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夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

木下半太著「ナナブンノイチ」角川文庫

2014-04-27 22:08:31 | 本と雑誌
木下半太著「ナナブンノイチ」角川文庫
木下半太著「ナナブンノイチ」角川文庫
木下半太著「ナナブンノイチ」角川文庫
木下半太著「ナナブンノイチ」角川文庫
木下半太著「ナナブンノイチ」角川文庫
詐欺師の津田は育てた弟子の犬島に裏切られ命を落としかける 

そして服役  8年 出所した津田の命を犬島が狙う 

津田に近付く男ブー  彼は仕事を手伝ってほしいと話す 

謎めいた美女  伝説の老スリ 


格闘能力に優れた男 

変装メイクに凄腕の人物    悪魔を破る力がある男 



一癖も二癖もある人間達が 争う 


犬島が雇った殺し屋 


彼らに翻弄される男運の悪い女性 


最後にハッピーエンドが待っている


 もはや ファミリービジネス状態 



次作はナンブンノイチになるのでしょう


「サンブンノイチ」「ゴブンノイチ」「ナナブンノイチ」


はたして「キュウブンノイチ」はあるのか?


おかずから

2014-04-27 19:35:31 | アサヒ軽金属の鍋

おかずから
おかずから
おかずから
昼はパンにしたので おかずはベーコンの上にパプリカの炒め煮とチーズに卵を入れて焼いたの 

夜は 細切りにしたジャガイモとピーマンともやしに豚ひき肉を炒めて塩胡椒で味付けし パックの鰹節と醤油をからめたの 

大根と里芋を煮たのに甘めに調味した味噌をのせたの 

素麺の味噌汁


「フレフレ少女」(2008年 日本映画)

2014-04-27 16:17:38 | 映画
渡辺謙作監督作品 

読書好きの少女の百山桃子(新垣結衣)は「恋の奇跡」を読みながら歩いていて急に倒れる  野球のボールが頭に当たったのだ 

保健室で目覚める桃子  すみませんと繰り返し頭を下げ 桃子の頭に布を当てて冷やす野球部の大嶋秀樹(本田拓人)  恋は盲目ー一目惚れしてしまった桃子 

しかし本の世界にのめり込み 今まで現実の人間関係や周囲の情報には疎かった桃子  取り敢えず遠くからオペラグラスで大嶋ウォッチング  と情報通の桃子の友人二人が現れ大嶋情報を教える  大嶋が投げる試合で負けはないーと言われるほどの野球部期待の新人  桃子よりは年下  女子人気も高い 

近づこうとしてみるも 野球部マネージャーは定員いっぱい 

チアガールも無理な桃子 


く くじけるんじゃない(笑)

そこへ聞こえてきた天の声ならぬ その言葉とは 「我々はどんな困難にも諦めず立ち向かわねばならない」 応援団のただ一人となってしまった部員の山本龍太郎(永山絢斗)のものだった  女子が応援団ーと躊躇する山本を半ば強引に押し切り 部員が足りずに廃部の危機にあると知るや ウエイトリフティング部の北島(はんにゃの金田哲さん)を言い負かし 無理矢理な理屈(「弱くても勝てます」のニノさん演じる先生の野球部員集めにも似たモノがあります)であちこちの決定的音痴さんとか 部のはみだしものさん達を部存続にギリ必要な頭数を揃えたのでした 

普通の男子なら新垣結衣さんほど可愛い方に誘われたら手芸部だって入るかも?  そういえば新垣結衣デカイと書いた失礼なサイトがあった  私も身長が縮んでなければ170ある 敢えて言おう「デカイと思う貴様こそ 心のチビ助だ 阿呆め悔しかったらデカくなれ ばぁか」  デカイと言われて女性がどれほど傷つくか 思い知りたまえ 心の寸足らずめ(爆) 


初めての彼らの応援ぶりは悲惨だった  旗は倒れ 大嶋が投げる試合で初めて負ける  負けた大嶋はライバル不知火高校に転校 映画ゆえか現実と違い試合に出られる設定変更あり 

応援に来ないでくれと言われる応援団が かつてあったのだろうか  そんな前代未聞なことになってしまった  山本の家が家族全員がサブの家系だと 山本が副団長になり 団長となってしまった桃子 

