出しの黒の服を着て立っていた。

そこには古びた家があった。
だが人の出入りを見たことがなかった。
入口の戸が開いていてその人と二人の女子学生が会話していた。
下宿屋だったのかなと思ったけれど、何か不釣り合いな三人だった。

私にはまるで異邦人が舞い降りたように思えた。

年の所為なのかな??そうともいえないだろう。
前から来た車の人も好奇の目で見ていたようだった。

船の操舵は大変だ

2007-05-24 17:47:36 | Weblog

最近よくフェリーに乗る。
何時も一番前の席に座って前方を見ている。
車だと道の上を決めれた速度で信号を見て周りに注意しながら行けばまず安全だ。
そして誰でも簡単に運転出来る。
だが船はそう簡単にはいかない。
一見道のない海上は陸上よりも運転は楽なように思うけれどフェリーに乗って一番前で自分が操船しているような体験をしてみると、これは中々難しい。
車のようにブレーキを踏めば直ぐ止まる訳でもない。
左右に行き交う船を避けながら縦断していくのだ。
無事故運転うん十年の私もとても出来そうにない。
はるか彼方に見える船もあっという間に近付いて来るので相手船のスピードや距離を判断してやり過ごすべきか横切るべきか即断しなければいけない。
一日に600隻も船が通る海峡ではなかなか大変だ。

上の写真は船がフェリーの直前を通り過ぎていくところです。



ホームセンターで木材が160円のTシャツに

2007-05-24 07:47:37 | Weblog
ホームセンターへぶどうのアーチを作ろうと木材を物色に行った。
お金を掛けず鋸一本で作るのである。
制作図面は暇にあかしてVECTOR9で直線ばかりを使って、そしてブロックを組み立てるように12個の部材を組んでいくと自然とアーチ形になるように作図した。
3Dだから右から見たり左側から見たりして部材の様子もチェックしてみた。
原寸でプリントアウトして準備は整ったが果たして財務大臣は予算を承認してくれだろうか?
財務大臣のお気に入りのぶどうのためのアーチだからきっと予算が下りるだろう。

それにしてもアーチの部材を探していたのにLLの新彊綿のTシャツが3枚で480円、というのを発見して衝動買いしてしまった。
新彊綿という言葉には高級綿、という響きがあった。

早速試しに一日着てみたが・・・洗濯すれば風合いが変わるかも・・・

鰆の旬は春じゃないの

2007-05-22 14:04:55 | Weblog
春になると鰆の好きな母がよくお造りにして食べていた。
てっきり鰆の旬は春だと思っていた。
文字にしても魚偏に春と書くのだから当然そうだと思っていた。
そして瀬戸内海が鰆の漁場だとも思っていた。
ところがウエブを見ていると”西日本の魚なのに・・青森で大漁”の記事に出くわした。
一瞬また温暖化の影響で?と思った。
記事にも矢張り同じような心配をする学者もいると、いったようなことも書かれていた。
気になるものだから鰆をウエブで調べてみると、鰆の旬が春だたと、いうのも瀬戸内海だけが漁場と、いうのも正しくなかった。
そこで調べてみると春になると外洋から瀬戸内海へ入ってくる魚だからそういう名がついたとかいろいろなところで獲れているなど目から鱗だった。

しかし母がこの沖で獲れる鰆が一番美味しいと、いって春になると食べていたのが懐かしい。
この魚はサワラゴ→グッテラ→サゴシ→サワラと呼び名が変わる出世魚だ、ともいっていた。
わが子も鰆のように??出世?を願って話していたのかも知れないけれどグッテラ止まりで段々と親の年に近づいている。

親の期待にはそわなかったかも知れないけれどまあそれなりの人生を歩んできた、と思っている。
過去を振り返って悔むことはない。

新書が面白い

2007-05-21 15:03:11 | Weblog
ある時期から本は図書館で借りて読む、と決めて買うのはボケ防止に読んでいる洋もののミステリーを2ヵ月に一二冊買う程度だった。
ところが最近○○新書と名の付いた本をよく買って読む。
火をつけたのはヒットをよく飛ばして有名な幻冬舎の「インテリジェンス 武器なき戦争」だった。
それも知人が自分の読み終えたものを貸してくれた一冊だった。
企画が良かった。
著者は元NHKのワシントン支局長でしばしば中継でアメリカから生の情報を伝えていた手嶋龍一氏とロシア問題で鈴木宗男事件に絡んで起訴された佐藤優氏だった。
インテリジェンス=intelligenceとはCIAの「I」と同じで諜報を表すことばらしい。
読み終えて一見優男の二人が凄いプロフェッショナルだったことには驚きだった。
そして佐藤優さんのような人に力を発揮させるのではなく潰してしまうような現状では外交交渉などは上手く行くはずもない。
交渉相手に日本の手の内を完全に読まれていて、我が国は誰でも知っているような上面の情報だけでは全く歯が立たない。

