原作 水野宗徳
30数年前の北九州市を舞台にした物語
ピンクレディの「渚のシンドバッド」の歌から映画は始まる
かざされた掌が求めているのは おっぱいの感触
「時速80キロ以上じゃないと おっぱいの感触は味わえないらしい」
自転車を必死にこぐ5人の男子学生達
あ アホや こいつら
おっぱいの感触求めての実験
怪我もする
それでも彼らは後悔しない
時速100キロだとCカップの感触などと 朝礼中にも話している
新しくやってきた先生の紹介あり その寺嶋美香子先生(綾瀬はるか)が話し始める
私は高村光太郎の「道程」という詩が好きだと
と「どうてい」から「童貞」を連想
盛り上がる男子学生達
そんな騒ぎを起こした寺嶋は 男子バレーボール部の顧問を言いつかる
男子バレーボール部の部員達は あのおっぱい感触に燃える5人だった
彼らは バレーボール部員なのに バレーボールの経験がない
バレーボールの知識がない
一人足りないから 試合も出来ない
バレーボールの経験ある一年生が入部を希望するも 女子にも勝てないひどさに逃げ出してしまう
彼らがちゃんと練習するなら先生何でもすると言う寺嶋に 部員が出した条件は「先生のおっぱい見せて下さい」
彼らが試合に勝ったらー
その約束を励みに部員達は頑張る
逃げ出した一年生も どうにか再入部を
逃げ出した一年生の父親の城和樹(仲村トオル)は 故障からやめたが かつては実業団のバレーボール・チームにいた
その指導も受け だんだん形は出来てくるも 合宿では夜 部屋を抜け出し 憧れの深夜番組「11PM」を見るバレーボール部員達
だがその夜の特集は 大人の釣りだった
残念!
寺嶋は教師になった動機が万引きが見つかり 謹慎指導の教師との出会いにあったことを 彼女に好意見せる男性教師の堀内(青木崇高)に話す
もう一つ寺嶋には心の傷があった
以前の学校で生徒の信頼を裏切ったこと
良い教師になることが 寺嶋の夢
寺嶋が別れた恋人(福士誠治)が会いに来て 楽しい時間を過ごし 思いがけない展開になるがー男の指が胸に至ると寺嶋は叫んでしまう
私だけのおっぱいじゃないの!
帰りの電車の中で自己嫌悪の寺嶋
私 何やっているんだろ
バレーボール部員の頑張りは学校でも話題になるが 部員達をいじめていた先輩が部室に乗り込んでくる
部員達の頑張りが寺嶋の胸を見る為と知り 何もしないで部室を出て行く先輩
話を聞いた女学生は つい友人に言ってしまう
噂は 広がった
バレーボール部員は勝手に自分たちが言っているだけだと 寺嶋を庇うが
寺嶋は もう嘘つき教師には 生徒の信頼を裏切る人間にはなりたくなかった
自分が約束したーと問い詰める教師に言ってしまう
勿論クビ
試合には 堀内が生徒を連れて行く
寺嶋は今は亡き恩師の墓参りで 恩師の未亡人(市毛良枝)と出会い 自宅へ招かれる
未亡人との話から 部員達の試合に駆けつける寺嶋
強い竜王中学相手に第一セットは15―0で負けている
寺嶋は言う
「教師を辞めても約束は生きている 」自分のおっぱいを見る為に頑張れと
第2セットは7―15で戸畑第三中がとる
しかし今までの竜王中学は2軍が戦っていたのだ
1軍は強さが桁外れに違う
7―15で戸畑第三中は負けた
指導してくれた城和樹に寺嶋は謝る
城は 部員達と寺嶋の約束は知っていた
「知ってましたよ 僕は
目的なんて別に何でもいいんですよ
頑張ることの素晴らしさを(部員達は)知ったんだから
それでいいんじゃないですか」
更に言う 彼らが待っているから行ってやれーと
部室で部員達は泣いていた
寺嶋「みんな胸張って
有り難う 頑張ってくれて
みんな 格好良かったよ」
「先生~」
部員達 寺嶋の胸に飛び込み号泣
それから 荷物をまとめ寺嶋は学校を去っていく
堀内が声をかけた 「これから どうするんですか」
寺嶋「勿論 教師を続けるよ」
堀内「新しい電話番号 決まったら教えて下さい」
寺嶋「何で?」
堀内「何でってー」
寺嶋「ウソ(笑) 教えるね」
寺嶋の下駄箱には部員達からの手紙が入っていた
電車待ち 読む寺嶋は手紙の内容に笑う
線路沿いに生徒達は 寺嶋を見送る
「ありがとう おっぱい先生」プラカードを掲げて
おっぱい形の服を着て
寺嶋「おっぱい大きすぎ いい男になれよ」
電車の窓から生徒達に手を振る
生徒達からの手紙には
試合に負けた時は先生の胸に飛び込みの練習をしていた
僕たちは あの試合負けたけど全然後悔してません
ー転んでも ただでは起きない生徒達でした
おっぱいは無敵だ!
試合中も練習中も おっぱいを連呼
そして男子バレーボール部は 女子バレーボール部に15―8で勝ちました
キャンディーズの「微笑み返し」他 当時のヒット曲がいっぱい使用され 懐かしい雰囲気漂わせてくれる映画でした
綾瀬はるかさんが着るノースリーブのワンピースも当時の形のモノ
健康的な おっぱい映画でござんした
男の子のバカさ加減楽しいです