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奥山文弥のフィッシングカレッジ

魚の生態、水辺自然環境。釣りを介した人との出会い。家族・親子の釣りが楽しい。東京海洋大学フィッシング・カレッジの情報も。

思い出した

2008-11-08 | 奥山の独り言
 今朝、アラスカの知り合いから電話がかかってきた。「お久しぶりです」
20年以上前、アンカレッジでお世話になった方だ。
 たまたま、ネットを見ていたら、このブログに遭遇し、古い名刺から電話番号を拾って、国際電話を掛けてきたそうだ。

 思いだせば、最初にタラチュリトナ川でフライでキングサーモンを釣ったとき、白夜の空を見上げて涙した。

 ロシアンリバーでは、アラスカまで来て何でこんな込んでいる川で釣りをしなくちゃいけないの?と思った。ところが、人も多いが、魚ももっと多いことに驚いた。


そしてカナダ、なかなか釣れなかったスティールヘッド(降海型ニジマス)、そしてバビーンとの出会い。

すべてバブリーな時代の出来事か?


写真はバビーンでの1枚。トーキョーズバーにて。

このポイントに名前がなかったころ、あのライトタックルの覇者、小倉聡一さんと一緒にドライで連発したので、その名がついた場所。

 何年か経って、ツーハンドロッドを持って出かけたときに掛ったオス。

最初にガボッと出て、「ドキリ」としてからそのまま水面をスイングするウォーラーウエイカーというバスバグみたいなフライを追いかけてきた。

知ってます?このフライサイエンティフィックアングラー社のビデオ、

FLYFISHING FOR TROPHY STEELHEAD

に出てくる当時は超有名だったドライフライ。


本来ならバブルヘッドというジッターバグみたいなフライで釣ると魚が興奮して勢いよく出てくるのだが、このトーキョーズバーはゆったり流れているので、こっちのフライがよいのだと、取り替えた直後だった。

そのフライに今、デカいスティールヘッドが追いかけてきている。

また出た。ノラない。アワせてはいけないのがこの釣りの興奮させられるところでもある。


フライがターンオーバーする瞬間、4回目のガボでロッドがギューン。

そしてドバドバドバッ!!!!

 95cm。スペイもどきキャストで釣っていたころの懐かしい写真である。

 今年キハダの27,9kgを相模湾で釣った柴田敬男さんが撮ってくれた写真だ。

 ファイト中の凄い写真もある。当時はみんなで写真を撮りあったものだ。


ロッド:ダイワ・オスプレイスペイ14フィート(パワーメッシュ)
ライン:DT10F
リール:エイベル BG3
フライ:ウォーラーウエイカー#2(TMC7999)










スペイキャストで

2008-11-06 | フライフィッシング
 今年はあまり活躍しなかったスペイロッドを持って練習してきた。
場所は冬でもオープンしている某所。

ロッドは昨年購入したCNDの13フィート。リールがないのでエイベル3のラージアーバーに巻いて行った。

 私のスペイはやっぱりロールキャストもどき。左右にはうまく振れません。
どちらかと言えばアンダーハンドっぽいのかな?
 スカジットも練習したかったが、ラインが違いすぎるので諦めて、、、。

 私がフライフィッシャーマンということを知らない人がいたので、言い訳がましく自慢も含めて自己紹介すると、私は2000年の秋まで、バビーンリバーで、スペイもどきのロールキャストをして、多くのスティールヘッドを釣った。
 バビーンにはバックキャストができないけど、スティールヘッドがいつも定位している場所があり、ロールキャストできる人だけがそこに入って毎日のようにスティールヘッドを釣っていた。

そのもどきキャストで、105cmというサイズを釣ったことがある。
 今回はそんな夢だった世界を思い出しつつ、、、。


 日が昇って晴れてきたら、ライズがあった。ぶっといティペットを細くして、ニンフを流すと、、、、、。

 ブルン、グングンと鈍いアタリだ。

 バシッと合わせると切れてしまうので、左手をスッと引いて、、、、。

 ズズン!乗った!

 あれ、デカイのか?

