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夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

「シャンハイ」(2010年)

2012-12-10 23:03:53 | 映画

1941年の上海は日本の占領下になるのが 時間の問題
各国の諜報活動が盛んだった

日本租界は禁域で 格分野へ分かれている
複雑な社会

ポール・ソームズ(ジョン・キューザック)とコナー(ジェフリー・ディーン・モーガン)は互いに祖父の代から同じ海軍の家系だった
いわく 偉大なるアメリカの伝統

コナーが志願した諜報活動

ソームズも世界のあちこちで諜報活動を スパイをしてきた

コナーは待ち合わせの場所に来ない

コナーは スミコ(菊地凛子)に「今夜 上海を出る」と告げて 建物を出た所を撃たれて殺された

コナーを待つソームズはカジノで 美女(コン・リー)に出会う

海軍情報部のコリンズが大佐の命令でソームズを呼びに来る

大佐はコナーが射殺されたこと 今朝早く日本租界で見つかったことを教える

「アメリカは現実に目を瞑っている」とコナーは生前言っていた

大佐は言う「コナーはアンソニー(チョウ・ユンファ)を調べていた アンソニーは日本とつるんでいた」

ソームズは日本軍人タナカ大佐(渡辺謙) アンソニーと知り合う
アンソニーの妻アンナはカフェにいた美女だった

アンナは謎の多い女性だった

アンナの父親は政治家だったが 日本軍に殺された

日本軍に協力するアンソニーの妻にならなければ殺されるところだった

中国ゲリラが 日本軍軍人を殺そうとし アンソニーが巻き添えになりかかる

呼ばれて日本軍の所へ行こうとする アンソニーを止めようとするアンナ

ソームズはアンソニーに警告の叫び声

アンソニー撃たれるも真っ先に妻アンナを守りに行きます

日が変わり見舞いに行ったソームズ
そこへタナカが来る
日本軍が無理を言い さすがのアンソニーも激昂している

アンソニーは妻アンナを強く愛しているし 何より守ろうと言う気持ちが強い

表向きは記者だが 実はスパイのソームズは情報を得る為なら不倫もへっちゃら ドイツの人妻と情事を重ねている

その夫がしていることについても 探っているのだ

更に色事師カサノヴァ気取りで アンナにも隙あらば手を出そうとしている

私はソームズ演じる俳優さん自体が嫌いなタイプなので 物腰も目線も好きになれません

色男気取るほどの容姿ではないし 魅力も感じられませんから

渡辺謙演じる日本諜報部の大物タナカ大佐はまだ説得力がありました

非情な任務第一人間に見せかけて 優しいロマンチックな人間です

妻には他の男に逃げられ 愛人スミコはアメリカのスパイに利用され 阿片中毒

タナカは コナーをスパイと知らず スミコを巡る恋仇と思って殺したのでした

アンナの事も気にかけています

コナーが死んだ時の事を知りたくて コナーが最後に一緒にいた女性スミコを捜すコナー

捕らえられた抵抗運動仲間を解放する 交換の人質として中国ゲリラがスミコの身柄をおさえていました

スミコを捜すソームズは 先々でゲリラ仲間と連絡とるアンナの姿を見ます

アンナを助け 何故か抱き合った所で 日本軍がソームズを連行 タナカの訊問を受けます

ソームズが利用していた男は 恋人と信じていた女性に裏切られ処刑されます

ソームズの上司は上海を離れるように言いますが ソームズはアンナが手配した車に乗り 遂にスミコに会います

阿片中毒のスミコは死にかけていました

アンナの命を守る為に スミコの居場所をアンソニーが教え
タナカ大佐と日本軍が踏み込んできます

タナカ大佐は スミコが助からない
あとは苦しむばかりで 死に瀕していることを悟りました

「寒くないか
何処にも 連れていってやれなかったな」 タナカ大佐は スミコに注射し 安楽死させます

スミコはタナカ大佐の頬に手を当てて 息絶えました

タナカ大佐は 女性に優しい男でした
傷つけようと思って捜していたのでは ないのです

できれば助けたかったのでしょう

タナカ大佐は 日本がアメリカに開戦布告したこと 真珠湾攻撃をしたことを ソームズに教えます

タナカ大佐は情報として 知ってはいたが関わっていないとも言います

ソームズ「コナーが殺された理由を知りたかった」

タナカ大佐「コナーは ただの恋仇として殺した 情報部員とは知らなかった」

アンナを迎えに来たアンソニーはソームズを殴ります

まあ 当然でしょう
好きだから 心ひかれたから人妻でも関係ない
手を出そうとする

相手が必死に守っているのに

