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夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

篠原千絵先生「海に墜ちるツバメ」小学館

2006-06-28 17:48:01 | 本と雑誌

「海に墜ちるツバメ」賞の対象となった脚本家が殺された ライバルの脚本家の殺人へ至る動機とは・・・

「記憶の足音」轢き殺してしまった?! 相手の姿が見える どうしよう―

「死刑台の72時間」別荘へ呼び出された5人の男女 この中に殺人犯 息子の仇がいるのだと 別荘の持ち主は言う だが それは

ベテランの作品 安心して読めます


「ヘラクレス」

2006-06-28 01:20:20 | 映画

ギリシァ神話の悲劇の英雄ヘラクレス その生い立ちと冒険を 従来の神話をかなり変えて作られた映画です

物語は 父に決められた夫が嫌いで その死を願う王家の血をひく女性がいます 彼女は女神ヘラの信者 対して夫(大好きなティモシー・ダルトンさんが演じています 渋くて素敵です)は ゼウスを信じているのでした ヘラの収穫祭で 彼女は 選んでおいた男を 生け贄に捧げようとしますが その人間は両性具有者でした 怒ってその者の両目を傷つけ 相手から呪いの言葉を受けます

海で彼女の夫から追放された男は はらいせにか 彼女を犯します その後身籠もり 何故か姿を変えたゼウスに犯されたと思い込んだ彼女は その子供はいらないと

妻が子供を産む前は 自分でない男の子は殺すと言っていた夫は 双子の男の子 どちらも自分の子だと言う

だが 今一人を妻はゼウスの子だから殺せと言い募る 一度は殺そうとするも殺せず 育てようとする夫 妻は冷酷にも殺したい赤子の寝台に 2匹の毒蛇を放つ その蛇を玩具にし 握って殺した赤子 夫はそれを見て間違いなくゼウス様の子と 確信を持つ その子の名は ヘラクレスと言った 母にうとまれ 双子のずる賢い弟に 差別されながら 父の愛だけは十分に受け ヘラクレスは成長する やがて愛した一度目の妻と母 弟の陰謀で 薬を飲まされたヘラクレスは 自分の子供を殺してしまう

その償いの為に 無茶な王の命令を受け 怪物退治や冒険に出かける 王や元ヘラクレスの妻だった王妃には 皮肉な事に 難行を終える度 ヘラクレスを慕う民衆は増えていくのだった

ヘラクレスの死で終わる 神話と違い このヘラクレスは幸福になります


「ルパン」

2006-06-28 00:39:33 | 映画

フランス映画です ほぼモーリス・ルブラン「カリオストロ伯爵夫人」と「カリオストロの復讐」の一部を もとにした内容でした 原作ファンとしては 納得いかない脚色も多くありましたが ま・・・我慢しましょう 許せないのは主役ルパンを演じた俳優が 貧弱!貧相・ハンサムじゃない! せいぜい こそどろ チンピラ 絶対に怪盗紳士じゃない

更に妖艶なる魅惑の美貌のはずのジョゼフィーヌ・バルサモことカリオストロ伯爵夫人が 魅力的じゃない

若き日のカトリーヌ・ドヌーブ ロミー・シュナイダー ミレーヌ・ドモンジョ もしくはデボラ・カーかイングリッド・バーグマン

そんな美女でなければ

ソフィ―・マルソーでもいい まだ雰囲気がある

主要人物さんに魅力がないと 勿体ないってば せっかく作るのに

若き日のルパンが 愛する従姉妹のクラリスがいるにも関わらず 捕らえられ殺されかけたいわくありげな美女を救う ―映画の女優さんは綺麗じゃないけど と しつこく―

やがて恐ろしい正体 嘘つき 残虐 冷酷さに気付き ルパンは清らかなクラリスへと 心が戻る

隠された財宝の在処を示す暗号を解くルパン 三巴の争奪戦

当然 最後に勝つのは ルパンだが

彼も 二つとない宝 息子をカリオストロ伯爵夫人にさらわれる

ルパンへの復讐に 連れていったのだ

映画見るより 間違いなく 原作の読後感が上です