Wー2つの世界ー 第4話(2)
今まで Wのラブ・ライン上にいたユン・ソヒは
ヨンジュの存在をおもしろく思っていません。
そこで ヨンジュをホテルのレストランへさそいます。
部屋の出口で SPに止められます。
(カン・チョルが彼女の安全のために部屋から出さないように
告げておいたともとれますね。)
「ワインを一杯飲むだけだから あなたも一緒に来て」と
言われすんなり通してしまいます。
(まあそれだけカン・チョルに近しい女性なんですね。)
レストランへ行く途中に用事を思い出した振りをして
SPに後を任せて 先に行かせます。席に着くやいなや
SPも誰かに呼び出されてその場を離れヨンジュ一人に。
メニューを持ってきたウェイターが「お会いしたことありますね。」と
話しかけます。案内されたレストランは
カン・チョルが刺されているのを見つけたときに
助けを呼びに飛び込んだレストランでした。
ウェイターが警察に知らせようと同僚に声を掛けます。
ヨンジュは慌てて逃げ出します。厨房の中を通り抜けながら
カン・チョルに電話して助けを求めます。
カン・チョルは直接SPに電話をして彼女を助けるよう指示します。
廊下を追い詰められるヨンジュです。SPが間一髪間に合って
空き部屋へヨンジュを誘い込もうとします。
しかし,追っ手が追いつく方が早くて間に合いません。
カン・チョルから渡されていたスマホだけ 部屋に投げ入れ
廊下の端で立ち止まるヨンジュ。
追いかけてきた警察に捕まります。
カン・チョルが電話をかけるとSPが出ました。
「私です。代表。すみません。オ・ヨンジュさんは捕まってしまいました。」
「それで,どうして君が携帯を?」
「捕まる前に 彼女が私に投げたんです。」
力なく電話を切るカン・チョル。
隣に座って新聞を読んでいたソ・ドユンが様子が変なのに気がついて聞きます。
「どうしたんだ?いったい?」
「ソヒが やらかした。」
「え?」
ここで飛行機が離陸したので
しばらくヨンジュを助けに行けなくなってしまいました。
カン・チョルはテレビ局も持っていて そこでWという犯罪捜査の番組を
放送し,数多くの事件を解決しているので 警察も一目置いているようです。
だからこそ 最初の事件の目撃者で 行方をくらましていたヨンジュが
最重要人物となってしまったようです。
捕まっているヨンジュの所へ来たユン・ソヒ。
留置所の鉄格子ごしに 言います。
「自分の立場では仕方がなかったの。
カン・チョルさんが警察を無視するのも心配だったし
あなたをいつまでも閉じこめておくわけにもいかないし…
話にならないでしょ。容疑者と被害者が一緒にいるなんて…」
警察に正直に話せば すべて支援するからと話を続けるソヒに
ヨンジュは身元がないことを告げます。
その後 刑事による尋問は 激しさを増し とうとう拘置所へ
そして ようやく ソウルに戻ってきた カン・チョル。
待ちかまえていた記者たちにスマートに返答して迎えの車に乗り込みます。
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「すみませんでした。」とSP
「さきに 警察に寄ろう。」
「オ・ヨンジュさんは 拘置所へ移されました。」
「どこだ?」
「ソウル拘置所です。」
ユン・ソヒからメッセージが入っているというドユン。
カン・チョルはユン・ソヒに電話をします。
拘置所に先に行くというカン・チョル。
ヨンジュが供述しないから弁護士も何もできずにいるというソヒ
だから 俺が保護していたんだ というカン・チョル。
(やっぱり守っていたのね~。自分が濡れ衣をかけられて
脈絡もなく説明もうまくできない状況で 家族殺しの容疑者になったことを
思い出し,同じような目に遭わせないために守ろうとしていたのだそうです。)