 グゥアボッ!水面に出た。  で、で、で、デカイ。

 リーダーが細すぎるか?ゆっくりやろう。柔よく剛を制してほしい。

ネットは、、、。 ヤバイ。管釣り用のラバーネットだ。こんなことなら藤田のおちゃん特製の90cmのコイもすくえるあの桂川用ネットを持ってくるべきだった。

 案の定ネットに入らん!!!

しかもティペットが細ーい。(フロロの3ポンド)コイでトレーニングになっているのか、ティペットは切れなかった。

 とりあえず頭から入れようとして3回失敗したので、4日目に尻尾からネットイン。急いでロッドを放り出して、頭を押さえる。

 わっ! スティールヘッドか?

この春桂川で釣ったやつよりもでかくないか?

 あの時はスペイを諦めてやはりライズしているヤマメを3番ロッドで狙っているときに掛ってしまった。今度はちゃーんとスペイロッド。

 

 

すごい体高でしょ?ちなみに全長は68cm!!! 重さは測ってないがたぶん5kgぐらい。

 放流モノの残りだろうけれど、バビーンを思い出しながら、尻尾の付け根を持ってリリースしました。

 また内緒で行ってこよう。

 ロッド・CND13フィート7・8番
 リールエイベルスーパーエイト
 ライン・CNDスペイ用7・8番
 リーダー・ダンベリー1X7,5フィート
 ティペット・FCスナイパー 3ポンド2m
 フライ・グリーンのニンフ12番。



















メンテナンス

2008-11-05 | フライフィッシング
 自分の中ではまだ終わっていないのだが、フライリールの一つからラインを外し、洗浄した。

 ピカピカに光る黒いリールを見て、「ダースベイダー」を想像してしまった。

 今年は一体何回逆転したことだろう?

そういえば、フライでデカイ魚釣ってないじゃん。

 私はシーバスのフライフィッシングをやらないから、このリールはこれでお休み。あと何台かあるアンチリバース系は、今年一回も使っていないのでそのままお休み。

 現役3台を残してすべてお休みしたころ、メジがやってきてあわてることを期待している。

 しみじみと昔を回顧することがないわけではない。


 アラスカで白夜の空を見上げて涙した初めてのキングサーモン。ドライフライに出たカナダのスティールヘッド。

 クリスマス島、フロリダ、コスタリカ、パラオなどの海への遠征の数々。 
 
 そして21世紀から始めた沖縄マグロ狙いも今年は行っていない。

 「相模湾で十分だ」とは言わない。

 いつかまた気の合った仲間と一緒に行きたいからだ。

 せめて沖縄ぐらい、、、。メバチのワールドレコード、塗り替えられただろうか?










カツオ

2008-11-05 | ソルトウォーター
 釣れないコンビと言われているフィンズの白戸サンと一緒にカツオ釣りに出かけた。もしかしてキハダ?の期待もあった。

 海は風が南から北に変わりそしてまた南に変わるという中で、吹いたり凪たりして、しかも太陽が照ったり曇ったりで、ジャケットの脱着が忙しかった。

 ナブラに当たるとそれはイワシ玉で、2人いたルアーマンの一人がすぐにヒット。私も横へ行ってネズミングすると来るわ来るわ。連発だった。

 もし散水して叩いていたら大変なことになったことだろう。で、もう一人のルアーマン、なかなか釣れない。聞くと小さいルアーを持っていないのだとか。ルアーケースには重そうにごちゃまんとジグが入っているのに、、、。

 私はジグを持っていなかったが、ネズミで十分な釣果を得た。

白戸さんもジギングを開始すると、あららすぐにヒット。釣れないコンビ解消か?

で、もう一人の人にジグを貸してあげた。

そしてヒット。これでみんな幸せ。自他共楽。

私はビシ釣り開始。

特船オキアミと船丸オキアミの抱き合わせで釣る。ヒラソーダ、カツオが掛った。

そしてファイナルは水深70mで起こった。

ドッカーンとヒットしてロッドがしなる。強く締めてあるはずのドラグが出ていく。150mほどで止まった。

ぶるぶるぶる、、、、。


あのキハダ独特の引きが伝わってくる。

「やった!」 リールを撒き始めると、10mも巻かないうちにまた潜りだした。

 そこで

ロッドが大きく上下に振れる。


あ、やばい!

