北京の青空もf16

2006年 帰国。いつの日かまた中国へ

中国の花火

2006-02-02 23:58:58 | 留学生活
アパートの窓からあちこちの花火が見える。部屋で見ているだけでは我慢できず、家の周りを歩いて来た。中国では花火は大人の遊びだ。2、3人ずつやって来ては、500連発ぐらいの爆竹を鳴らし、打ち上げ花火を楽しんでいる。爆竹は言うに及ばす、打ち上げ花火も音が大きい。ピカッと光って音が鳴るだけの花火もある。夜中の12時まで、あちこちで花火の音が聞こえる。5日続けて毎日6時間花火の音を聞いていると、すっかり子供の気分になってしまった。楽しくて仕方ない。(写真:日本だったら花火師があげるような花火も自分であげる。)

☆花火の写真はここをクリックyupiter_photo

冬の鯉のぼり

2006-02-02 19:16:18 | 留学生活
ここ数日、毎日のように廟会めぐり。廟会とはもともと神社やお寺で行われた宗教行事で、日本の縁日に近いもの。現在では宗教色はほとんどなく、食べ物や民芸品、縁起物などの露天が並び、たくさんの人で賑わっている。春節の間、北京の公園やお寺などで廟会が行われている。
「日本のお正月には鯉のぼりをあげるんだろ?」廟会に一緒に行った中国人の友だちにそう聞かれた。「鯉のぼりは子供の成長を願って、五月に飾るんだよ。」と言うと意外そうな顔をする。露天のあちこちで中国風の飾りに混じって、鯉のぼりが売られている。
鯉のぼりは「鯉が黄河をさかのぼって龍になる」という中国の故事に由来するが、鯉のぼりそのものは日本のオリジナルだ。魚は中国では吉祥を表し、年画や剪紙のモチーフにもなっている。そのためか鯉のぼりは人気がある。小さな鯉のぼりを持っている人たくさん見かける。(写真:まるで日本の子供の日だ。)