くりラボ

テンプレートの話題はご法度

くりまるさんの手遅れは気づく前に起こる話。

2013-03-23 22:36:10 | Weblog
英会話後に最近会社を辞めた友人に転職用の履歴書の書き方を教えに行った。
なんか自作するらしい。フォームすらも。

Open Officeをインストールしてあげた。
あとは勝手にやってた。僕は漫画を読んでいた。そして読み終えた頃には出来てた。

僕は何しに行ったんだと。

7年勤めた会社を辞めるっていうのは一体どういう心境なのか分からないけれど、相当な覚悟があると思われる。
未来を見据えた話だというので納得した。大したもんだ。

それくらいのチャレンジをする気概を持つのは大事だが、一方でリスク管理がおざなりになっているのも確か。
どうしてもダメだから辞めなくてはならない場合もある。そうした場合にその先をどう創るかで性格が出る。

①入念に調査してきっちり予定を立てるタイプ、②とりあえず行動してみて後から帳尻をあわせるタイプ、③何もせずチャンスを待つタイプ。

僕は②かな。①は向いてない。なぜなら情報を信用せず確実に安全側に行動してしまうからだ。
例えて言うなら、12時45分に正門集合で前日終電帰宅だから可能な限り遅く出ればいいのに、電車遅れたらどうしようとかそういういろいろなことを考えて結局12時25分に着いてしまうというそんな感じ。昨日のことだけど。

本当ならもっとよい選択ができるかもしれないけれど、何かを信用できなくて安全策を取ってしまう。
事実を積み重ねつつ、目の前の最善策をリスクと相談しながら検討する方が僕は楽だ。

が、それだけでは足りない。いわゆる無鉄砲なのと変わらない。
頭の中にはひとつの軸となる自分の欲や目指す姿といった大局観があって、
その指向性が選択や行動に反映されている必要がある。
それがあるのと無いので先々に大きく影響すると思うのだ。
というかそもそもそういうのがあれば自然と行動に現れるような気もするけれど。

そいつは自分では①のつもりでいるけれど、多分僕と同じで②だと思うけど、場合によっては③になりうるところが危険。

大事なのは職を探す前に何をしてきてどうしたいかが確固たるものとなっているかどうかであって、
職を探す段階では既に手遅れになってることもある。

ということで焦る前にまずそのあたりの自己分析をした方がよいと思うのだけど、
本人がやたらとやる気なのでとりあえず吉報を待つことにした。

何をしたいか、どうありたいか、何をすべきかのどれかに答えがある。
僕は何をしたいとかいう希望は特にないけれど、どうありたいかと何をすべきかは昔から変わらず固まってる。
本人はこの転職というタイミングでどういう解を出すのか一つ楽しみだ。

人の転機を楽しむくりも。
自分じゃないから気が楽なのだ。えぇ邪道です。黙れ。

明日ものんびり。桜を見に行こうかな。
東京は満開宣言だけど、名城公園はまだ早いかな。