ふっと軽くなった。ヤラレタ。サメだ。食われてしまった。

ラインが切れたか?いや天秤はついている。

あれ?

ビシが半分ない? サメはこっちにもアタックしたのか???

マグロの頭さえもイってしまった。

こんなこともあるのだ。
















船旅

2008-10-31 | 奥山の独り言
 ウエットスーツを身にまとい、ダイビングするのだが、潜る場所はいつも港の中や、周り。
 有名ダイビングスポットへはあまり潜っていない。

 目的が海底調査だから。海の中は結構きれい。目立つのは人が捨てたカン、ペットボトル、そして工事資材。

 気にしている根掛かりのルアーは少し、糸も少し。今回は、磯玉網が落ちていた。

 噴火の避難から復興し今年で4年。毎年の移り変わりを見て続けているが、やはり人は少ない。夏は別だろうけれど、この時期は特に人が少ない。

 竹芝桟橋から乗り込む時、大勢の人がいるが、ほとんどは八丈島行き。

 東京へ帰還するとき寂しさも感じる。


羽村堰の快挙

2008-10-25 | ファミリー
 もちろん、ただ散歩するわけではない。家内と次男と連れ、釣りである。

羽村の堰は週末だけ、清掃協力費として駐車料を500円払う。市民もである。


午前11時過ぎ、河原に降りてパンを撒きながら待つ。何を?

待つ。浮いてくるのを。

待つ。パクパクするのを。

ひたすら待つ。でっかいコイを。


浅川のように簡単にばくばくしてこない。


で、


出た。きたきた。


家内がフライを投げる。


外れた。


もう一度投げる。


パク! ビューン。


バッキングまで一気に出て、本人は余裕。私はハラハラ。


ネットに収まったのは、、デ、デカイ。

74cm、胴回り51cm!! なんと7kgを超える大物だった。






ロッド・アルトモアS926(フォアグリップ付)
リール・アルトモア300D(ドラグ付)
ライン・ループ・スティルウォーターWF5F
リーダー・ループ
ティペット・サンラインFCスナイパー5ポンド

フライ・フローティンググローバグ(ハリは管付チヌ5号)


翌日、息子たちを連れて再び堰へ。釣り人も多かったのでなかなかコイが出てこない。それでも2時間半待って、やっとコイが現れた。
え?
すでに息子たちは飽きてしまっていた。

しかし長男が、、、。



72cm。重さ不明。

灯台元暗し。

30分走って浅川でたくさん釣る方がいいか?2時間粘って地元でデカコイがいいか、、、。

考えさせられます。



タックル

ロッド・メガバス・パガーニPTL 832ML
リール・ダイワ・トーナメントZ3000C
ライン・サンライン・クインスター1,5号
ハリス・無名3号
ハリ・がまかつ管付チヌ5号

エサ・超芳醇(?)







多摩川のハゼ

2008-10-25 | クラーク記念国際高校
 時折吹く強風と雨の中、多摩川最下流域で実習をした。
 
雨宿りができるようにと、弁天橋の下付近である。雨が降っても実習は楽しいと言ってくれる頼もしい生徒たちが集合した。 

 ここには、スズキ、ボラ、マルタ、コイなど様々な魚が生息するが、私たちの狙いはハゼ。
 
 生徒たちがそれぞれに仕掛けを用意し、自力で釣った。

 最下流はあの多摩川が河口付近では巨大になる。それを知っただけでもよかった。




サーモンフィッシング

2008-10-24 | 自然科学・生態
 
遡上量本州一の木戸川でも、やっぱり例年よりも遡上が遅れているみたいで、私の行った10月22日現在で漁獲量は例年の4分の1とか、、、。

 で釣りの方は、昨年よりはいい状況で、仲間内で一番釣った人はルアーで6本でした。隣の本流竿の餌釣りグループは入れ食い、バラシを連発し、でもでもいっぱい釣れていました。

 私はルアー(スプーン&タコベイト)で1本釣りボウズ逃れをした後、フライでチャレンジしながら、カナダやアラスカ、北海道流の釣り方を試してみました。

 置き竿捨て重り仕掛けスタイル、ウキを使って仕掛けを流すバーバーフィッシングスタイル。でっかいウキをつけて表層を引くスタイル、フェザージグスタイルなどなどやりましたが、ハリが伸ばされたり、アタリが小さくてノラなかったり、、、、。ラジバンだり???

