流しそうめん機

私は長崎出身。
長崎名物と言えばカステラ・枇杷・ちゃんぽん等々いろいろあるけど、
忘れられがちな隠れた名物の1つに素麺がある。

島原という、水のきれいな町で作られる素麺は、
有名な揖保の糸よりも気持ち太めのしっかり麺。
東京のスーパーで買って食べる揖保の糸はツルンとしたのどごしで
それはそれでとっても美味しいけど、
モチモチ感が特徴の島原素麺だって美味しさは負けてない。
日本三大素麺名産地の1つにちゃんと島原が入ってるのがその証拠。

ということで、前置きが長くなったけど私は素麺が大好き。
実家に住んでいた頃は、夏でも冬でもしょっちゅう食べてたし、
実家を出て自分が台所に立つようになってからも
休日のお昼なんかにちょこちょこ登場したりして、
年間素麺消費量ではよそのお宅を楽に越えてるはず。

この夏、そんな私の目に「流し素麺機」なるモノがとまった。
電源をいれると、水と素麺がくるくる回る、という作り。
欲しい！と思ったけど出かける途中だったので保留し、
今日思い切って買いに行ったら、季節商品なので取り扱い終了とのこと。

諦めがつかなかった私は、夜、ネットでサーチ。
そしたら、とっても可愛い流し素麺機を発見！
作りは同じだけど、中心部にラッコ・ペンギン・カッパ・アザラシの
どれかの絵が描いてあって、
ピンクで描かれたラッコなんて、色といい表情といい、もろ娘の好み。
これなら食に興味の無い娘も喜んでたくさん食べてくれるに違いない。
あまりの可愛さに私自身のテンションもアップ。

ということで、今度は逃がさんぞー！と即発注。
せっかくなので、今シーズン中に5回は使うぞ。