自分に被害が及ばぬように 捕まる前にスマホを投げたことからも
身元がはっきりしなくても 本質的に信用できると力説するカン・チョル。
「俺のように犠牲になる人を助けるためにこの事業を始めたんだ。
君は また 犠牲者を作った。だから 君は俺の秘書の資格がない。
君は 友達として残れ。 君はクビだ。」
呆然とする ユン・ソヒ。
おそらく今までこんなふうに 考えが通じ合わなかったことが
一度もなかったのでしょう。
(ラブ・ラインの女主人公が変わってしまったからね~。)
面会室で 顔を合わせる カン・チョルとヨンジュ。
「ごめん おそくなって。
帰ってくるのに2日間かかったんだ。過ごしてどう?」
「暑いわ。」
「分かるよ。暑いよね。俺も長いことここにいたから 知ってるよ。」
4シーズンいたけど 夏は信じられないくらい暑かったよ。」
うつむいて まつげをふるわすヨンジュ。
「つらい?」
そう聞かれて いったん 首を横に振って いいえと言いかけるが
我慢しきれず 涙がこぼれ始めます。
こんなところにいるのが信じられないと 普通の平凡な小市民なのに…
「平凡な小市民がここに来るんですよ。」
自分の時のことを思い出すカン・チョル。
「よく聞いて。」と言い
今の状況は 全く希望がないこと
警察は ヨンジュを犯人と決めてかかっているから
これから あの手この手で聴取されたり,ひどいことを言われたりして
精神的にもダメージを受けるだろう。
「だから もう 俺の質問に答えて。君の言うことを信じるから…
ぼくが聞く質問に答えるんだ。この場から消えるんだよ。」
ヨンジュもカン・チョルも気付いています。
本当のことを言えば ヨンジュは消えることができ
カン・チョルは ひどく衝撃を受けることを…
でも その衝撃を受け止めてでも 彼女を救いたい想い
その衝撃を受けても知りたい事実。
カン・チョルにしてみれば これは最善の方法だったのでしょう。
「オ・ヨンジュさん どこから来たの?」
「私がここから消えたら…大騒ぎになるわ。」
「そうだろうね。…でも あなたが 心配する必要はないですよ。
オ・ヨンジュさんは 消えて 家に帰るんだから…
俺が事態を収拾しますよ。ここは 俺の世界だから…答えて」
「…できないわ。私 行ったでしょ。あなたが 不幸になるって…」
「俺 今が すごく いいってわけじゃないんだけど…
俺がいつ死ぬか分からなくってよく眠れないこと 知ってるじゃない?
あなただって 残りの人生をこんなところで過ごしてかまわないの?
10年も20年も…」
「いいえ」
時計を見るカン・チョル。
「答えて。 もう時間がない。」
「何が起きるのか 私にも分からないのよ。」
「もう 起きてるよ。俺たちがどうなってるか見てごらんよ。
オ・ヨンジュさんが住んでるとこはどこ?」
意を決したように ヨンジュは答え始めます。
「ソウルです。」
「同じソウル?…で,何が違うの?」
「そこで私が住んでて ここであなたが住んでる。」
「どうして 俺の全部を知ってたの?俺はそこにいないのに…」
言うのをためらうヨンジュ。
「全部見たって言ってたでしょ?俺について。どこで見たの?」
涙をぬぐいながら ヌードショーの方がましだと言うヨンジュ。
あなたのヌードを見ても動揺しないって言ったでしょというカン・チョル。
「答えて」
「後悔するわよ。」
「俺は後悔しないよ。あなたが住んでる世界っていったい何?」
「…漫画の中よ。」
「何?オ・ヨンジュさんが漫画の中から来たっていうこと?」
「そうじゃないわ。」
「なら?」
「ここがよ。」
「それどういうこと?」
「ここが 漫画の中なの。…私が見る漫画なの。…あなたはその漫画の主人公なの。」
驚くカン・チョル。そして,出現する『つづく』。消えるヨンジュ。
今まで Wのラブ・ライン上にいたユン・ソヒは