それほどの覚悟もなく

つまらない男です

タナカ大佐が 事情を聞きたいと アンナを連行しようとしたので アンソニーはタナカ大佐と部下の日本軍軍人を撃ちます

タナカ大佐にとどめさそうとし 撃たれました

ソームズが運転し アンソニーとアンナは後部座席

日本軍の検問には アンソニーが「馬鹿やろう」と日本語喚き日本人のふりして切り抜けます

命が無いと悟ったアンソニーはソームズに言います
「妻を連れて逃げてくれ」

アンナ「あなた 許して 許して ごめんなさい」

アンソニー「もう君を守れない 逃げるんだ 約束だぞ

妻を租界から逃がせ」
それを最後の言葉に アンソニーは死にました

チョウ・ユンファ 雰囲気ある素敵な俳優さんです

ぐっときます

「出国できるのは欧米人だけだから どんなことがあっても僕から離れるな」

右往左往する人々
ひしめく群集

街から人を出すまいとする日本軍

最後はアンナを抱え上げるようにして 港へ向かうソームズ

中国を捨てて出ていくのかと詰問されたアンナ

ソームズの妻と身分を偽っています
「夫についていきます いつか戻ってくるけど」

船への列を見張るのはタナカ大佐
彼は生きていました

鋭い目が二人の姿をとらえました

タナカ大佐は見ないふりし 横を向きます

その後 アンナはマカオで下船し 上海に戻りました

幸運と勇気 中国ゲリラとして生き抜いたとか

ソームズも 一人上海へ舞い戻ったという ソームズの独白で 映画は終わります

魔都上海と呼ばれるほど 上海の魅力を描ききったとは言えず

苦悩するタナカ大佐
その存在感

渡辺謙さんとチョウ・ユンファさんが こんな役していたよ

その男っぷりを見ると割り切って鑑賞した方がいいです

もっともらしい表情しようとするソームズ
女には手を出そうとするけど スパイとしては無能ね

何もできてないじゃん

ばぁか
と 罵り ストレス解消するとか(笑)

きっとね 主役を変えたら どうにかなった映画です

「スーパーナチュラル」ウィンチェスター兄弟の父親役の俳優さんが 殺される男「コナー」を演じています


今夜のおかず

2012-12-10 19:30:58 | 子供のこと身辺雑記

今夜のおかず
今夜のおかず
今夜のおかず
宮崎の従兄から宮崎牛 神戸の叔父からは神戸牛が届いた

玉ねぎ ジャガイモ 麩はある

糸蒟蒻と焼き豆腐を買ってきて
すき焼き豆腐に

最初にお肉を焼いて 砂糖 味醂 酒 醤油で味付け 火を通したら いったん取り上げ
玉ねぎ ジャガイモ 糸蒟蒻 もやし 加えて ちょっと煮て 焼き豆腐 麩 茹でたほうれん草加えて煮て お肉を戻して出来上がり


「ソロモン・ケーン」(2009年)

2012-12-10 11:24:56 | 映画

ロバート・E・ハワード原作
ハワード氏はヒロイック・ファンタジーのヒーローのコナン・シリーズを書いた作家でもあります
アーノルド・シュワルツェネッガー氏が一躍 注目された映画化作品もありますね

ケーン船長は逆らう者は手下でさえためらいなく殺す酷薄冷血の男
手下を率い 北アフリカで探検中 悪魔の使いから 契約を破ったと 暴力ふるえば魂を奪われる呪いをかけられる

この時の戦い 出てくる化け物さん雰囲気あります

イングランドに戻ったケーンは 全財産を教会に寄付し 暴力から離れ静かな生活を送ってましたが 夢を見た聖職者が神のお告げと信じ ケーンを追い出します

放浪するしかないケーンですが 本当は鬼より強いのに 追い剥ぎにあっても無抵抗
いたぶられ捨てられます

ケーンが目覚めると馬車の中 清らかな娘メレディス(レイチェル・ハード・ウッド)が手当てし看病してくれていました
メレディスの父親ウィリアム・クロウソーン(ピート・スポルスウェイト)は一家を連れ新世界 アメリカを目指し旅行中でした

長男エドワード(アンソニー・ウィルクス)は妻子を喪い 一家は新しく生活をやり直す計画でした

ウィリアムの妻(アリス・クリーグ)は芯のしっかりした穏やかで温かく優しい女性

次男サミュエル(パトリック・ハード・ウッド)は好奇心旺盛で人なつっこく可愛い少年です

信仰心強いウィリアムは戦いに出たこともあり 肝の据わった 広い心持つ人間でした

ケーンは一家と過ごし 人や家庭の温かさを知ります

ソロモン・ケーンは 次男でした

粗暴で残酷な長男マルクスが城の後継ぎ
マルクスは父親(マックス・フォン・シドー)から聖職者になるよう 反抗すれば追放だと言われました
「逆らえば相続権を外す 教会へ入るのだ」さもなければ勘当だと

少年だったケーンは 崖の上で陰険な兄に押され 押し返したらー兄は断崖から落ちてしまいました

兄を殺してしまった!

