ゆらゆら生活

2012年に始まったゆらゆらとした生活の中、絵を描くことの魅力に。

ジョルジョ・モランディ

2014-03-08 | 人物・静物

昨日は今期最後の人物デッサンのクラスだった。

講評時間を取るために1時間半だけのデッサン、モデルさんなし、かなりたくさんの白い瓶がモチーフの静物デッサンだった。

あー水彩絵の具を持って来るべきだった~と思いはしたが、時間がないと思うと潔くサクサクと描くことができた。デッサン用ではない紺の水性ボールペンを使って。途中、先生に"水性ペンですか?" と尋ねられたが、それすらよく解っていなかった私だった。最後の10分、筆で水分を加えるとペン描き部分の色が程よく広がって、自分で自分の絵によしよし。新しく買った水彩クレヨンの出番はほとんどなかったけれど。

前置き長すぎ(≧∇≦)講評で先生から、イタリアの画家ジョルジュ・モランディの紹介があった。数人の方は、静物デッサン中に既にお気付きだった様子、今日のモチーフは彼の作品を意識してのものだったそうだ。あー自主練のために写真を撮っておけばよかった。

モランディは自宅のアトリエで同じ壜や壷をひたすら描き続けた、哲学者達に人気のあった画家だそうだ。画集を少し見せて貰った。微妙な違いのある壜や壷に込められた謎の雰囲気、見ていてパワーを貰えるという絵ではないが、できれば現物を見てみたいと思った。検索してみると、震災後に予定されていた彼の展覧会が中止になったようだ。うーん。再びの計画はないのだろうか。


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