ヨンジュの存在をおもしろく思っていません。
そこで ヨンジュをホテルのレストランへさそいます。
部屋の出口で SPに止められます。
(カン・チョルが彼女の安全のために部屋から出さないように
告げておいたともとれますね。)
「ワインを一杯飲むだけだから あなたも一緒に来て」と
言われすんなり通してしまいます。
(まあそれだけカン・チョルに近しい女性なんですね。)
レストランへ行く途中に用事を思い出した振りをして
SPに後を任せて 先に行かせます。席に着くやいなや
SPも誰かに呼び出されてその場を離れヨンジュ一人に。
メニューを持ってきたウェイターが「お会いしたことありますね。」と
話しかけます。案内されたレストランは
カン・チョルが刺されているのを見つけたときに
助けを呼びに飛び込んだレストランでした。
ウェイターが警察に知らせようと同僚に声を掛けます。
ヨンジュは慌てて逃げ出します。厨房の中を通り抜けながら
カン・チョルに電話して助けを求めます。
カン・チョルは直接SPに電話をして彼女を助けるよう指示します。
廊下を追い詰められるヨンジュです。SPが間一髪間に合って
空き部屋へヨンジュを誘い込もうとします。
しかし,追っ手が追いつく方が早くて間に合いません。
カン・チョルから渡されていたスマホだけ 部屋に投げ入れ
廊下の端で立ち止まるヨンジュ。
追いかけてきた警察に捕まります。
カン・チョルが電話をかけるとSPが出ました。
「私です。代表。すみません。オ・ヨンジュさんは捕まってしまいました。」
「それで,どうして君が携帯を?」
「捕まる前に 彼女が私に投げたんです。」
力なく電話を切るカン・チョル。
隣に座って新聞を読んでいたソ・ドユンが様子が変なのに気がついて聞きます。
「どうしたんだ?いったい?」
「ソヒが やらかした。」
「え?」
ここで飛行機が離陸したので
しばらくヨンジュを助けに行けなくなってしまいました。
カン・チョルはテレビ局も持っていて そこでWという犯罪捜査の番組を
放送し,数多くの事件を解決しているので 警察も一目置いているようです。
だからこそ 最初の事件の目撃者で 行方をくらましていたヨンジュが
最重要人物となってしまったようです。
捕まっているヨンジュの所へ来たユン・ソヒ。
留置所の鉄格子ごしに 言います。
「自分の立場では仕方がなかったの。
カン・チョルさんが警察を無視するのも心配だったし
あなたをいつまでも閉じこめておくわけにもいかないし…
話にならないでしょ。容疑者と被害者が一緒にいるなんて…」
警察に正直に話せば すべて支援するからと話を続けるソヒに
ヨンジュは身元がないことを告げます。
その後 刑事による尋問は 激しさを増し とうとう拘置所へ
そして ようやく ソウルに戻ってきた カン・チョル。
待ちかまえていた記者たちにスマートに返答して迎えの車に乗り込みます。
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「すみませんでした。」とSP
「さきに 警察に寄ろう。」
「オ・ヨンジュさんは 拘置所へ移されました。」
「どこだ?」
「ソウル拘置所です。」
ユン・ソヒからメッセージが入っているというドユン。
カン・チョルはユン・ソヒに電話をします。
拘置所に先に行くというカン・チョル。
ヨンジュが供述しないから弁護士も何もできずにいるというソヒ
だから 俺が保護していたんだ というカン・チョル。
(やっぱり守っていたのね~。自分が濡れ衣をかけられて
脈絡もなく説明もうまくできない状況で 家族殺しの容疑者になったことを
思い出し,同じような目に遭わせないために守ろうとしていたのだそうです。)
自分に被害が及ばぬように 捕まる前にスマホを投げたことからも