寄せ集め部員の遠藤譲二(柄本時生)・大坪泰平(斎藤嘉樹)・田村晃(染谷将太)も頼りなく 

そこで応援団存続の危機に乗り出してきたのが23代団長の柳原源蔵(内藤剛志)はじめ応援団OB の面々 元副団長の仮屋(モロ師岡)・元鼓手の北村(中沢清六)・元旗長の海野(鈴木晋介)元参謀の玉井(伊藤洋三郎)

海あり山ありの合宿に応援団の団員を誘う 

練習は厳しくOB の作る料理はマズイ  色は濃いのに味がない不思議な酢豚とか  不満しかない学生たち  唯一マトモに耐えているのは副団長の山本か 

不知火高校野球部の夜練習を見て なんとなく応援の意味が分かってきた気がする桃子 

一緒のはずの桃子の姿が見えず心配そていた山本  この騒ぎの中で山本の桃子への気持ちが周囲にばれる 

戻ってきた桃子の言葉に 柳原は夜練習の開始を宣言 


夜練習のあと やってられないと下級生三人は脱走をはかり 動きを読んでいたOB と言い争いになり 一人が殴られる  浜辺で応援の意味を考え 応援していいことがあるのかーと問う下級生の言葉に山本も答えられない 

自分もわからないーと言う桃子  ただ色々言い合う中で彼らの心はなんとなくだが一つにまとまっていく 



不知火高校の野球部の夜練習を見た桃子は何かを伝えたくて大嶋を訪ねたが 野球部のマネージャーらしい奈津子(秋山奈々)が感じ悪くぴったりと大嶋に寄り添いせんだっての応援団の応援をバカにして笑う為に 何も言えない 


この時に奈津子はいかにも彼女然と大嶋にぴたこんとくっついているのですが 短いシーンで頭と性格の悪さを示すのが 逆に見たら素晴らしいなと  自分がボールをぶつけた相手と思い出せない大嶋と似合いのカップル


ささ結衣ちゃん こんな掟やぶりバカはさっさと見限るんだ 君には男純情山本がいる 

そんな桃子の背後に山本 「何も見ていない」と言う山本なのだが 

好きになった相手を応援したいのが入部の動機なんて不純だよねーと呟く失意の桃子 

不器用なりに慰めようとする山本だが  桃子は一人になりたいーと去っていく 

一人になれる風呂場で涙が出ないのも桃子は悔しい 

泣きたい時に涙が出ないことあるんです  でも大嶋は涙に価する男じゃないよ とっととゴミ箱送りにしてしまおう 

やがて応援力も上達 OB 達も彼らの努力を認めてくれた  遠藤は鼓手長に 大坪は旗手長に 田村は参謀に  そうしてきちんと桃子の体型に合わせた特注の学ランが贈られた 


さあ応援だ 応援団の応援する気持ちをみんなに 迷惑かけた野球部に認めてもらうんだ 

野球部主将の真壁(内田明)は まだ前の試合のことを怒っている  大嶋が不知火に行ってしまったことから応援団は疫病神のように見えているのかもしれない 


またマネージャーの奈津子が言い込んだのか 応援団の集まりで 不知火高校の団長は 櫻木高校の応援団団長の桃子が野球部の練習妨害をしたと言う  練習中の大嶋を呼び出し恋文を渡そうとしたという噂があるのだと  硬派を売る応援団としてはあるまじき行為だと 


不確かな噂でどうこう言うのは尊敬する不知火高校の応援団の団長の言葉とも思えませんーと 山本が桃子を庇う  この言葉に他校の応援団からも賛同の拍手が起き 不知火高校の応援団の団長も一礼し引く 


そして櫻木高校の応援団に謝罪し「決勝で会おう」と言葉を残す 


少しの間あり 「押忍」と応える桃子 


チアガール部やブラスバンド部にも協力要請する桃子ら応援団の面々 


しかし中々協力してもらえず 野球部からもその応援を認めてもらえない 


応援練習に励む姿に応援団を応援してくれる生徒も増えてくる 

凛々しい学ラン姿の桃子のファンの女学生達も 

野球部は甲子園に向けて順調に勝ち進んでいく 


そんな桃子達を見守る柳原だが 彼は実は失職していた  そんな現実を抱えながら 応援団の今後を案じ合宿指導をしていたのだ  それを知ったOB 仲間は早く言えよ 自分達を頼ってくれよと  卒業して何年経とうとも得難い仲間なのだ 大切な 


