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夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

今村昌弘著「魔眼の匣の殺人」 (東京創元社)

2020-01-15 20:47:29 | 本と雑誌
魔眼の匣の殺人
今村 昌弘
東京創元社




「屍人荘の殺人」に続くシリーズ第2作


ゾンビ・テロに巻き込まれて死んだミステリ愛好会会長の明智恭介

後輩の葉村譲と二人 学生食堂で学生が何を食べるか推理しあい 外れると「うまくいかないもんだな」が口癖だった

葉村は一人 その推理を続ける

明智は夏に死んだ
今は11月
当然のこととして 葉村の心の傷はまだ癒えない


だがー葉村には新しい使命があった

単位を落としかけている剣崎比留子に電話をかけて起こすこと

謎の班目機関について情報あり 葉村が巻き込まれて明智のように死ぬことを怖れる剣崎は一人で旅立とするも
その動きを葉村は読んでおり 共に目的地へ向かう


そのバスに乗り合わせた高校生くらいの男女は 不思議な言動があった


女性ー十色真理絵は予知絵を描く

ゆえに周囲から疎まれてきた


かつて班目機関が謎の研究をした地
そこに今も住む 起きる事件を知る力ある予言者サキミ

この二日のうちに男女それぞれ二人ずつ死ぬ
不吉な予言


サキミの暮らす場所への橋が燃えて 閉じ込められた葉村 剣崎 十色 茎沢
王寺 朱鷺野 師々田父子 
臼井

サキミの世話をしている神服


山には熊も出るという

一人死ぬごとに消える人形





シリーズはまだまだ続きそうです