身元がはっきりしなくても 本質的に信用できると力説するカン・チョル。
「俺のように犠牲になる人を助けるためにこの事業を始めたんだ。
君は また 犠牲者を作った。だから 君は俺の秘書の資格がない。
君は 友達として残れ。 君はクビだ。」
呆然とする ユン・ソヒ。
おそらく今までこんなふうに 考えが通じ合わなかったことが
一度もなかったのでしょう。
(ラブ・ラインの女主人公が変わってしまったからね~。)
面会室で 顔を合わせる カン・チョルとヨンジュ。
「ごめん おそくなって。
帰ってくるのに2日間かかったんだ。過ごしてどう?」
「暑いわ。」
「分かるよ。暑いよね。俺も長いことここにいたから 知ってるよ。」
4シーズンいたけど 夏は信じられないくらい暑かったよ。」
うつむいて まつげをふるわすヨンジュ。
「つらい?」
そう聞かれて いったん 首を横に振って いいえと言いかけるが
我慢しきれず 涙がこぼれ始めます。
こんなところにいるのが信じられないと 普通の平凡な小市民なのに…
「平凡な小市民がここに来るんですよ。」
自分の時のことを思い出すカン・チョル。
「よく聞いて。」と言い
今の状況は 全く希望がないこと
警察は ヨンジュを犯人と決めてかかっているから
これから あの手この手で聴取されたり,ひどいことを言われたりして
精神的にもダメージを受けるだろう。
「だから もう 俺の質問に答えて。君の言うことを信じるから…
ぼくが聞く質問に答えるんだ。この場から消えるんだよ。」
ヨンジュもカン・チョルも気付いています。
本当のことを言えば ヨンジュは消えることができ
カン・チョルは ひどく衝撃を受けることを…
でも その衝撃を受け止めてでも 彼女を救いたい想い
その衝撃を受けても知りたい事実。
カン・チョルにしてみれば これは最善の方法だったのでしょう。
「オ・ヨンジュさん どこから来たの?」
「私がここから消えたら…大騒ぎになるわ。」
「そうだろうね。…でも あなたが 心配する必要はないですよ。
オ・ヨンジュさんは 消えて 家に帰るんだから…
俺が事態を収拾しますよ。ここは 俺の世界だから…答えて」
「…できないわ。私 行ったでしょ。あなたが 不幸になるって…」
「俺 今が すごく いいってわけじゃないんだけど…
俺がいつ死ぬか分からなくってよく眠れないこと 知ってるじゃない?
あなただって 残りの人生をこんなところで過ごしてかまわないの?
10年も20年も…」
「いいえ」
時計を見るカン・チョル。
「答えて。 もう時間がない。」
「何が起きるのか 私にも分からないのよ。」
「もう 起きてるよ。俺たちがどうなってるか見てごらんよ。
オ・ヨンジュさんが住んでるとこはどこ?」
意を決したように ヨンジュは答え始めます。
「ソウルです。」
「同じソウル?…で,何が違うの?」
「そこで私が住んでて ここであなたが住んでる。」
「どうして 俺の全部を知ってたの?俺はそこにいないのに…」
言うのをためらうヨンジュ。
「全部見たって言ってたでしょ?俺について。どこで見たの?」
涙をぬぐいながら ヌードショーの方がましだと言うヨンジュ。
あなたのヌードを見ても動揺しないって言ったでしょというカン・チョル。
「答えて」
「後悔するわよ。」
「俺は後悔しないよ。あなたが住んでる世界っていったい何?」
「…漫画の中よ。」
「何?オ・ヨンジュさんが漫画の中から来たっていうこと?」
「そうじゃないわ。」
「なら?」
「ここがよ。」
「それどういうこと?」
「ここが 漫画の中なの。…私が見る漫画なの。…あなたはその漫画の主人公なの。」
驚くカン・チョル。そして,出現する『つづく』。消えるヨンジュ。
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