現実の世界は虚々実々のインテリジェンスが行き交う場所だと、理解して対処しないといけない。

最近読んだもの
「膨張中国」読売新聞取材班 「何も起こりはしなかった」ハロルド・ピンター
(2005ノーベル文学賞受賞者)「医師がすすめるウオーキング」泉 嗣彦 「金正日の愛と地獄」エリオットJ.シマ 「日本人としてこれだけは知っておきたいこと」中西輝政 「字幕屋が銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ」太田直子 「巨大人脈SNSのチカラ」原田和英

今読んでいるもの「戦争指揮官リンカーン」内田義雄
次に読むもの「アメリカ外交とは何か」西崎文子

新書は何処でも何時でも簡単に読めるから楽しい!


飛べるんじゃないか

2007-05-20 10:46:14 | Weblog
散歩をしていて鳥の飛翔を見るたびに羨ましく思う。
いとも簡単に空気を掴んで軽々と飛ぶ。
身体に比べて確かに羽は人間の腕よりも広く大きい。
しかし少し工夫をすれば上手くいくんじゃないかと何時も感じる。
昔の人が手に羽を着けて高みから飛び降りたりする気持ちが分かるような気がする。
鳥は空気を私が泳ぐときに水で感じる抵抗と同じような感覚を持っているのだろうか。
手を動かすと確かに皮膚の周辺に空気があるのは分かるけれど抵抗といったものは感じない。

うらやましい。

現在は羽を背負ったハングライダーやモーターグライダーがいて自由に空を舞っている、云われるだろう。

鳥を羨む前に勇気を出してハングライダーにでも挑戦すれがいいのだが、体力も勇気もないから、鳥や鳥人を地上から羨むことで我慢しよう。

空を風に乗って自由に飛ぶのは本当に爽快だろう。

知り合いがモーターグライダーで空から私の家を空から撮ってくれたことがるが飛び上がる様子を見た時は本当にハラハラドキドキした。

若い時にマツダのテストドライバーをしていたというからもともとチャレンジャーだから血が騒ぐのだろう。

彼は私より一つ上だ。

おかあさん、と泣叫ぶ猫語を聞く

2007-05-19 22:11:03 | Weblog
土曜なのでお昼の2時からウォーキングに出た。
お決まりの川沿いの道をずんずん歩いて橋を越え又小さな川に沿って歩いた。
少し行くと激しい子猫の泣き声が聞こえて来た。
夜なら分るが昼の日中にどうしたのだろう、と怪訝に思ったのだが何処でないているのか分らなかった。
声だけがやけに大きく聞こえた。
左へ折れて田舎の細い道へ入ったところの畑の隅で子猫が2匹蹲って泣いていた。
傍に少女が立って困った表情で子猫を上から覗き込むようにして見ていた。
その直ぐ先のところでは年分の婦人が二人立ち話をしていた。
恐らく子猫の泣き声に驚いて出て来たものと思った。
幾度となく通っている道だが殆どその道では人に会ったことがなかった。
本当に悲鳴のようななき声だった。
恐らく誰かが捨てに来たのだろう。
気になったけれどペースを落とさず歩き続けた。
目的地を回って再びニ十分後に子猫がいたところへ来たがそこにはもういなかった。
何処へ連れていったのだろう、と思いながら通り過ぎかけた時、前の畑の方で子供が四五人連れ立って騒ぎながらあぜ道を歩いていた。
よく見ると子猫を手に持っているではないか、一体どうするのだろう、と訝りながら見ているとそのまま向こうへ行ってしまった。

子猫のその後の運命は分りません。

泣叫ぶ子猫を見て、赤ちゃんポストを思った。
猫と人間を一緒にしないで、と云われるかも知れませんが赤ちゃんにとっての母親の大切さは何等変わるところはない。

おかあ〜さんと絶叫する猫語が聞こえたようで憂鬱になった。