そして決勝で明日は不知火高校と対戦する前日 夜遅くまで練習していた応援団  三人の下級生と別れたあと 桃子は恐いのだと打ち明ける 

山本は自分も恐い 震えが止まらないんだと話す 


野球部への最後の応援になるかもしれない  自分達の応援のせいで野球部が負けたらー 


その決戦の日  チアガールらもブラスバンド部も応援に来てくれた  何故か赤のウエイトリフティングのユニフォーム姿の北島もいる  多くの生徒が応援に来てくれていた 

応援団のOB も来てくれている 


不知火高校の投手は大嶋  初回から櫻木高校は2点を先取され 得点できないまま 大嶋投手を打ち崩せないまま9回裏になってしまった 


遠藤・大坪・田村は練習から逃げようとした情けないかつての自分のことを話す   しかし今は 現在この時は もう違う!  大地の力を 天の力を味方にして 

応援する人の心をその気持ちを戦っている選手達に届けたい!

ランナー二人を置いて櫻木のバッターは主将の真壁 

その真壁の視線の先には桃子ら応援団の姿 

応援する心は届いただろうか  ひと振り  球は飛んでいく 「行けえぇぇっ!」と桃子  打球はー入った  ホームラン 

ぐるぐる回される審判の腕 

さよなら逆転の本塁打 

しゃがみこむ うずくまる桃子  泣いてそれから笑って立ち上がり 


応援席の前に来る櫻木高校野球部の部員達 



視線を遠く不知火高校の応援席へ投げ そのライバルの健闘をたたえ感謝する桃子 

不知火高校からも櫻木高校応援のエールが入る 


そして櫻木高校の歌を歌う応援の生徒達  やがて春が来て卒業式の日となった 

応援団の部室の自分達の名前が入った木札を外す静かな表情の山本 

外へ出ると増えた部員達が待っている 

桃子がいない  後輩達はさっきまでいたはずだと言う 


見上げれば高い所に桃子がいた  学ランを脱いでセーラー服姿だ  ーもう卒業したんだからセーラー服になっていいでしょうーといたずらっぽい笑顔  記念にと名前の木札を差し出す山本に 必勝の御守りを渡し キョトンとする山本の胸に飛び込む桃子  抱き締めようと両手を回そうとしたら 離れる桃子  後輩達が山本の胸を指差す  学生服の第二ボタンが無くなっている 

そのボタンは桃子の指にはさまれている  「あなたが好き」桃子流の告白 

山本の片思いは報われました 


良かったね 


第50代団長 百山桃子 押忍!



映画は終わります 



スタッフやらキャストやら名前が流れる横に入る写真がまた楽しくて 


応援したくなる新垣結衣さん演じる桃子  その桃子を認めサポートする山本 



いい気持ちで見終わることができる映画です 


あら探しがしたい性格の方にはむきません 


馬鹿だ すごく馬鹿だーと笑って またほのぼのする映画があってもいいじゃないですか


朝ごはんから

2014-04-27 12:25:19 | アサヒ軽金属の鍋

朝ごはんから
朝ごはんから
前夜のうちに塩麹に漬けておいた鶏肉・電子レンジで加熱済みのジャガイモ・軽く茹でておいたアスパラガスをオリーブオイルを引いたフライパンに入れて焼くだけ

鶏肉の下には千切りキャベツ ミニトマトも添えて 日曜日のワンディッシュおかず  野菜たっぷりのスープを添えて 

果物はキウイ


心に残った対談拾い読み

2014-04-27 02:00:57 | 本と雑誌
阿川佐和子のこの人に会いたいーという週刊誌の対談でゲストが鈴木明子さんでした    対談最後の阿川佐和子さんが書かれる「一筆御礼」によれば 鈴木明子さんはー氷上での印象よりはるかに華奢な身体で、つま先を六十度ほど外に広げて腰を曲げ、「初めまして」とご挨拶。 思わず私も背筋を伸ばしてしまいました。 その丁寧ぶりからしても、アッコちゃんがどれほど真面目に、周りの期待に応えて努力していらしたかが窺い知れる気がいたします。ー


では 対談から厚かましくも一部抜粋させていただきます 

鈴木明子さんは世界選手権が終わってから一度も家に帰っていないそうです  アイスショーで全国ツアー中だから  だからまだ引退した感じではなく  日本人は怪我をしている高橋大輔さん以外は一緒なのでーオリンピック代表が全員出ているから ソチが終わってから ずっと修学旅行のようで楽しいーそうです 