少年はさすらううち戦場に身をおき いつしか人の命など何とも思わず 悪魔と呼ばれる男になっていました

16世紀 戦いは世界中に溢れていました

一家との平和な生活も長くは続かず 呪いがケーンを諦めず追いかけてきていました

また妖術師マラキが操る軍隊が 人々を殺したり攫ったり 化け物に変えたりしています

その手下が一家を襲い 話し合いで事をおさめようとしたケーンの目の前で サミュエルが殺され メレディスは攫われ エドワードは殺され 妻を庇ったウィリアムは重傷を負います

堪えきれないケーンの反撃は遅過ぎました

ウィリアムは苦しい息の下から ケーンに誓えと言います

娘をメレディスを取り戻してくれ
そうしたら 私には分かる
ケーンの魂も救われる
誓うんだ

ケーンは誓いました
例え自分の魂を悪魔に奪われても

ウィリアムは絶命
ケーンは ウィリアムの開いたままの瞼を下ろし閉ざしてやります
ウィリアムの妻は ウィリアムが「私の宝物の女性」と メレディスの写真が入ったロケットを手渡し「娘を連れ戻して」
気丈な女性です

ケーンは黒い馬に 黒ずくめの衣装 スラウチハットというそうですが つばの広いソフト帽を被り 捕らえられた人を解放しつつ メレディスを捜します

ケーンのスタイルは天野喜孝さん描く菊地秀行さんの小説の主人公「吸血鬼ハンターD」にちょっと似ています

こちらはロボット馬ではありませんが

探すうちケーンは教会で出会った神父(マッケンジー・クルック)に マラキに人食い化け物に変えられた人々を 床下に匿い 「元は私の信者だ」だから餌をやっているーと 騙して突き落とされました