 結局6発ヒットしましたが、ノーキャッチでした。フライで2発バラシたのは惜しかったです。

 木戸川のサケは、川に上った直後は普通にリーリングするスプーンにもバシバシヒットするみたいで、ボトムバンピングよりも効果的なようです。

ミノーにもヒットしました。

それにしても混みすぎ。

 アラスカでファーストサーモン(キング)を経験し、そのあとバビーンでスティールヘッドに興じていた私は、この混み具合の中で必死に釣る若者を見て感心しつつも、日本ではこれが現状かと、納得せざるを得ない状況でした。

 同行の林養魚場の若いスタッフたちも、普段はサケより大きなメイプルサーモンを扱っているわりには、熱くなっていたなあ。

 ただ、自分が釣った魚を持って帰れないシステムなので、血走っている人がほとんどいないことは救いでした。

 以前、北海道の某川へ行った時には、場所取りや割り込み、ルアーゾーンでのエサ釣り、雌だけキープなどなど、釣り師のエゴが丸出しだったのを思い出しました。

 私は一泊したのでのんびりと、しかし翌朝は緊張した時間を過ごせました。

 また、地元で若き友人と呼べる人達といい出会いがあったので来年も結果は2の次に楽しませてもらおうと思っています。

 と言いながら、帰宅後、がまかつやダイワのカタログを見て

「本流竿かあ~。高いなあ~。」と

エサ釣りのことも考える自分がそこにいます。



同行したフィッシュ&フィンズの山爺さんと82cm、5,2kgのオス。











最短距離の大物

2008-10-18 | 自然科学・生態
 正午過ぎに、撮影を兼ねて羽村の堰に出かけた。出発直前、昨夜の青年からメールがあって、朝9時からやっているけど、コイが出てこないので、平井川に移動したとか。

 でも撮影できればそれでいいさと、行ってみた。今日はチャリ。家内のママチャリを借りて、前のバスケットにショルダーバッグと、パックロッド、後ろのバスケットにウエイだーを。なんだ。地元のおっちゃんと一緒じゃないか。


そこでパンを撒くと、、、、、。


出て来ました。それもでかいサイズが、、、、、。

メイプルサーモンを思わせるようなデカさ。昨夜は82cmだったからねえ。

こいつはイケるとショックパン(藤田のおっちゃんのフライ)を流してみるけど食いつかない。

 結構賢いのだ。それに加え、水は超クリア。見破るわけだ。フライをチャビーに変えてみた。そうしたら反応し始めた。

やっと1発目を掛けたら、すぐにテトラの中に潜られてブレイク。

そして2尾目を掛け、ランド直後で、小僧が二人やってきた。「ロッド踏むなよ。」と心で思って見上げると、な、なんと少林寺仲間の島田兄弟だった。お父さんも後ろから現れた。
天気がいいので散歩に来たのだとか、、、。地元ですなあ。

このコイ。72cmのメタボクン。胴回りは54cmもあった。

こんなデカいコイが、チャリ距離にいるとなると捨ててはおけない。

 実は過去に何回かチャレンジしたが、水温の関係で水面まで出てこないのかと思ってたのである。

 羽村は川としてはヤマメゾーンだが、フナやコイなどもいい。温暖化で徐流域にも勢力を伸ばしているのか????

 いずれにせよ。チャリンコフィッシングでコイ。それもフライフィッシング。

藤田のおっちゃんも興味持ってくれるかな?? 