またソチ五輪の演技が終わってから日本代表の女子の三選手が顔を合わせた時は抱き合って号泣したのだとか  みんなホッとしたのと とにかく浅田真央さんがフリーですごくいい演技ができて最高の形で終われたから良かったーと 

ソチ五輪の選手村にはお酒は無いので 三人で朝の四時とか五時くらいまでお菓子食べながら喋っていたのだとか 


浅田真央さんも村上佳菜子さんも鈴木明子さんよりは年下ではありますが 本当に仲がいいそうです 


会えば「どこどこの何が美味しい」と友達同士みたいな会話をしているのだとか 

名古屋出身のスケーターが多い理由として 伊藤みどりさんの功績が大きいと鈴木明子さんは語っておられました 


あと名古屋とは子供の習い事にすごくお金をかけるーとも


拒食症を乗り越えて復帰した時に 周囲が腫れ物に触るような感じで「あ・・・・・ 元気だった?」そういう態度をとられたことが 辛かったそうです 


また2004年の世界選手権で荒川静香さんが優勝した姿を 長久保コーチとテレビで観ていて「ああ~こんな舞台でもう一度滑りたいな」と鈴木明子さんが言ったら  長久保コーチが軽く「あぁ、できるよ。誰が教えていると思ってるの」と  当たり前だろーみたく言われたとか


その時 鈴木明子さんは「絶対、先生についていこう!」と思ったのだとか 


大学に入ったシーズンにグランプリシリーズのカナダへの出場が決まっていた鈴木明子さんでしたが そのシニアのデビュー戦には病気の為に出場を辞退するしかありませんでした 

秋にスケート連盟に出場辞退の連絡を入れる電話を切ったあと号泣したのだとか 


応援してくれているファンの方々へは 春に摂食障害であったことを説明して それが鈴木明子さんが摂食障害だったことが世間に知られるきっかけであったと 


それから貼られた摂食障害というレッテルが長いこと嫌だったそうです 

その気持ちが変わったのはーバンクーバー五輪以降  自分が出ていくことにより 同じ病気で苦しんでいる人たちが「治るんだ」と希望を持ってくれればーと 


鈴木明子さんが書かれた本「ひとつひとつ。少しずつ。」にも隠さずに 辛い記憶を 

それから「最年長で出場」「何歳で初めて入賞」など年齢のことを言われ続けるのも嫌だったと 

また復帰した時に同期が上達していて焦ったけれど 「過去に戻るんじゃなくて 新たにこれからの自分を作っていくんだ」と思えるようになって、前に進めるようになったと 


病気のあとは考え方が変わったそうです 「いい子ちゃんじゃない ありのままの自分でもサポートしてくれる人がいるから 「ああ、 自分はこのままで生きていていいんだあ」と 



「私は周りの人に恵まれているし いろんなタイミングが人生にピタッと合うんです  オリンピックも、休んで遠回りしたけど、二回出ちゃったし(笑)」 


またソチ五輪の時からひどく足が痛くて高橋大輔さんに相談したら「みんな 待ってるよ」と高橋大輔さんが言ったのだとか 

鈴木明子さんとは中学生からの幼馴染みで年齢的にも近いから、スケート界では親友というか 高橋大輔さんには何でも話すのだそうです 

高橋大輔さんは こう言われたそう「みんなはメダルを取る姿を見たいんじゃなくて アッコちゃんのスケートが見たいんだよ。  選手生活の最後に、日本での世界選手権という最高の舞台で、みんなに見送ってもらえたらこんな幸せなことないじゃん」 

そう高橋大輔さんに言われて鈴木明子さんは思いました「何てできた人だろう」と


阿川佐和子さんの話を聞いた感想「いや~ いい男たね~!」 


しかし そう話した高橋大輔さんは足の負傷で世界選手権には出場できませんでした 

だから鈴木明子さんは「滑れなかった大ちゃんの分も、ちょっとだけ気持ちをのせて滑るね」って伝えて世界選手権に臨んだそうです 


これからの鈴木明子さんの夢は  プロスケーターになり滑れる限りは滑りたい  それにプラスして、テレビのお仕事や、本などでもスケートの魅力を伝えて、好きな人を増やしていきたい  海外の選手が来てくれるくらいの振付師になること

なのだとか



また摂食障害を乗り越えるにあたってはお母様の深い愛情と献身と覚悟があったそうです