二人のこれから

日常を、つれづれに・・・

友のお通夜へ

2017-02-12 | 日記

20年来の友S子さんの通夜へ行ってきました。
信じられない・信じたくないと思っても現実のことです。

家から10kmほどのお通夜の斎場にはご遺族・近親者・友人たちがたくさん集まっておられました。
正面の祭壇はグリーンと白い花で統一されていて、山野の好きなS子さんのイメージに合っていて、とても清々しい雰囲気でした。
その中央には笑顔の遺影が・・・半年前まではお元気だったS子さんです・・・

お通夜が終わり、出口でご主人と少しお話することができました。
進行性の癌で、昨年11月半ばに余命宣告をされたそうです。本人の希望でどなたにも病気のことは知らせてなかったそうです。
もう一度会わせてくださいとお願いして、お棺のなかのS子さんと、最後のお別れをさせていただきました。
今まで一緒に過ごした思い出が湧いてきて、目がしらが熱くなります。涙が溢れます。

長年 手話通訳のボラをされてきたS子さんです。手話サークルの方も沢山おみかけしました。
S子さんは手話・私は要約筆記という共に聴覚障害者を支援するボランティアサークルにいた関係から親しくなりました。

彼女とは共通の友達もいたので、仕事のかたわら休みを合わせ、グループで山や野歩きにでかけたのものです。
近江長岡から伊吹山へ登りました。奥飛騨に一泊して翌朝穂高をめざしたこともありました。海外にも5人でタイへ・4人でドイツ~オーストリア~スイスの8日間の旅は忘れられない思い出です。

今朝がたは早くに目が覚めて、ベットの中で思い出をたどっていました。

避けられないものと、解っていても人の死に出合うと、此の世に生きている者は嘆き、悔やみます。
私も今年になって一度も会えなかったことを・忙しさにまぎれて会おうと連絡できなかったことを悔やんでいます。

 

 

S子さん、たくさんの思い出をありがとうございました。ご冥福をお祈りします 合掌


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