ロッドセージ690-4RPL
リール ABUディプロマット
ライン エアセルWF6F
リーダー アクロン3x9フィート
ティペット FCスナイパー8ポンド
フライ  チャビー(管付チヌ3号)




夕暮れの

2008-10-18 | 自然科学・生態
 羽村の堰下に行ってみた。ネリエサを持ってフナ釣りである。常連のおじさんが釣っていたのでその横に入らせてもらった。アブラハヤ2尾、フナ2尾釣ったところで対岸を見ると、バスロッドでやっていたお兄さんのロッドが大きく曲がっている。
 急いで行ってみた。

 まだ上がってなかった。でかそうだ。

70cmは優に超えている。

ラインは8ポンドらしい。浅瀬に横たわる。

計ってみると82cmあった。巨大である。

多摩川にはでかいコイがたくさんいるが、80cmを超え、しかも下流域ではなく、こんな上流にいるのは珍しい。魚体も見事に太っている。サーモンのように下流から遡上してきたのか?

 ところでこのお兄さん。昨日は宮城アングラーズビレッジに行ってきたとかで、ナマズとストライパーの話で盛り上がってしまった。

 いい出会いになったかもしれない。


羽村の堰も、またまた改修工事とかで壊されるらしい。

ここにたくさんいるコイやフナ、ハヤ系の魚はいつ戻ってくるのだろうか?




11月のフィッシング・カレッジ

2008-10-14 | フィッシング・カレッジ
講義


11月10日(月)  午後6時半より
東京海洋大学 品川キャンパス7号館 多目的講義室にて

第1部  東京湾を支える生物達
     生物層が豊かな東京湾の物質循環を探る
     講師 石井晴人(海洋大学助教) 

第2部  遊漁船業とは
     漁師が遊漁案内業に変わってしまった理由
     講師 三村達矢(マルキュー株式会社特販課 課長)

釣行会(有志主催です。)
11月16日(日) 東京湾のシーバス釣り  深川吉野屋にて 朝7時出港。
ルアーで江戸前高級魚のスズキ(シーバス)を狙います、昨年はタチウオやイナダも釣れました。みんなおいしい魚です。釣って食べて楽しみましょう。
参加費  一般  10000円  学生 8000円
レンタルタックルあり。


申込みは奥山まで。  

申込み方法はメールで受け付けます。アドレスは
yunao0909@mail.goo.ne.jpまで、お名前・年齢(生年月日)・住所・電話番号・緊急時の電話番号を明記してください。
 
アドレスをクリックしてもメールをは送れませんので、コピー&ペーストしてください。

10月の釣行会報告

2008-10-12 | フィッシング・カレッジ
この写真をみて少し驚いてほしい。 

これはキハダマグロ。

釣行会はメジ・カツオ狙いだったが、メジどころではなかった。

当日朝、参加者18名が青木丸と第2青木丸に分乗し、沖を目指した。

朝のミーティングでもし大物が掛ったら協力してくださいね。その代り、その魚が上がったらみんなで山分けね。私にはカマをくださいねと、笑談した。


私はおやじ丸といわれている青木丸へ。



「カツオが食ってるよ。」という無線に、「間に合うかな」という不安な船長。

でも現場尾付くとそこには一面カツオのナブラが、、、、。

「いただき!」と思ったのは私だけではないはずだ。


みんながルアーを投げる、ビューン、パシャ、

ギュギューン!一発でヒットだ。 ジャンプ!

あれ?シイラか? 跳ねていたのは確かにカツオ、でも釣れてくるのはシイラ。

一緒に泳いでいたのでシイラだけが船についてしまったのだ。

 西村さんは淡水専門、今回はリールを初めて触るというので、それじゃシイラで練習ね。と釣り教室開始。

 まずは餌で釣ってそのあとはルアーで、、。これがまたバシバシヒット。面白くってやめられないっていう様子だった。

 他の方々もルアーで連発、そしてフライでもすごかった。過去に何回も釣り教室を行ったが、こんな状態ならいつも幸せであろう。
 カツオならこれだけ丁寧に教えている暇はないですよ。と笑いながら念押しする。


