“帝国日本の技術者たち”を読む 2015-05-28 18:07:04 | Weblog 現在の日本の工業力の基礎は戦争を通じて培われた技術ではないかと思える。 あの時代の切羽詰まった中での生産性を上げる研究と努力が戦後の発展に寄与した。 でも戦争は本当に悲惨で哀しい事であった。 絶対に繰り返してはいけない。
“タンパク質の一生”を読む 2015-05-19 23:05:03 | Weblog 難しくてよくわからなかった。 それでもタンパク質がDNAの指示通りにできる様子が 分子レベルで研究されて解明が進んでいることがよくわかった。 しかし何処までいっても生命の不思議は解き明かせないだろう。
“風をつかまえた少年”を読む 2015-05-17 10:48:57 | Weblog アフリカの最貧国マラウイの14才の少年が 貧困と干ばつで中学校も1年で中退して 町の図書館で独学した教科書や物理の本で知った 風の力で自転車のダイナモを回して発電して 家に電気を灯す過程の奮戦を書いている。 その情報は世界中に伝えられ、たくさんの援助で アメリカのダートマス大学に入るのだが 工具も部品もないナイナイずくめの中で工夫しながらの製作と 干ばつで日に一食、それも4口でなくなる量の粗末な食べ物の生活をしながら 作り上げた風車(電気を起こす風)で遂に発電して 電球を灯し自宅に夜の明かりをもたらした。 読んでいて、2000年代にこぼれたトウモロコシの粒一粒を取り合って 拾って食べる過酷な状態の世界がある現実に思わず目が潤んでしまった。 国連などの食料援助も大切だが、教育で国を作り上げていく力を 育てる学校教育への援助が本当に大切だと思った。
そら豆だ! 2015-05-13 21:32:21 | Weblog 親戚からそら豆が届いた。 旬のそら豆はスーパーで買うと大変高い。 大好物でも中々手が出せない。 ところが今年は二度もそら豆を貰った。 お昼はそら豆とイカの天婦羅そして夕飯にはそれが天丼に変身。 旬の食材で作る家の料理は料亭に勝る。 美味しかった!
がんに救われた男の物語を読む 2015-05-04 16:51:11 | Weblog ガンで亡くなった人は自分の周りに大勢いる。 みんなは医師任せで手術、抗がん剤、放射線と治療を進めて、 遂には、もう処置は出来ません、と見放されて死を待っていたように思う。 でもこの本を読んで、強く思ったのは、恐ろしいガンであっても 医師の精神的なアドバイスや同病の人たちとの励ましあいで 安定した心の状態を維持できれば免疫力が上がって ガンの増殖を押さえる事が出来るのだと、知った そして “よくなりたい”という強い気持ちがあれば心は体をコントロールできる、と教えられた。