夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

ELMO 16CL XENON 修理の前に

2020-06-20 15:49:15 | Weblog
分解したままなのでビスが何本か欠品です。どこかに仕舞いこんであると思いますが見つかりません。
こんなときは古いネジ新しいネジを放り込んである箱を探すしかありません。


映写機側のビスを参考に適当なのを見つけました。


ランプ周りも代用品を探して仮締め。


キセノンランプの陰極側のナットはこれを取って使いました。ついでにスプリングワッシャも拝借。


ナットとワッシャはスチールじゃなく真鍮製です。


キセノンランプは高圧ガスが封入してあってうっかり落としたりすると破裂する恐れがあるので袋に入れて保管しておきます。


ついでなので裏の中身を観察。


このモーターはACなのかDCなのか。50Hz/60Hzの切り替えはどこにもないしベルトを架け替える仕掛けもありません。
横の穴から懐中電灯を照らして覗いたら整流子があります。出力軸側からリード線が出ているところから判断するとこれはDCモーターで、電子ガバナー?で回転数を決めているんだと思います。


軸を手で回してプーリーの減速比を調べると1/2.5に落としています。単純な頭で計算するとモーターは3,600rpm。(これで合ってるのかな?)


もしランプ系が故障していたら思い切ってテレシネ専用機にしちゃうつもりですが、その場合はモーター部を改造する必要があります。それも大変な労力ですが。


これが裏カバー内に組み込んであるキセノンランプの電源部です。前に調べたときはトリガーは掛かっているのに放電が始まらずイオン臭が出て怖くなってやめたんです。
今度は落ち着いて調べてみます。キセノンランプに付けてある「トリガーワイヤー」がヒントかも。前に見たとき細い線が焼け切れていた気がします。


追伸:モーター部を更に観察したらこれは回転数の調整VRかも知れません。

試しにいじってもいいんですが24コマに戻す手段がないのでいずれまた。
でもこれで正確に20コマ(フリッカーが出ません)が出れば空中像撮影のテレシネに使えます。ランプは6Vのハロゲン球。これが回転数調整VRなら外して線を引き出して外に普通サイズのVRを取り付ければ便利です。
思い切ってテレシネ専用機にしちゃおうかな。
コメント
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