北京の青空もf16

2006年 帰国。いつの日かまた中国へ

中国のドラマ

2006-01-23 23:57:53 | 留学生活
最近テレビを見る時間が増えている。こちらのドラマには字幕が着いている。おかげでヒアリング力がまだ足りなくても内容は理解できる。ドラマはおよそ40回で1クール。日本の12回に比べれば随分長い。しかも、毎日3回ぶんくらい連続で放映するので、しばらく見ないうちに話がなんだかわからなくなってしまう。いま、たこが気にいっているドラマで、ぼくが話を理解してるものはない。
ドラマのうち時代劇の比率がかなり高い。時代劇は武侠か宮廷を題材にしたものがほとんどだ。中国の人は、意外と皇帝(こちらでは皇上)が好きなのかもしれない。歴史物は本格化するほど中国語の古文の知識が必要になるので、字幕を見てもよくわからないことが多い。コメディがはいっていると現代劇とセリフはどれほど変わらない。
現代劇は警察や軍隊、戦争をテーマにしたものや、恋愛ものがある。時代劇も現代劇もかなり暗い。これでもか、というくらい人が死ぬ。あるいは、そんなにこじれなくても、と思うくらい話がこじれる。安心して見られる軽いコメディを探しているが、なかなか見つからない。
アニメは日本製の吹き替えが多い。今は「名探偵コナン」を放映中。ドラえもんやウルトラマン(ティガ)を見たこともある。ウルトラマン(ティガ)はヒアリングの難易度が高い気がする。秘密兵器や怪獣などの特殊用語が多いかもしれない。コナンは謎解きがのシーンが早口でついていけない。ちょうどいいのはドラえもん。日常会話が多いし、安心して見ていられる。しかし残念ながら、すでに放映終了。中国製アニメは動きが少ない。日本のアニメもアメリカのものに比べるとかなり動きが少ないといわれるが、中国版はその上をいっている。
今週から、中国発の特撮変身ヒーロー「阿龍(アーロン)」がはじまった。アクションの型も日本の特撮ヒーローによく似ている。ほとんど仮面ライダーと変わらない。バイクに乗るという設定も同じだ。
そういえば、先日みた「天下第一」とい時代劇には、倉田保昭が出演していた。役柄は柳生但馬守。ぼくがたまたま見たのは最終回前の数話。チャンネンルを回すと、いきなり倉田保昭のアップ。「おおっ、倉田保昭じゃないか。」と思わず口に出してしまった。がら柳生但馬守は破れてしまった。どういう経緯で柳生但馬守が登場したのかも不明。しかし和製ドラゴンとして30年近く前、子供たちの人気を集めていた倉田保昭を意外な所で「発見」して、嬉しくなってしまった。倉田保昭はブルース・リーの親友で、もともとフィリピンの伝統武術の武器だったヌンチャクをブルース・リーに紹介したのは他ならぬ倉田保昭だと何かで読んだ気がしたが、本当かな?(写真:布袋さま(?)がもっているのは中国の昔のお金。お金が山ほどやってきますように。)