 船内で30尾ほど釣り、「もういいでしょ」となったのでメジを探しに移動。

さらに沖に出るとまた無線が入り、行って見るとそこには散水もしていない船が止まっている。

「あの船、キハダ4発食わせてるよ。」と船長が、興奮気味。

って言ったって、ミズナギドリはいるけど魚が跳ねているわけでもないし、

とりあえず何名が、イワシを付けて流してみる。私は見守る。

と、「キャイーン!」

けたたましくドラグ音を鳴らせて坂本さんがヒット。しかし

バチン。切られてしまった。そのリールをみて中ノリの清一さんが、

「マグロをなめない方がいいよ。」と笑う。

で、私もやってみた。

「ギュイーン」

すぐにヒット。なるほど4発一緒に来るわけだ。

ドキュメンタリーではないのでこのあとは省略するが、こっちの船では7発掛って3尾ゲット。一方の第2青木丸では5尾掛って2尾ゲットの快挙。

 2時過ぎに釣りを終了したが、第2の方は、シイラをまだ釣っていない人がいたので、帰路、城ケ島沖のパヤオに寄って、釣って帰ってきた。

大型のキハダはヒットしてからが大変。通常1時間は楽に費やすので、それを見守ってくれる仲間と行くことも大切。そんな仲間をぜひ作りたいものだ。
釣れたマグロは長井水産という長井漁港の水産会社でさばいてもらって、みんなで分けて持ち帰った。

小学生の作文的に「美味しかったです。」と締めくくりたい。


 何名かはすぐに帰路についたが、6名の方と一緒に私は海洋深層水温泉のある、ソレイユの丘に行った。

 事業不振で今月26日で深層水風呂はなくなるそうだ。代わってハーブの風呂になるとか、、、、(笑)


相模湾のキハダマグロ。切られる人の方が多いと言われ、燃える人たちと、白ける人たち。そして私たちにはまず釣れないと思っていた魚が釣れたのだった。
これで熱くなるとハマってしまうのでほどほどにしましょう。


こちらの写真
FINS reportもどうぞ




な、なんと今日初めてスピニングリールを使った西村さんもルアーでシイラ連発!




古川さんと29,6kgのキハダ。「皆さんのご協力で釣れました。ありがとうございました。」隣はアドバイスを続けた奥山勇樹(私の長男)です。


超大物の道具を用意してきた阿部さんは、フィッシング・カレッジ常連聴講者。おしくも18号のラインを切られてしまった。



港で捌き、参加者全員で分けて持ち帰りました、これが自他共楽。













さいたま、東京

2008-10-12 | クラーク記念国際高校
 上尾園と玉川下流で行った。

詳しくは

クラーク高校フィッシングゼミ

をどうぞ

いいなあ浜松

2008-10-12 | クラーク記念国際高校
 釣りは何でも面白い。
相模湾でマグロが釣れているが、里の水路での釣りはやっぱり基本、思い出、、、、。

 今日も佐鳴湖の水路でウキ釣り、チョイ投げ釣り。

でっかいハゼや、クロダイのちびがウキヲ消し込ませて竿をしならせる。
この感触、たまりませんな。

まろやかな白河フォレストスプリングス

2008-10-07 | フォレストスプリングス
 この日はフォレストスプリングスで会議があり、釣り場としての使命と盛り上げについての話が行われた。
 私は普段より少し遅く白河に到着し、フォレストスプリングスのマネージャー、湯田さんに「15分だけ」ということでフライフィッシングをした。
 先日開成に取材に来ていただいた、週刊つりニュースAPC井田恭二さんのオリジナルフライを試したかったからである。
 結果はヒット5本、ランド3本。メイプルサーモンというほど大きいサイズではなかったが、多分赤身であろう元気な魚がヒットした。

「井田さん、釣れたよ!!」

 前日は雨だったそうだが、この日は寒くもなく、暑くもないまろやかな日でもあった。ライズは至るところにあった。

 それにしてもフォレストスプリングスは凄い。
 フライポンドで釣っていた人が掛けたのだが、そのジャンプはスティールヘッドか、キングサーモンかというほど立派なものだった。
 残念ながらその魚はバラしてしまったが
「デカかったですね。」
「いや、参りました。」とにやける釣り師。
 次こそ釣ってやると燃えていることでしょう。

フォレストスプリングスのビッグフィッシュはメイプルサーモンの可能性が高い。

単なる大型ニジマス、ドナルドソンとは違う。ぜひとも釣りあげて刺身で味わってほしい。