ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

四国から北海道へ3900キロの汽車の旅(1)

2008-02-25 00:02:56 | Weblog
フルムーンのチケットで四国から北海道道東の旅をした。
実に3900キロの長旅だった。
朝8時に出発して14時過ぎに東京へ着き、そこから寝台列車北斗星に乗り継いで通算24時間かけて翌朝9時過ぎに札幌へ到着した。
家内の友人ご夫婦が改札で迎えてくれた。
そして少し遅れて群馬からもう一人の友人が到着して、仲良し5人組が揃った。
まず最初に藻岩山に上った。
雪と風でロープウエイも止まっているのではと危ぶみながら行くと、何とか動いていたが観光は我々5人と3人の若者だった。
貸し切り状態で雪のロープウエイと雪上車を満喫して展望台へ着いた。
不思議なことに私たちが上った30分程の間は晴れ間が広がって眼下に冬の札幌のおとぎの国のような風景が望めた。

イージス艦の衝突

2008-02-21 22:43:45 | Weblog
「なんちゅうこっちゃこれは」と大声を上げたい。
イージス艦は、もし北朝鮮からミサイルが飛来したらレーダーで捕捉して撃ち落とす能力を持った凄い艦船ではないのか。
それほどの能力を持ちながら漁船と衝突するとは、なんちゅうことか。
操船をしていた隊員たちに油断があったとしか言いようがない。
新聞によるとレーダで船影を捕捉していたのを見落したのでは、とあった。
装備に頼って自動操船にして漫然としていたのに違いない。
漁船のいる海域では絶対に自動操船装置を外し目視で細心の注意を払って操船するのが常識ではないのか。
船関係の友人から、小さな船でも関門から瀬戸内に入ると自動操船で航行することはとても危なくてできない、と聞いたことがる。
さらに広漠としたインド洋で自動操船中に接触事故に遭遇した話も聞いたことがある。
いかに航海中の船では見張りが重要かということがわかる。
まして日本を守る最前線の艦船でこのような事故が起きたのか。
果たして現実に問題が起きた時イージス艦が実力を発揮できるのだろうか。

もしこの漁船がテロリストの自爆船だったら、どうするのか。
イージス艦は沈没していたかもしれない。

それにしても不思議なのは沢山の人が操船しているイージス艦では大きなミスを犯し、一方小回りのきく漁船は何故直前を横切ったのだろうか。
漁船は自船が優先だから相手船が避けるのが当然だと思ったのだろうけれど、もう一度安全を確認していてくれたら、と残念でならない。
もう一つ残念なのは、海に出る時は必ず救命着を着けていてくれたら、と思う。
海に投げ出されても助かっていたかもしれない。

人の捜索をしているときに民主党などが防衛大臣の辞任要求云々するのは如何なものだろう。
一段落して責任の所在がハッキリした時点で議論すべきではないだろうか。

二人の方の早い発見をお祈りするばかりです。

メジロが来た

2008-02-14 16:28:18 | Weblog
昨日少し柔らかくなったみかんを輪切りにして門柱の上に置いておくと直ぐに果肉の所が無くなっていた。
六個もあったのに鳥が来て啄んだのだろう。
今朝は大きな伊予柑を二つ割りにして置いてみた。
するとどうだろう。
次々とメジロがやってきてせっせせっせと嘴を突っ込んで時折果肉をくわえたまま上を向き果汁を呑み込む仕草をする。
人間がビールを飲みながら上を向き、あ〜うめえ、といっているような感じに近いのだろうか。
それにしても、私が食べても、一度に喰いきれないかな、と思う大きさなのだが、入れ代わり立ち代わり飛んできて、時には大きなモズも来たりして、もう殆ど食べられてしまった。

不思議なのはどうやってみかんや伊予柑を見つけだして飛んで来るのだろう。


バレンタインデー

2008-02-14 16:03:08 | Weblog
二月十四日は嬉しい人とがっかりする人の色分けがハッキリする日になる。
もてる人ともてない人の差が歴然と分かる日でもある。
私のように高齢者の仲間入りをしてしまったものにとってはどうでもいいことだけれど、小学生・中学生・高校生・大学生そして若い社会人にとっては、“どうでもいい”ではすまされない大問題に違いない。
小さな子は家庭の外の厳しさをはじめて体験することになるのかも知れない。
それでも母親などから義理チョコを貰えればいいけど、それも叶わない子もいるだろう。
聖人の日にしては人によってはちょっぴり淋しかったり、悔しかったり、そして又思わず喜びの声を上げてしまう日になるかもしれない、悲喜こもごもの日だ。
施しのような義理チョコを二個貰ったから、私にとってはいい日だった。

タヌキの死

2008-02-10 17:23:30 | Weblog
昨日と打って変って上天気になった。
風もない。
歩きにはもってこいだ。
昼食をすますと少し遠いのだが最近新しく建立されたお寺の建物をめざして歩いた。
歩き始めて直ぐ体が火照ってきてジャンバーを脱ぎ、手袋もとった。
それでも少し歩幅を大きくすると汗をかきそうなのでペースを落としてゆっくりと歩いた。
バイパスに沿った緩やかな登りの広い歩道を確りと踏みしめながら目的地を目指した。
スピードを上げた車がひっきりなしに風を切って通り過ぎて行った。
つい何年か前は小さな山でとても足を踏み入れれるところではなかった場所だ。