人食い化け物がわらわらいる中へ

人食い化け物と戦い やっと外へ出たら そこは墓地

かつて無抵抗のケーンを半殺しの目に合わせた追い剥ぎならず者達に遭遇

彼らもマラキの手下となっていました

馬鹿にし かかってくるのを撃退
生かしておいた男にメレディスの行方を尋ねると 「死んだ」という答え

その男を人食い化け物の餌にし 旅を続けるケーンの心は 絶望に満ち 行く先々で酒に溺れます

が かつてのケーン船長時代の配下だった青年は 悪魔のように強いケーンを覚えていました

マラキに支配された現実を変えようと同志を募っています

ケーンに反乱の指導者となってくれと言うのですが

今や生きる希望を見失っているケーン

キリストのように掌を杭で十字架に打ちつけられ磔にされても 気にしてません

訪れる死を待つかのような姿です

そこを檻に入れ運ばれるメレディスが通りかかり ケーンを見つけ名前を呼びます

その声にケーンの目は生気を取り戻し 手を杭ごと 十字架から引き剥がし 地面へ転がり落ちます

かつての部下や 反乱軍達が マラキの手下と戦い ケーンを庇います

マラキがいるのは マラキの一番の部下お化け覆面がいるのは ケーンの育った城でした

反乱軍を率い城に攻め入るケーンは 囚われた人々を解き放つ牢獄で 鎖に繋がれた父親と再会しました

「マルクスは死んでいない 死んでいたら こんな事には ならなかった」
顔もずたずたになったマルクスの命を聖職者も医者も救えず 城主の父親は 妖術師マラキに縋った

命を救ってくれたら 全てを与える

今 起きていることに 責任があるのは自分なのだーと父親は言いました

懐かしそうに成長したケーンを眺めます
ここからいなくなった時 ケーンはまだ少年でした

いかなる数奇な運命が再び息子を この地へ呼び寄せたのか
「お前を永遠に失ったかと」

鎖を壊そうとするケーンに「鎖は魔術で繋がれている」
マラキを呼び出した自分が生きている限り マラキはこの地から去らない

だから自分を撃ち殺せーと 親殺しをしろと ケーンに迫ります
殺された多くの人々への贖罪

ケーンは父親を撃ちました

過酷な宿命を嘆いている暇は ありません
マラキを倒すのです
かつての部下に 戦い方が分かったと伝え 決戦の場に行きます

檻の中から メレディスが叫びます
「あなたを呼び寄せる罠なの」

構わずメレディスを自由にしようと檻に近づいて開けかけると 背後から覆面お化けになった卑怯者兄ちゃんマルクスが剣を突き刺します

マラキに操られているんだ 戦うのを止めようと ケーンの説得 効果なし

傷つきながら 兄ちゃん倒せば マラキ登場 デカい化け物解放
呼び出された地獄の魔物にケーンは苦戦するも勝ちます

召還した魔物が退治され マラキも滅びます
はい お疲れさん

ケーンはさすがに床に倒れ

メレディスは言います
あなたの魂は無事よ 救われたの

ケーンもウィリアムの言葉は正しかったと

その場へ生き残りの反乱軍も駆けつけます

マラキが消えて 手下達もいなくなったと

ウィリアムとの約束通りに ケーンはメレディスを母親のもとへ送っていきました

映画は三部作の予定で作られたそうです

学生時代 母が所有していた本で ヒロイック・ファンタジーを知りました
好きな分野です

まともな正統派ヒロイック・ファンタジー
どたばたしない作り
魔法と冒険に

格別 派手さはありませんが
こうした映画 好きです


出来れば 普通に観たい

2012-12-10 02:00:05 | スポーツ

順番通りに
フィギュアスケート グランプリファイナルのエキシビジョン
ちょっと観ていて 最後の方は疲れてしまった(笑)

最初に映ったのは 鈴木明子さんの「シェルブールの雨傘」 おろした髪 白い衣装でしっとりと優しい雰囲気で滑ります

羽生結弦さんは 体調不良の為 参加せずとのこと

高橋大輔さん「ブエノスアイレスの四季」
すごいな すごいな 素晴らしいなと感じ ただ見入ります
アンコールには「ロックンロール メドレー」
滑り出してすぐ会場から手拍子です

浅田真央さんは「メリーポピンズ」
晴れやかで可愛らしい笑顔での演技です
アンコールには「アイ ガット リズム」
インタビューに答えた浅田真央さんの言葉「すべて無事に終えて良かった
まだ以前の自分のレベルに達していないので 」
「(ソチに)すごく来て良かったと思います」

思い出のもう一度見たいエキシビジョンというコーナ―が番組の中でありました

浅田真央さんは「誓いージュピターー」 東北震災などで 日本にメッセージを伝えるのに一番いい曲だと」思って滑ったそうです

高橋大輔さんは 2007年21才の時「バチュラレット」
世界観がすごく好きで 「今 僕自身が もう一回 滑ってみたいプログラムです」

荒川静香さんは トリノで金メダルのエフゲニー・プルシェンコさん22才の時に筋肉スーツ着用のエキシビジョン

もう一回 観たいそうです

羽生結弦さんは 2009年 ジュニアグランプリ 優勝の時の「CHANGE」
三味線が曲に使われています
羽生さん まだ初々しいです
憧れるのはジョニー・ウィア―さんの「アヴェ マリア」
羽生「すごく美しいですし 惚れ込んでしまうくらいの美しさがある」

浅田真央さんと小塚崇彦さんは カート・ブラウニングさんの「雨に唄えば」
浅田真央「滑りに感動」
小塚崇彦「ミュージカル見てる感じ
惚れますよね」

町田樹さん「Don´t Stop me now」
メガネ マフラーの小道具にエアギター

鈴木明子さんは「リベルタンゴ」 初めてスタンディングオペレーションをもらったのだとか

荒川静香さんと松岡修造さんが 高橋大輔さんと浅田真央さんにインタビューするコーナーもありました

浅田真央「ソチのリングに また戻ってきたい」

高橋大輔「6分間練習で靴を履きに行って靴を忘れたり
上着を間違えたり 」随分 緊張されたそうです

そしてこのグランプリファイナルでは
「まさか自分は この世界のレベルで 優勝できないと思っていたので
嬉しいです」

浅田真央さんは 控えめで
高橋大輔さんも謙虚でした

アイスダンス フィギュア ペアの金・銀・銅

キ―ラ・コルピ
ハビエル・フェルナンデス
パトリック・チャンの演技もありました

最初に浅田真央さんと高橋大輔さんのエキシビジョンでの演技入ったので 少し気の抜けた思いで 番組を観ておりました