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夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

「特攻大戦線」(1970年 イタリア映画)

2012-06-06 19:59:35 | 映画

「特攻大戦線」(1970年  イタリア映画)
「特攻大戦線」(1970年  イタリア映画)
「特攻大戦線」(1970年  イタリア映画)
ドイツ占領下のイタリア
ファシズムを嫌い田舎に引っ込んだコルバリ(ジュリアーノ・ジェンマ)を ファシズムにかぶれた友人が訪ねて来る

その近くでドイツ兵は裸にした男を車からおろし 軍用犬から逃げ切ったら自由にしてやるーと銃で狙いをつけている

その非道にコルバリは軍用犬を撃ち殺す 一緒にいたファシズムの感化を受けた友人が裸の男を撃とうとした為 コルバリは彼を撃つ

「俺はファシストの友を殺した 友情より大切なのは祖国だ 情に流されるな」

ファシズムを憎み自由を愛する青年コルバリは 一人ドイツ兵への攻撃を始める

大学から友人カサヴィ(アントニオ・ヒオパネリ)が加わる
フェリッシモ ミケーレ カルロ ドゥイリオ 仲間が少しずつ増える

両親をドイツ兵に殺されたニコライ

ファシズムにおもねり 出世と野心に走った夫がゆるないイネス(ティナ・オーモン)も コルバリ達と戦いたいと強引に居残る

ドイツ軍は「何としても奴(コルバリ)を殺せ」と狙っている

トレニヤーノの村を解放したコルバリは 理想の村にしようと考えるが

パルチザンのユリアノフは一緒に戦おうとやって来るが 「戦法の勉強をしろ 皆を訓練するんだ」

コルバリとは考え方が合わず 去っていく

ユリアノフは長期的な展望持ち戦おうとし コルバリは今ある苦しみをすぐにどうにかしたかった

コルバリの下で戦いたいと人間が集まってくる

自由解放区を作るのだ
「自由は自分で守るんだ」
コルバリは村人達を毎日訓練する

有力者達は 借金を棒引きにしたり土地を分け与えたりするコルバリが許せない

「コルバリには 死んでもらう」
特殊部隊 レジスタンス狩りのエースを呼び寄せる

「奴の思い上がった救世主気取りを」

コルバリは美しすぎる未来に怯えるかのように 皆に気を配っていた

カウツアゴで反乱を起こした 力を借りたいとやってきた男
夜 車で移動する途中 コルバリは男の様子から気付く

「嘘なんだな」 「待ち伏せということか」

負傷しながらも危地を脱したコルバリ達がトレニヤーノに戻ると ドイツ軍に襲われたあと

殺された仲間達の復讐を誓うコルバリ

新聞には「コルバリ死す」の誤報記事

傷も癒えぬままコルバリは再びトレニヤーノへ向かう

ただ一人イネスだけが コルバリを追った
イネスは献身的にコルバリを助ける

ファシストと手を結ぶ有力者達を殺していくコルバリ

戦うコルバリを助けようと かつての仲間達も駆けつける

いったんは逃れるが イネスの顔が割れていた

食べ物を仕入れに行ったイネスはつけられる

隠れ家は囲まれ
撃たれて傷を負ったイネスは 口の中へ銃口を入れ 自殺

仲間もコルバリも捕らえられ 縛り首に

見せしめに建物から吊される

コルバリは実在の人物

当時 多くのレジスタンスがドイツ軍により殺されました

それが戦争というものなのですが
マカロニ・ウエスタンとは 一味違った生身の人間の顔を ジュリアーノ・ジェンマが見せています

映画雑誌「ロードショー」などで アラン・ドロン ロバート・レッドフォードと並んで 当時人気がありました

明るく陽気な末っ子ぶりと身の軽さを見せつけた「タイタンの逆襲」

リー・バン・クリーフとの最後の決闘も見応えある「怒りの荒野」

元消防士で器械体操の経験も

「荒野の大活劇」は明るく楽しい作品

1938年生まれですから もう70代ですね

彫刻家でもあるのだとか

紳士服 アラン・ドロンがダーバンなら

ジュリアーノ・ジェンマはトロージャン
そんなテレビCMが流れた時代もありました


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