周りの里山も殆ど開発し尽くされて、ほんの少し団地の周辺部に申し訳程度に残されているばかりになってしまった。
森にいた小動物達は何処へ行ってしまったのだろう。
何が棲んでいたのかは私は知らないが、以前新しく開発されている所よく歩いていると、其の開発に関係している人が、気を付けて歩かないと「ここにはハメが沢山いるよ」と注意してくれたことがあった。
ショベルカーで一かきすると三疋もいたりすることがあったそうだ。
なかなか自然味豊かな山だったのだ、と思った。
きっとウサギや狸や狐もいたのだろうと漠然と思った記憶がある。

お寺の立派な本堂を観て一頻り写真を撮って帰途についた。
帰りは道は三十年ぐらい前に開発された、唐子台団地という大きな団地を通り抜けることにした。

途中にある二つの小さな溜め池の間の堤を通って公園の傍を通り過ぎバス通りへでる直ぐ手前の住宅の前の側溝に、長くなって横たわっている犬がいると思った。
しかし近付くと犬ではなかった。
一瞬、ええこれは・・・と思いながら目玉を丸くした。
狸であることは直ぐ分った。
そして生きているの、と思って、じっと目を凝らしたけれど胸も腹も目も口も一向に動かなかった。
死んでいたのだ。
お腹が大きく、身ごもっていたのかも知れない。
狸は元々お腹が膨らんでいるから雄だったのかも知れない。

それよりもどうして狸がここで死んだのか、其のことを知りたかった。

以前にも団地の直ぐしたの桜並木沿いの県道で狸が車に轢かれていたのを目撃したことがあった。
先日も団地の麓に代々住んでいる人から、「ここらにも狸はいますか」と尋ねられたことがあった。

私の家の周りでは見たことはないけれど蛇は毎年出てきて一騒動している。

どうしていつまでも開発、開発と自然を破壊し続けるのだろう。
幾ら大きな地球だって有限だから何時かキットパンクしてしまう。


ホントのことって分からない

2008-02-06 17:23:40 | Weblog
この写真の堰の水のしぶきの様子からは綺麗な川のイメージが浮かぶと思いますが結構この切り取られた風景の周りにはペットボトルなどのゴミがあります。

何ごとによらず見えないところのことは本当に分からない。

一番大切な食品にしてもスーパーの陳列の向こう側は全く分からない。
消費者はただひたすら生産者の良心を当てにする外ありません。

それよりもホントに分からないのは、食に関わる大企業や生協がどうして国民が不安を抱いている中国で、人任せの状態で大切な食を作るのだろうか、ということだ。

一番分からないのは、国の取組みだ。
農業こそは車を作る以上に大切な産業だと思う。
長期展望に立った方針造りをして若者が第一線で働く環境造りをしてもらいたい。

分からないことがまだある、行政が情報を隠蔽し、我々がそれを開示させられないことだ。

鶯は何処にいるのか分かりますか

2008-02-06 11:46:12 | Weblog
久し振りの積雪で年を忘れて外へ飛び出して感触を味わってみた。
雪は水を含んだぼた雪でちょっぴりがっかりさせられた。
それでも一冬に一度くらいは味わってみたい感触で年がいもなく心が和んだ。

だが雪もいいけど矢張りお日さんの暖かさの方がいい。
川土手を歩いていると寒さに耐えた草や木も時折顔を出す太陽のエネルギーを少しずつ貯えて弾ける時を待っている予感がする。
小枝にとまった鶯を見付けてカメラを向けるとひょいひょいと移動して私の視線から外れてしまった。
確かにシャッターを何度か切ったのだがフレームに入っていたかどうか分からなかった。
それでも一枚写っていた。
どうでしょうか?何処にいるのか分かりますか?

春はもうそこまで来ています。

節分

2008-02-04 01:07:43 | Weblog
朝起きるとキッチンのガラスが湯気で曇っていた。
いつもは私が早起きしてコーヒーを沸かしてパンをトーストするのだが今日は後れをとった。
ご飯はすし桶に取り出されて、のり、アナゴ、干ぴょう、すり身の厚揚げ、ミツバ、えびそぼろが並べられ酢飯の冷えるのを待っていた。
今日は節分だ。
家内は今春大学受験の孫の合格を願って、縁起の良い恵方巻きを作って食べさせてやろうと思ったらしい。
県内だとお昼までに持ち込むと即日配達ができるので大急ぎで仕上げてもらいクロネコに持ち込むと、「本日は雪のため即日配達はお引き受けできません」とつれない返事だった。
仕方ないから届けてやることにした。
いつもは一時間半ほどで行けるので気軽にでかけたのだが、途中渋滞に巻き込まれた。
事故があったのかな、と思ったのだが、はたしてその原因は遍照院と言う節分祭をしているお寺の賑わいのせいだった。
渋滞を抜けるのに三十分以上もかかった。
この渋滞でお陰を貰えればいいのだが、何事もそうはうまくいかないだろう。
孫には恵方巻きを丸かじりしてもらって、実力を100%発揮させるしかない。

後で孫が一気に二本も丸かじりしたとメールをもらった。
きっとうまくゆくだろう。
おばあさんの思いが伝わって、ドライブ疲れも吹き飛んだ。

それにしても宅配便の実力を思い知らされた一日だった。
1000円も出せば届けてくれるはずが一日仕事になってしまったのだ。